JOURNAL

廃棄されるものは伝票のみ!新たな梱包材を導入しました

廃棄されるものは伝票のみ!新たな梱包材を導入しました

シングルユースの梱包材の見直しをしました 私たちSOLITは、自分のために丈や仕様などを自由に選択ができる反面、その選択肢に迷われる方がいます。そのため、不定期に開催する試着会や「おうちでSOLIT」というご自宅や施設でゆっくり試着ができるサービスを行っています。  おうちでSOLITはこちら   そこで、プロダクトを往復郵送する機会が増えたことをきっかけに、シングルユースの梱包材の見直しをしました。 初期は、できる限り再生しやすい素材であることや、必要以上のプリントやテープを使わないように、段ボールの再利用をしていたものの、一度往復しただけで破損が見受けられたり、あまり回数を重ねることはできないことがわかりました。 服づくりスタジオ「桜三丁目」さんと出会い、見つけた送れるバック プロダクトも保護でき、繰り返し使える梱包材があれば、環境負荷をより最小限にできるのでは?と考えたものの、国外では多くの再利用可能な梱包材が生まれてるにも関わらず、日本ではほとんど作られていないことがわかりました。 自分たちで新たに作ることも考えたのですが、またこのために環境負荷やコスト面を捉えた際の新たなものを生み出すことへの違和感もあり、試行錯誤した時に出会ったのがテントを再活用した「送れるバッグ」です。   以前より、私たちSOLITが開発したプロダクトがより長く着続けてもらえるように、多様な人にも地球環境にも配慮されたオールインクルーシブな未来の実現に共感してくださるリペア・リメイクができる方を探していました。その中で、偶然instagramで拝見したのが「桜三丁目」さんです。 今回、廃テントを活用してリメイクされた「送れるバック」を以前作られていると伺い、SOLITの配送においても活用できないか相談させていただいたことからこの出会いは始まりました。 桜三丁目とは 服をつくりたい(着たい)人とつくる人とが入り乱れる服づくりスタジオ。 戦友となるような服をづくりを目指しながら、着つづけるためのリペア、リメイクも含めてものづくりとして取り組んでいます。 テントの廃材を使用した送れるバック この投稿をInstagramで見る 桜三丁目(@sakurasanchoume)がシェアした投稿   桜三丁目さんから: 私たちの仕事は、素材を服(やもの)に変えることなので、元が新しいものであるとか古いものであるとかはあまり気にしてません。元が服だったらリメイクやリペアになるし、生地だったら仕立てになるし、古いものだったらアップサイクルと呼ばれたりもします。笑 テントの送れるバッグは、元々は撥水加工の薄手の生地でつくってもらう予定でした。その生地選びがコストや機能面で難航していたタイミングで、たまたまテントの廃材が手に入り、色のかわいさもあるし、撥水や軽さ、丈夫さなどの機能面も合うとおもったので、テントの生地でつくりました。 環境にbetterな選択であるポイント そもそもSOLITの梱包方法ではビニールを使用せずテープも最小限の使用にとどめているものの、それでもこれまでは 2往復で1度段ボールを廃棄 2回目の使用時は段ボールが弱くなっているためにテープの利用が少し増えてしまう という状態でした。この新たな梱包材を導入することで、廃棄されるものは「伝票のみ」になっています。また、この梱包材は「入れる荷物の量に合わせて形が変わる」という優れもののため、無駄な空気は一切運ばないことにもつながります。 SOLITの思い 今回導入のためのリサーチをしてみて、「繰り返し使える梱包材」が国内ではほとんど生まれていないことが分かりました。通販で段ボールを使用する機会が増えて梱包材は使ったら捨てるのがスタンダートになっていますが、送り返したり循環していくようなものがもっと増えたらもっともっと環境にやさしいのではないかとおもいます。 まずはSOLITの取り組みとして取り入れられたことがうれしいですし、桜三丁目さんの温かいプロダクトを使わせていただけることもうれしいです!...

廃棄されるものは伝票のみ!新たな梱包材を導入しました

シングルユースの梱包材の見直しをしました 私たちSOLITは、自分のために丈や仕様などを自由に選択ができる反面、その選択肢に迷われる方がいます。そのため、不定期に開催する試着会や「おうちでSOLIT」というご自宅や施設でゆっくり試着ができるサービスを行っています。  おうちでSOLITはこちら   そこで、プロダクトを往復郵送する機会が増えたことをきっかけに、シングルユースの梱包材の見直しをしました。 初期は、できる限り再生しやすい素材であることや、必要以上のプリントやテープを使わないように、段ボールの再利用をしていたものの、一度往復しただけで破損が見受けられたり、あまり回数を重ねることはできないことがわかりました。 服づくりスタジオ「桜三丁目」さんと出会い、見つけた送れるバック プロダクトも保護でき、繰り返し使える梱包材があれば、環境負荷をより最小限にできるのでは?と考えたものの、国外では多くの再利用可能な梱包材が生まれてるにも関わらず、日本ではほとんど作られていないことがわかりました。 自分たちで新たに作ることも考えたのですが、またこのために環境負荷やコスト面を捉えた際の新たなものを生み出すことへの違和感もあり、試行錯誤した時に出会ったのがテントを再活用した「送れるバッグ」です。   以前より、私たちSOLITが開発したプロダクトがより長く着続けてもらえるように、多様な人にも地球環境にも配慮されたオールインクルーシブな未来の実現に共感してくださるリペア・リメイクができる方を探していました。その中で、偶然instagramで拝見したのが「桜三丁目」さんです。 今回、廃テントを活用してリメイクされた「送れるバック」を以前作られていると伺い、SOLITの配送においても活用できないか相談させていただいたことからこの出会いは始まりました。 桜三丁目とは 服をつくりたい(着たい)人とつくる人とが入り乱れる服づくりスタジオ。 戦友となるような服をづくりを目指しながら、着つづけるためのリペア、リメイクも含めてものづくりとして取り組んでいます。 テントの廃材を使用した送れるバック この投稿をInstagramで見る 桜三丁目(@sakurasanchoume)がシェアした投稿   桜三丁目さんから: 私たちの仕事は、素材を服(やもの)に変えることなので、元が新しいものであるとか古いものであるとかはあまり気にしてません。元が服だったらリメイクやリペアになるし、生地だったら仕立てになるし、古いものだったらアップサイクルと呼ばれたりもします。笑 テントの送れるバッグは、元々は撥水加工の薄手の生地でつくってもらう予定でした。その生地選びがコストや機能面で難航していたタイミングで、たまたまテントの廃材が手に入り、色のかわいさもあるし、撥水や軽さ、丈夫さなどの機能面も合うとおもったので、テントの生地でつくりました。 環境にbetterな選択であるポイント そもそもSOLITの梱包方法ではビニールを使用せずテープも最小限の使用にとどめているものの、それでもこれまでは 2往復で1度段ボールを廃棄 2回目の使用時は段ボールが弱くなっているためにテープの利用が少し増えてしまう という状態でした。この新たな梱包材を導入することで、廃棄されるものは「伝票のみ」になっています。また、この梱包材は「入れる荷物の量に合わせて形が変わる」という優れもののため、無駄な空気は一切運ばないことにもつながります。 SOLITの思い 今回導入のためのリサーチをしてみて、「繰り返し使える梱包材」が国内ではほとんど生まれていないことが分かりました。通販で段ボールを使用する機会が増えて梱包材は使ったら捨てるのがスタンダートになっていますが、送り返したり循環していくようなものがもっと増えたらもっともっと環境にやさしいのではないかとおもいます。 まずはSOLITの取り組みとして取り入れられたことがうれしいですし、桜三丁目さんの温かいプロダクトを使わせていただけることもうれしいです!...

全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ、SOLITもともに

全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ、SOLITもともに

世界3大デザインアワードと称される「iF DESIGN AWARD」でも、世界中の審査員から評価されたSOLITのインクルーシブデザイン。 これまでのファッションブランド「SOLIT!」の開発で培ったダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)とサステナビリティの知識、人間を中心としたプロダクト開発の調査研究、そしてニーズ・イシュードリブンデザインによって、私たちは現在企業の新規事業開発や方針策定の伴走支援も行っています。   全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ 今回、2024年までのコミットメントとして、インクルーシブデザインが考慮された新商品の品番構成比率20%以上にすると掲げる「コクヨ株式会社」と協働することになりました。 コクヨのマテリアリティ コクヨは長期ビジョンに対して、「新しい働き方の提案」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「気候危機への対応」「循環型社会への貢献」「自然共生社会への貢献」の5つを重点課題としています。そしてなによりコクヨの強みは「共感共創」。これまでも共感によりサービスが生まれ、新しい価値を創造してきたことを携え、D&Iだけでなく、D&I&I(Innovation)を掲げ、タスクフォースが立ち上がりました。 私たちSOLITはそのタスクフォースのみなさんとともに、毎週顔を合わせて打ち合わせをし、組織体制・意思決定プロセス・企画開発フローをはじめとして、ただアウトプット1点の改善やリリースを目指すのではなく、会社としての「体質を変える」ことからご一緒しています。(そしてここまでの意思決定をされていること自体がとても素敵だなとおもっています!)   みんなで、見えない世界とつながる D&Iを学び実践するにあたり、机上の空論とならず、実際に「体験をする」ということは大きく学びや言語化されていない「感覚」を掴むにはとてもいい機会になります。また、ともに事業/プロジェクト運営を行う仲間とともに視察をすることにより、目線合わせや共通言語をもつこと、そして事業推進・意思決定の効率化・チームビルディングに繋がります。  そこで今回私たちは、コクヨのD&Iタスクフォースチームのみなさんを一堂に集結していただき、 チームの多様性を気づき、相互理解を促すワークショップ 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されているゲストとの対話 見えない世界の体験 という大きく分けて3つの時間をともにしました。   最後には皆さん同士が「友達」になっていたことがとても嬉しくて、「ターゲット」のための開発ではなく、好きな「友達」のためにものをつくるという姿勢への変化が生まれたのは私たちも驚きでした。   複雑なものを、複雑なまま捉える 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されている方をお呼びし、それぞれから今どんな活動をされているのかを教えてもらった後、コクヨが「働く」「学ぶ」「暮らす」ということを主軸においている企業だからこそ、これまでの組織や働く場所として 「こうだったらよかったな」「ここはよかったな」と思うことはなにかという主題で対話が繰り広げられました。   見えない人、見える人、聴こえない人、聴こえる人、歩ける人、歩けない人、 歌が好きな人、人前で話すのが苦手な人、ジョークが好きな人、アイデアを出すのが苦手な人 文具にこだわりがある人、文具を懐かしいと感じる人...   今回は「ゲスト」としてお呼びした5人と、コクヨのタスクフォースのみなさんがともに時間を過ごす中で、それぞれ全く異なる存在であり「全くの一緒」ということはないのだということが徐々に感覚としてわかり始めた時、徐々にその関係性が「仲間」に変わり、「友達」に変わっていくことが外から見ていて伝わってきました。...

全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ、SOLITもともに

世界3大デザインアワードと称される「iF DESIGN AWARD」でも、世界中の審査員から評価されたSOLITのインクルーシブデザイン。 これまでのファッションブランド「SOLIT!」の開発で培ったダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)とサステナビリティの知識、人間を中心としたプロダクト開発の調査研究、そしてニーズ・イシュードリブンデザインによって、私たちは現在企業の新規事業開発や方針策定の伴走支援も行っています。   全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ 今回、2024年までのコミットメントとして、インクルーシブデザインが考慮された新商品の品番構成比率20%以上にすると掲げる「コクヨ株式会社」と協働することになりました。 コクヨのマテリアリティ コクヨは長期ビジョンに対して、「新しい働き方の提案」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「気候危機への対応」「循環型社会への貢献」「自然共生社会への貢献」の5つを重点課題としています。そしてなによりコクヨの強みは「共感共創」。これまでも共感によりサービスが生まれ、新しい価値を創造してきたことを携え、D&Iだけでなく、D&I&I(Innovation)を掲げ、タスクフォースが立ち上がりました。 私たちSOLITはそのタスクフォースのみなさんとともに、毎週顔を合わせて打ち合わせをし、組織体制・意思決定プロセス・企画開発フローをはじめとして、ただアウトプット1点の改善やリリースを目指すのではなく、会社としての「体質を変える」ことからご一緒しています。(そしてここまでの意思決定をされていること自体がとても素敵だなとおもっています!)   みんなで、見えない世界とつながる D&Iを学び実践するにあたり、机上の空論とならず、実際に「体験をする」ということは大きく学びや言語化されていない「感覚」を掴むにはとてもいい機会になります。また、ともに事業/プロジェクト運営を行う仲間とともに視察をすることにより、目線合わせや共通言語をもつこと、そして事業推進・意思決定の効率化・チームビルディングに繋がります。  そこで今回私たちは、コクヨのD&Iタスクフォースチームのみなさんを一堂に集結していただき、 チームの多様性を気づき、相互理解を促すワークショップ 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されているゲストとの対話 見えない世界の体験 という大きく分けて3つの時間をともにしました。   最後には皆さん同士が「友達」になっていたことがとても嬉しくて、「ターゲット」のための開発ではなく、好きな「友達」のためにものをつくるという姿勢への変化が生まれたのは私たちも驚きでした。   複雑なものを、複雑なまま捉える 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されている方をお呼びし、それぞれから今どんな活動をされているのかを教えてもらった後、コクヨが「働く」「学ぶ」「暮らす」ということを主軸においている企業だからこそ、これまでの組織や働く場所として 「こうだったらよかったな」「ここはよかったな」と思うことはなにかという主題で対話が繰り広げられました。   見えない人、見える人、聴こえない人、聴こえる人、歩ける人、歩けない人、 歌が好きな人、人前で話すのが苦手な人、ジョークが好きな人、アイデアを出すのが苦手な人 文具にこだわりがある人、文具を懐かしいと感じる人...   今回は「ゲスト」としてお呼びした5人と、コクヨのタスクフォースのみなさんがともに時間を過ごす中で、それぞれ全く異なる存在であり「全くの一緒」ということはないのだということが徐々に感覚としてわかり始めた時、徐々にその関係性が「仲間」に変わり、「友達」に変わっていくことが外から見ていて伝わってきました。...

SOLIT2周年「SHAKE YOUR SELF AWAKE」 / イベントレポート

SOLIT2周年「SHAKE YOUR SELF AWAKE」 / イベントレポート

こんにちは!2022年7月からSOLITインターンをしている、きみかです。 私たちは、2022年9月15日に2周年を迎え、それを記念し9月17日にSOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」を開催しました! イベントにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。 今回のテーマでもある「SHAKE YOURSELF AWAKE(自分を奮い立たせよう)」の通り、楽しいだけでなく、学びにもなる空間になっていたら嬉しいです。 イベントに参加できなかった方にもイベントの雰囲気を伝えられたらと思い、今回のJOURNALを書いています。是非ご覧ください!   カワイイだけじゃない、Tシャツの価値観が変わる「Aurora Tee」 SOLIT2周年を記念して、ひとりひとり、異なる輝きを秘めるオーガニックコットン100%のTシャツ「Aurora Tee」を初お披露目しました。その場で購入してそのまま着て帰られる方がいらっしゃるほど。 多くの来場してくださった皆さんが、その着心地だけでなく、プロダクトが生まれた背景やオーロラに輝くリフレクターの機能性に驚かれていました!(プロダクトに関しての詳しい情報はこちら:https://solit-japan.com/blogs/journal/aurora-tee ) (インターンあつきがヒヤシンスブルーのAurora Teeを着ている後ろ姿) 普段、私は「見た目の好み」でTシャツを見ていました。しかし、この「Aurora Tee」はそんなT-シャツに対する価値観を変えてくれました。 オーロラに輝くことで可愛さがありつつ、遊び心もくすぐられる。さらに、当事者課題に応えた機能性を持っていて、プロダクトを多様な視点で見つめ直すきっかけとなりました。 スマートフォンのカメラでフラッシュを当てながら撮影をすると、明るい昼間でもオーロラ色に光る様子が伺えます。(参加された皆さんとともに、わたしも写真を撮って楽しみました。笑)   ファッションの課題を皆さんと考えられた学びの時間 今回初めて取り入れた「LEARNING TIME」。現代のファッション産業の環境・人権に関する課題を学び、その課題に対してSOLITはどのように取り組んでいるのかをお伝えするプログラムです。 ただ服を見た目や価格だけで判断するのではなく、その背景にある課題や意味合いを知り、共に対話をすることで新たな服との出会いを紡げたらと思い企画をしました。 (筆者(きみか)がお客様へSOLITの活動紹介をしている場面) その場に参加された皆さんの中には、SOLITを初めて知った方もいらっしゃったり、私たちの話に興味を持って聞いて下さる姿勢にやりがいを感じました。私もSOLITについてより知ってもらいたいと思い、予定にはないことをつい色々と喋ってしまいました…。 またこのLEARNING...

SOLIT2周年「SHAKE YOUR SELF AWAKE」 / イベントレポート

こんにちは!2022年7月からSOLITインターンをしている、きみかです。 私たちは、2022年9月15日に2周年を迎え、それを記念し9月17日にSOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」を開催しました! イベントにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。 今回のテーマでもある「SHAKE YOURSELF AWAKE(自分を奮い立たせよう)」の通り、楽しいだけでなく、学びにもなる空間になっていたら嬉しいです。 イベントに参加できなかった方にもイベントの雰囲気を伝えられたらと思い、今回のJOURNALを書いています。是非ご覧ください!   カワイイだけじゃない、Tシャツの価値観が変わる「Aurora Tee」 SOLIT2周年を記念して、ひとりひとり、異なる輝きを秘めるオーガニックコットン100%のTシャツ「Aurora Tee」を初お披露目しました。その場で購入してそのまま着て帰られる方がいらっしゃるほど。 多くの来場してくださった皆さんが、その着心地だけでなく、プロダクトが生まれた背景やオーロラに輝くリフレクターの機能性に驚かれていました!(プロダクトに関しての詳しい情報はこちら:https://solit-japan.com/blogs/journal/aurora-tee ) (インターンあつきがヒヤシンスブルーのAurora Teeを着ている後ろ姿) 普段、私は「見た目の好み」でTシャツを見ていました。しかし、この「Aurora Tee」はそんなT-シャツに対する価値観を変えてくれました。 オーロラに輝くことで可愛さがありつつ、遊び心もくすぐられる。さらに、当事者課題に応えた機能性を持っていて、プロダクトを多様な視点で見つめ直すきっかけとなりました。 スマートフォンのカメラでフラッシュを当てながら撮影をすると、明るい昼間でもオーロラ色に光る様子が伺えます。(参加された皆さんとともに、わたしも写真を撮って楽しみました。笑)   ファッションの課題を皆さんと考えられた学びの時間 今回初めて取り入れた「LEARNING TIME」。現代のファッション産業の環境・人権に関する課題を学び、その課題に対してSOLITはどのように取り組んでいるのかをお伝えするプログラムです。 ただ服を見た目や価格だけで判断するのではなく、その背景にある課題や意味合いを知り、共に対話をすることで新たな服との出会いを紡げたらと思い企画をしました。 (筆者(きみか)がお客様へSOLITの活動紹介をしている場面) その場に参加された皆さんの中には、SOLITを初めて知った方もいらっしゃったり、私たちの話に興味を持って聞いて下さる姿勢にやりがいを感じました。私もSOLITについてより知ってもらいたいと思い、予定にはないことをつい色々と喋ってしまいました…。 またこのLEARNING...

ひとりひとり、異なる輝きを秘める「Aurora Tee」

ひとりひとり、異なる輝きを秘める「Aurora Tee」

こんにちは!SOLIT代表の田中美咲です。 2022年4月25日に、1年ぶりの新作「Thought Shirt」を生み出し、約半年。私たちSOLITの目指すオールインクルーシブな世界や、そこで起きる人々のあり方にあった開発を行う方との出会いがあり、急遽ご一緒することになりました。その背景をお伝えします! 「SOLIT、この言葉はあなたのために」 これまで、SOLITでは、障害やセクシュアリティ、体型や肌の色などのそれぞれ違いを超えて、それら分類によって勝手にカテゴライズされてアイデンティティを決めつけられるような画一的なプロダクトではなく、「一人一人がありのまま自分らしくあれる」ことを大切にしてきました。 「幕開け」を意味するDawn(読み方:どーん)シリーズは、自分の好みにあわせてパーツを自分で選択できるようにすることで、ファッションが人を選ぶのではなく、人がファッションを選ぶといった主導権を民主化していく。 パンデミックや戦争を背景に、自分たちが自由と平和を取り戻すため「開放と願い」を意味するThought(読み方:そーと)シリーズは、多くの方の手に届き、着用時の開放感から解き放たれるような感覚だと評価いただいています。 とてもすてき、めちゃくちゃいい、やばい...といったスラングの「SOLIT」。この言葉は、何かのカテゴリーや属性を評価するものではなく、あなたそのもの、その存在に対して伝えたい。SOLIT, IT’S FOR YOU. とても素敵、この言葉をあなたのために伝えたい、それをさらに思い、次のシリーズ「Aurora」が生まれました。 ひとりひとりの異なる輝きを秘める、SOLIT第三のシリーズ「Aurora」 次の商品は、ざっくりいうと「Tシャツ」です。 これまでのジャケットやパンツ、シャツよりも、もっともっと気軽に着ることができるものにしました。 私たちはひとりひとりが全く異なる存在であり、比べることなどできないのだとおもいます。それでもどこか、他人と比べたり、以前の自分と比べてしまったり。それによって苦しくなったり、自分を否定してしまう人も多くいることを知っています。 それでも、私たちは言い続けたい、ひとりひとりが同じ存在などなく、そしてひとりひとりが全く異なる輝きを秘めているのだと。その「違い」や「輝き」から、「Aurora(読み方:おーろら)」と名付けました。 そしてその「Aurora」を表現するのは、シンプルなデザインで昼間はあまり目立たないけれど、光が当たったり、夜の車のライトを浴びるとオーロラに反射する「リフレクター」。胸元と背中の上部に添えています。その輝きの美しさもさることながら、夜の外出やウォーキング・ランニング時にその存在がわかることによって、今より少しでも安心して外に出られるようになったら嬉しいです。 Made in Bangladesh, Made by Fukui Tシャツはバングラディシュからのオーガニックコットン100%のもの。そしてリフレクター部分は福井県でつくられています。 福井は、絹織物の歴史を背景に、現在では合成繊維の生産で国内トップレベルのシェアを誇ります。私たちSOLITは、この度ご縁があり、福井県福井市を拠点とされている反射材メーカーの株式会社丸仁のみなさまにお力添えいただき、オーロラに艶めくリフレクターを添えました。 やわらかく、着心地もいいので是非試してみてください!      ...

ひとりひとり、異なる輝きを秘める「Aurora Tee」

こんにちは!SOLIT代表の田中美咲です。 2022年4月25日に、1年ぶりの新作「Thought Shirt」を生み出し、約半年。私たちSOLITの目指すオールインクルーシブな世界や、そこで起きる人々のあり方にあった開発を行う方との出会いがあり、急遽ご一緒することになりました。その背景をお伝えします! 「SOLIT、この言葉はあなたのために」 これまで、SOLITでは、障害やセクシュアリティ、体型や肌の色などのそれぞれ違いを超えて、それら分類によって勝手にカテゴライズされてアイデンティティを決めつけられるような画一的なプロダクトではなく、「一人一人がありのまま自分らしくあれる」ことを大切にしてきました。 「幕開け」を意味するDawn(読み方:どーん)シリーズは、自分の好みにあわせてパーツを自分で選択できるようにすることで、ファッションが人を選ぶのではなく、人がファッションを選ぶといった主導権を民主化していく。 パンデミックや戦争を背景に、自分たちが自由と平和を取り戻すため「開放と願い」を意味するThought(読み方:そーと)シリーズは、多くの方の手に届き、着用時の開放感から解き放たれるような感覚だと評価いただいています。 とてもすてき、めちゃくちゃいい、やばい...といったスラングの「SOLIT」。この言葉は、何かのカテゴリーや属性を評価するものではなく、あなたそのもの、その存在に対して伝えたい。SOLIT, IT’S FOR YOU. とても素敵、この言葉をあなたのために伝えたい、それをさらに思い、次のシリーズ「Aurora」が生まれました。 ひとりひとりの異なる輝きを秘める、SOLIT第三のシリーズ「Aurora」 次の商品は、ざっくりいうと「Tシャツ」です。 これまでのジャケットやパンツ、シャツよりも、もっともっと気軽に着ることができるものにしました。 私たちはひとりひとりが全く異なる存在であり、比べることなどできないのだとおもいます。それでもどこか、他人と比べたり、以前の自分と比べてしまったり。それによって苦しくなったり、自分を否定してしまう人も多くいることを知っています。 それでも、私たちは言い続けたい、ひとりひとりが同じ存在などなく、そしてひとりひとりが全く異なる輝きを秘めているのだと。その「違い」や「輝き」から、「Aurora(読み方:おーろら)」と名付けました。 そしてその「Aurora」を表現するのは、シンプルなデザインで昼間はあまり目立たないけれど、光が当たったり、夜の車のライトを浴びるとオーロラに反射する「リフレクター」。胸元と背中の上部に添えています。その輝きの美しさもさることながら、夜の外出やウォーキング・ランニング時にその存在がわかることによって、今より少しでも安心して外に出られるようになったら嬉しいです。 Made in Bangladesh, Made by Fukui Tシャツはバングラディシュからのオーガニックコットン100%のもの。そしてリフレクター部分は福井県でつくられています。 福井は、絹織物の歴史を背景に、現在では合成繊維の生産で国内トップレベルのシェアを誇ります。私たちSOLITは、この度ご縁があり、福井県福井市を拠点とされている反射材メーカーの株式会社丸仁のみなさまにお力添えいただき、オーロラに艶めくリフレクターを添えました。 やわらかく、着心地もいいので是非試してみてください!      ...

SOLITの2年とこれから

SOLITの2年とこれから

こんにちは!SOLIT代表の田中美咲です。 2020年9月15日、国連が定めたこの世界民主化運動の日に私たちSOLITはこの世に誕生しました。あれから2年、想像を超えた出来事が連続的に発生し、てんやわんやの時もあれば、新しい出会いやたくさんの応援の声もあり、あっというまに時間が溶けていったような気もします。 まだまだ未熟な私たちですが、ここに2年の振り返りをまとめました。全てが私たちだけでは実現できなかったこと。本当にここまで応援、ご支援、お力添えいただいた皆様、ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです! お時間のある方は、是非ご覧ください!   夢に出てきた、だからはじめた DAY:2020年3月-6月MEMBER:1人〜3人 最初は、私(SOLIT代表 田中美咲)が当時通っていた、大学院の講義の中で出てきたアイデアがスタートでした。そこからできそうなことからコツコツと始めた..それがSOLITのはじまりです。  当時、代表の田中が書いたnote / 「本当は、もっと、ファッションを楽しみたい。それだけなのに。」   仲間を集めプロトタイピング DAY:2020年7月-8月MEMBER:4人〜10人 大学院の時の同級生や、以前一緒に事業を立ち上げたり、切磋琢磨してきた起業家仲間たちに少しずつ声をかけ、手伝ってもらったり、相談をさせてもらいながら試作品をつくっては修正し...つくっては修正し...を繰り返していました。 当時のnote / 「SOLITを設立します」   クラウドファンディングで創業 DAY:2020年11月26日-2020年12月25日MEMBER:10人〜20人THINGS:- 187人の応援- 4,145,000円の支援(103%達成) クラウドファンディングページ 岸和田リハビリテーション病院・SDX研究所と協働開始 DAY:2021年5月11日MEMBER:20人-40人 岸和田リハビリテーション病院と、SDX研究所と協働。入院中・退院後において、ファッションに関する課題調査分析、解決策立案・製作などを実施しました。 いかにして、サイズや形や、既存の価値観、産業構造の画一的な「ファッション」が、私たちの多様な体型や特徴を受け入れ、服をただ楽しみたいとそう想う者のもとでその力を発揮するのだろうかーーこの問いを胸に抱いて、私たちは2020年の3月にアイデアを出し、同年9月に法人化、この2021年5月20日に構想が具現化されたこのブランド「SOLIT」を一般リリースをすることになりました。 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000070106.html...

SOLITの2年とこれから

こんにちは!SOLIT代表の田中美咲です。 2020年9月15日、国連が定めたこの世界民主化運動の日に私たちSOLITはこの世に誕生しました。あれから2年、想像を超えた出来事が連続的に発生し、てんやわんやの時もあれば、新しい出会いやたくさんの応援の声もあり、あっというまに時間が溶けていったような気もします。 まだまだ未熟な私たちですが、ここに2年の振り返りをまとめました。全てが私たちだけでは実現できなかったこと。本当にここまで応援、ご支援、お力添えいただいた皆様、ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです! お時間のある方は、是非ご覧ください!   夢に出てきた、だからはじめた DAY:2020年3月-6月MEMBER:1人〜3人 最初は、私(SOLIT代表 田中美咲)が当時通っていた、大学院の講義の中で出てきたアイデアがスタートでした。そこからできそうなことからコツコツと始めた..それがSOLITのはじまりです。  当時、代表の田中が書いたnote / 「本当は、もっと、ファッションを楽しみたい。それだけなのに。」   仲間を集めプロトタイピング DAY:2020年7月-8月MEMBER:4人〜10人 大学院の時の同級生や、以前一緒に事業を立ち上げたり、切磋琢磨してきた起業家仲間たちに少しずつ声をかけ、手伝ってもらったり、相談をさせてもらいながら試作品をつくっては修正し...つくっては修正し...を繰り返していました。 当時のnote / 「SOLITを設立します」   クラウドファンディングで創業 DAY:2020年11月26日-2020年12月25日MEMBER:10人〜20人THINGS:- 187人の応援- 4,145,000円の支援(103%達成) クラウドファンディングページ 岸和田リハビリテーション病院・SDX研究所と協働開始 DAY:2021年5月11日MEMBER:20人-40人 岸和田リハビリテーション病院と、SDX研究所と協働。入院中・退院後において、ファッションに関する課題調査分析、解決策立案・製作などを実施しました。 いかにして、サイズや形や、既存の価値観、産業構造の画一的な「ファッション」が、私たちの多様な体型や特徴を受け入れ、服をただ楽しみたいとそう想う者のもとでその力を発揮するのだろうかーーこの問いを胸に抱いて、私たちは2020年の3月にアイデアを出し、同年9月に法人化、この2021年5月20日に構想が具現化されたこのブランド「SOLIT」を一般リリースをすることになりました。 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000070106.html...

【イベント情報】SOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」

【イベント情報】SOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」

ついに!皆様の応援やお力添えがあり、2020年9月15日に創業してからSOLIT株式会社は2周年を迎えます。プロダクトを毎日着てくださっている方や、試着会にお越しいただいた方、会場や機会を提供してくださった方や、クラウドファンディングで支援してくださった方、そして研究や調査にお力添えいただいた方など、様々な形で関わってくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。

【イベント情報】SOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」

ついに!皆様の応援やお力添えがあり、2020年9月15日に創業してからSOLIT株式会社は2周年を迎えます。プロダクトを毎日着てくださっている方や、試着会にお越しいただいた方、会場や機会を提供してくださった方や、クラウドファンディングで支援してくださった方、そして研究や調査にお力添えいただいた方など、様々な形で関わってくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。