JOURNAL

コクヨKハート・東京統括部のインクルーシブユニフォームをデザインさせていただきました

Designing Inclusive Uniforms for Kokuyo K Heart...

We at SOLIT had the privilege of designing inclusive uniforms for Kokuyo K Heart’s Tokyo Division. For over two years, SOLIT has collaborated with Kokuyo Co., Ltd., exploring the definitions...

Designing Inclusive Uniforms for Kokuyo K Heart...

We at SOLIT had the privilege of designing inclusive uniforms for Kokuyo K Heart’s Tokyo Division. For over two years, SOLIT has collaborated with Kokuyo Co., Ltd., exploring the definitions...

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

はじめに SOLIT株式会社は、2023年9月15日に3周年を迎えます。これを期に、わたしたちSOLIT株式会社が目指す、多様な人も地球環境も誰もどれも取り残さない「オールインクルーシブ」な社会の実現に向けて一つの冊子を制作しました。 タイトルは「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」です。 わたしたちは、微力であったとしてもスパイラルアップしているのだと信じ、まずは挑戦し、邁進し続けてきました。この3年の間に、受賞確率1%未満とされるiF DESIGN AWARDにて、GoogleやAppleと同等のデザインのレベルであるとの評価までしていただくことができました。これは、これまで一緒に歩んできた仲間、みなさんのおかげだと確信しています。 しかし、わたしたちの実現したいオールインクルーシブな社会は、わたしたちのような少人数で小さな会社の力だけでは、まだまだ実現できないのです。さらにたくさんの仲間が必要です。 今回のJOURNALでは、わたしたちが本冊子を制作しようとした目的や、具体的にどんな内容が書かれているのか、どんな方に読んでほしいのかなどを合わせてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。 指南書のご購入はこちらから 本冊子の目的と構成について この時代に、わたしは、わたしたちは、なにができるだろう。 そんな希望と、願いと、自分への失望と、社会への愛ある怒りを込めて、わたしたちが目指すオールインクルーシブな社会を実現するための仲間を集めるために、「HOW MIGHT WE ARE ALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」を書き上げました。 そのため、この本は現代社会に対する違和感をもち、諦めることなく、よりよい社会を目指すために立ちあがろうとする人に読んでもらいたいと思っています。そのような方々が、行動を起こすことを目的とするため、本冊子は、目次に記載の通り、大きく分けて3つの章に分けてまとめています。 「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」の目次...

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

はじめに SOLIT株式会社は、2023年9月15日に3周年を迎えます。これを期に、わたしたちSOLIT株式会社が目指す、多様な人も地球環境も誰もどれも取り残さない「オールインクルーシブ」な社会の実現に向けて一つの冊子を制作しました。 タイトルは「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」です。 わたしたちは、微力であったとしてもスパイラルアップしているのだと信じ、まずは挑戦し、邁進し続けてきました。この3年の間に、受賞確率1%未満とされるiF DESIGN AWARDにて、GoogleやAppleと同等のデザインのレベルであるとの評価までしていただくことができました。これは、これまで一緒に歩んできた仲間、みなさんのおかげだと確信しています。 しかし、わたしたちの実現したいオールインクルーシブな社会は、わたしたちのような少人数で小さな会社の力だけでは、まだまだ実現できないのです。さらにたくさんの仲間が必要です。 今回のJOURNALでは、わたしたちが本冊子を制作しようとした目的や、具体的にどんな内容が書かれているのか、どんな方に読んでほしいのかなどを合わせてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。 指南書のご購入はこちらから 本冊子の目的と構成について この時代に、わたしは、わたしたちは、なにができるだろう。 そんな希望と、願いと、自分への失望と、社会への愛ある怒りを込めて、わたしたちが目指すオールインクルーシブな社会を実現するための仲間を集めるために、「HOW MIGHT WE ARE ALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」を書き上げました。 そのため、この本は現代社会に対する違和感をもち、諦めることなく、よりよい社会を目指すために立ちあがろうとする人に読んでもらいたいと思っています。そのような方々が、行動を起こすことを目的とするため、本冊子は、目次に記載の通り、大きく分けて3つの章に分けてまとめています。 「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」の目次...

自分の価値観や想いを「SOLIT! BADGE」に託して

自分の価値観や想いを「SOLIT! BADGE」に託して

SOLITの思想に共感しているから、それを示せるものがほしい…!これまでいただいていたその声にお応えするべく、自分のスタンスや思想を表明できる「SOLIT! BADGE」を作りました。 このJOURNALでは、どうしてワッペンを作ることにしたのか、ワッペンを通して何を伝えられるかなどをご紹介します。 SOLIT! BADGE 誕生秘話 数ある小物の中でもなぜ「SOLIT! BADGE」を作ることにしたのか? きっかけは、以前から協働研究・開発をおこなってきた岸和田リハビリテーション病院・SDX研究所との共同研究でした。私たちは、入院・通院されている方々の身体・心理的データを用いた企画開発やツール開発などの研究を継続的に行っています。 その研究・調査の中で、認知障害のある方の着脱に関してセラピストが服の着脱のリハビリを行う場面で、「身体の部位」で伝えると患者様には認識しづらかったけれど、適当部位にテープを貼ることで認知しやすくなったという事例がありました。 これを受けて、衣服に馴染みながら、ファッションアイテムとしても活用でき、さらには着脱をしやすくするサインとなるものを開発したいと考え、今回のSOLIT! BADGEが誕生しました。 言葉に込められたメッセージ SOLIT! BADGEには、既存のシステムや価値観への違和感、気候変動やセクシュアリティへの想いなどのSOLITの思想が紡がれています。このワードは、SOLITインターンメンバーがオールインクルーシブな社会の実現に向けた活動を通して今まで感じてきた想いをもとに選びました。例えば... We are all on this planet together(私たちは共に同じ星に生きる仲間なんだ) 男だから、女だから、車いすユーザーだから、子どもだから、日本人だから...人は「〇〇だから」という言葉で人を区別してしまいがち。でも皆同じ地球という家に住んでいる仲間だということを、伝えたい。同じ惑星に住む者同士が助け合える社会を目指していきたいです。 I’m Ally for all(私は全ての人の仲間だよ) どんな体型もセクシュアリティも愛している。一人ひとりがありのままでいいんだと思えるような環境を作りたい。私たちは一緒に戦いたい。あなたの味方だよ、そんな言葉がより多くの人に届きますように。 購入方法・つけ方 3つのワッペンをセットとして「Ally...

自分の価値観や想いを「SOLIT! BADGE」に託して

SOLITの思想に共感しているから、それを示せるものがほしい…!これまでいただいていたその声にお応えするべく、自分のスタンスや思想を表明できる「SOLIT! BADGE」を作りました。 このJOURNALでは、どうしてワッペンを作ることにしたのか、ワッペンを通して何を伝えられるかなどをご紹介します。 SOLIT! BADGE 誕生秘話 数ある小物の中でもなぜ「SOLIT! BADGE」を作ることにしたのか? きっかけは、以前から協働研究・開発をおこなってきた岸和田リハビリテーション病院・SDX研究所との共同研究でした。私たちは、入院・通院されている方々の身体・心理的データを用いた企画開発やツール開発などの研究を継続的に行っています。 その研究・調査の中で、認知障害のある方の着脱に関してセラピストが服の着脱のリハビリを行う場面で、「身体の部位」で伝えると患者様には認識しづらかったけれど、適当部位にテープを貼ることで認知しやすくなったという事例がありました。 これを受けて、衣服に馴染みながら、ファッションアイテムとしても活用でき、さらには着脱をしやすくするサインとなるものを開発したいと考え、今回のSOLIT! BADGEが誕生しました。 言葉に込められたメッセージ SOLIT! BADGEには、既存のシステムや価値観への違和感、気候変動やセクシュアリティへの想いなどのSOLITの思想が紡がれています。このワードは、SOLITインターンメンバーがオールインクルーシブな社会の実現に向けた活動を通して今まで感じてきた想いをもとに選びました。例えば... We are all on this planet together(私たちは共に同じ星に生きる仲間なんだ) 男だから、女だから、車いすユーザーだから、子どもだから、日本人だから...人は「〇〇だから」という言葉で人を区別してしまいがち。でも皆同じ地球という家に住んでいる仲間だということを、伝えたい。同じ惑星に住む者同士が助け合える社会を目指していきたいです。 I’m Ally for all(私は全ての人の仲間だよ) どんな体型もセクシュアリティも愛している。一人ひとりがありのままでいいんだと思えるような環境を作りたい。私たちは一緒に戦いたい。あなたの味方だよ、そんな言葉がより多くの人に届きますように。 購入方法・つけ方 3つのワッペンをセットとして「Ally...

より多くの人の「この服が着たい」に応えるため、新サイズ「SOLIT -1」「SOLIT -2」が登場

より多くの人の「この服が着たい」に応えるため、新サイズ「SOLIT -1」「SOLIT -2」が登場

こんにちは!SOLITでインターンをしているあおいです。私にはSOLITで学んだ、好きな言葉があります。 それは、 服が人を選ぶのではなく、人が服を選ぶ です。 服を基準として自分の体や表現したいことを制限してファッションを楽しむのではなく、自分を基準として自分にあったファッションを楽しむ。SOLITはそんな価値観の実現のために活動してきました。 そこで今回、より多くの方に自分が着たい服を楽しんでいただけるように、プロダクトの新サイズ「SOLIT-1」「SOLIT-2」を作りました。 これまでのSOLITのサイズ表記と展開のこだわり SOLITは、多様な人も、地球環境も、誰もどれも取り残さない社会の実現に向けて活動しています。そんな社会を実現する手段として障害・セクシュアリティ、体型に関係なく、それぞれの好みに合わせてカスタマイズした衣服をお届けするサービスを展開してきました。 これまでのサイズ展開は、セクシュアリティを固定するような「WOMENS」「MENS」のような表記や、何かを基準として設定される「S/M/L」といった表記をしない、SOLIT独自のサイズ表記である、「SOLIT 0」から「SOLIT 11」の12通りでした。 しかし、これまでも多くの方に楽しんでいただいているものの、まだ包括できていない存在がいることにも私たちは気が付いていました。誰もどれも取り残さない、そんな社会に近づくために少しでも多くの選択肢を提案したい。そんな想いから、新サイズの追加を決定しました。   子どもや低身長、小人症の方の選択肢を増やすために 追加された新サイズは、今まで最も小さいサイズであった「SOLIT 0」から1周り・2周りサイズの異なる、「SOLIT -1」と「SOLIT -2」です。これにより、身長でいうと100cm~140cmの方も包括できるようになりました。 SOLITのプロダクトは子どもに限った"子ども服"や、大人に限定した服ではありません。子供も大人も、セクシュアリティも関係なく誰でも自由に着て欲しい。もちろん子どもも、低身長症・小人症の方や小さめサイズをコーディネートしたい方にも楽しんでいただけるものにしました。また、ラフに着ることができるので、お子様の成長を記念する大切な日の服として着用することや、親子でお揃いコーデも可能に。 SOLITが不定期で行っている試着会では、新サイズの実際のプロダクトに触れたり、サイズ感を試したりすることができます。 2023年4月1日から4月30日までの1か月間開催している、POP-UP SHOP「This is SOLIT!」では、親子で遊びに来てくださった方々にすでに好評をいただいております。ぜひPOP-UP SHOPにも遊びに来てください! POP-UP SHOP「This is SOLIT!」の詳細はこちら また、試着会になかなかタイミングが合わないという方や家でゆったり試着したい方にはおうちでSOLITというサービスもご用意しているので、ぜひ試してみてください!...

より多くの人の「この服が着たい」に応えるため、新サイズ「SOLIT -1」「SOLIT -2」が登場

こんにちは!SOLITでインターンをしているあおいです。私にはSOLITで学んだ、好きな言葉があります。 それは、 服が人を選ぶのではなく、人が服を選ぶ です。 服を基準として自分の体や表現したいことを制限してファッションを楽しむのではなく、自分を基準として自分にあったファッションを楽しむ。SOLITはそんな価値観の実現のために活動してきました。 そこで今回、より多くの方に自分が着たい服を楽しんでいただけるように、プロダクトの新サイズ「SOLIT-1」「SOLIT-2」を作りました。 これまでのSOLITのサイズ表記と展開のこだわり SOLITは、多様な人も、地球環境も、誰もどれも取り残さない社会の実現に向けて活動しています。そんな社会を実現する手段として障害・セクシュアリティ、体型に関係なく、それぞれの好みに合わせてカスタマイズした衣服をお届けするサービスを展開してきました。 これまでのサイズ展開は、セクシュアリティを固定するような「WOMENS」「MENS」のような表記や、何かを基準として設定される「S/M/L」といった表記をしない、SOLIT独自のサイズ表記である、「SOLIT 0」から「SOLIT 11」の12通りでした。 しかし、これまでも多くの方に楽しんでいただいているものの、まだ包括できていない存在がいることにも私たちは気が付いていました。誰もどれも取り残さない、そんな社会に近づくために少しでも多くの選択肢を提案したい。そんな想いから、新サイズの追加を決定しました。   子どもや低身長、小人症の方の選択肢を増やすために 追加された新サイズは、今まで最も小さいサイズであった「SOLIT 0」から1周り・2周りサイズの異なる、「SOLIT -1」と「SOLIT -2」です。これにより、身長でいうと100cm~140cmの方も包括できるようになりました。 SOLITのプロダクトは子どもに限った"子ども服"や、大人に限定した服ではありません。子供も大人も、セクシュアリティも関係なく誰でも自由に着て欲しい。もちろん子どもも、低身長症・小人症の方や小さめサイズをコーディネートしたい方にも楽しんでいただけるものにしました。また、ラフに着ることができるので、お子様の成長を記念する大切な日の服として着用することや、親子でお揃いコーデも可能に。 SOLITが不定期で行っている試着会では、新サイズの実際のプロダクトに触れたり、サイズ感を試したりすることができます。 2023年4月1日から4月30日までの1か月間開催している、POP-UP SHOP「This is SOLIT!」では、親子で遊びに来てくださった方々にすでに好評をいただいております。ぜひPOP-UP SHOPにも遊びに来てください! POP-UP SHOP「This is SOLIT!」の詳細はこちら また、試着会になかなかタイミングが合わないという方や家でゆったり試着したい方にはおうちでSOLITというサービスもご用意しているので、ぜひ試してみてください!...

オールインクルーシブバッグ、アイボリーとダークグレイが横に並ぶ

多様な人も、その循環に巻き込む「All inclusive bag」登場

「All inclusive bag(オールインクルーシブバック)」、それは多様な人も、地球環境も共に考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために誕生しました。  企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むインクルーシブデザインの手法と、より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践することで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発を目指します。 現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」は、どこか素材や回収システムといったサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多いように思います。 私たちは、いかにしてサプライチェーン全体でより環境に負荷がないだけでなく、ステークホルダーの人権が守られ、さらには「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを実現するかが重要だと考えています。そして、その循環がより広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 商品ページはこちら   近年の表層的な「サステナビリティ」に対して問題提起をしたい   現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」とは、素材や回収システムといったサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多くみられます。 私たちは「サステナブルファッション」について日々試行錯誤中で、その循環の中に参画できない人が存在することや、より多くの人が参加できるようにするとどうしても環境に負荷がかかってしまう選択肢をとるしかないなど、そのバランスや実現に頭を抱えていました。 land down underとの協働を決断 そこで、私たちの企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むSOLIT!のインクルーシブデザインの手法と、より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践するland down underの生産背景に対するこだわりを組み合わせることで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発をはじめました。 私たちは、サプライチェーン全体で人権や環境負荷を配慮したものづくり、そして人の想いや素材が循環することが重要であると考えます。 その循環により広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 バッグは、他のファッションアイテムよりも頻繁に、かつ永く使われます。多様な人々が関われるようなものづくりにこだわることで、この「バッグ」を通して「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを目指します。   私たちがこのコラボレーションで想うこと land down underの(コラボに対する)想い land down underのアイテムは、いわゆる健常者が性別や世代を問わず穿けるものです。しかしながら、SOLIT!と出会い、私たちが大切にしているサーキュラーエコノミーを軸としたものづくりの先に実現される「循環」は、まだ小さい範囲だったかもしれない、と感じました。 より拡張されたサーキュラーエコノミー/循環のあり方を求めて、SOLIT!とインクルーシブデザインを実現した服づくりを経験したいという想いが芽生えました。...

多様な人も、その循環に巻き込む「All inclusive bag」登場

「All inclusive bag(オールインクルーシブバック)」、それは多様な人も、地球環境も共に考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために誕生しました。  企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むインクルーシブデザインの手法と、より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践することで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発を目指します。 現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」は、どこか素材や回収システムといったサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多いように思います。 私たちは、いかにしてサプライチェーン全体でより環境に負荷がないだけでなく、ステークホルダーの人権が守られ、さらには「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを実現するかが重要だと考えています。そして、その循環がより広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 商品ページはこちら   近年の表層的な「サステナビリティ」に対して問題提起をしたい   現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」とは、素材や回収システムといったサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多くみられます。 私たちは「サステナブルファッション」について日々試行錯誤中で、その循環の中に参画できない人が存在することや、より多くの人が参加できるようにするとどうしても環境に負荷がかかってしまう選択肢をとるしかないなど、そのバランスや実現に頭を抱えていました。 land down underとの協働を決断 そこで、私たちの企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むSOLIT!のインクルーシブデザインの手法と、より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践するland down underの生産背景に対するこだわりを組み合わせることで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発をはじめました。 私たちは、サプライチェーン全体で人権や環境負荷を配慮したものづくり、そして人の想いや素材が循環することが重要であると考えます。 その循環により広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 バッグは、他のファッションアイテムよりも頻繁に、かつ永く使われます。多様な人々が関われるようなものづくりにこだわることで、この「バッグ」を通して「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを目指します。   私たちがこのコラボレーションで想うこと land down underの(コラボに対する)想い land down underのアイテムは、いわゆる健常者が性別や世代を問わず穿けるものです。しかしながら、SOLIT!と出会い、私たちが大切にしているサーキュラーエコノミーを軸としたものづくりの先に実現される「循環」は、まだ小さい範囲だったかもしれない、と感じました。 より拡張されたサーキュラーエコノミー/循環のあり方を求めて、SOLIT!とインクルーシブデザインを実現した服づくりを経験したいという想いが芽生えました。...

納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発を目指します

納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発を目指します

日本国内でサステナブルファッションに携わる、わたしたち「SOLIT!」と岡山県倉敷市を拠点にサーキュラーデニムを販売する「land down under」。 今回、わたしたち2社を発起人とし、近年のどこか表層的かつ一部分のみを変えて止まってしまうような「サステナビリティ」に対して問題提起をし、わたしたち自身が真に納得できる「サステナブルファッション」の理想系を実現するため、タッグを組みました。   わたしたちが感じる、今までの課題 現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」は、素材や回収システムといった長く複雑に絡み合うファッションのサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多くみられます。 もちろん、改善されていないよりは「Better」なのかもしれません。ただそこで思考停止してしまっていいのでしょうか。 私たちはそれぞれのブランドとして個々に「サステナブルファッション」について日々試行錯誤しながら挑戦していますが、その循環の中に参画できない人が存在することや、より多くの人が参加できるようにするとどうしても環境に負荷がかかってしまう選択肢をとるしかない...など、そのバランスや実現に頭を抱えていました。 私たちがタッグを組む理由 そこで、多様な人も、地球環境もともに考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために、企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むSOLIT!のインクルーシブデザインの手法と、 より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践するland down underの生産背景に対するこだわりを組み合わせることで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発をはじめました。 それは、衣服以上に永く人の手の近くに存在し、長く使い続けることができる「All-inclusive bag(オールインクルーシブバック)」。多様な人も、地球環境も共に考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために必要なものです。 バッグを通して目指す社会は 私たちは、サプライチェーン全体で人権や環境負荷を配慮したものづくり、そして人の想いや素材が循環することが重要であると考えています。 その循環により広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 多様な人々が関われるようなものづくりにこだわることで、この「バッグ」を通して「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを目指します。   私たち2社だからこそできること land down underの(コラボに対する)想い land down underのアイテムは、いわゆる健常者が性別や世代を問わず穿けるものです。しかしながら、SOLIT!と出会い、私たちが大切にしているサーキュラーエコノミーを軸としたものづくりの先に実現される「循環」は、まだ小さい範囲だったかもしれない、と感じました。 より拡張されたサーキュラーエコノミー/循環のあり方を求めて、SOLIT!とインクルーシブデザインを実現した服づくりを経験したいという想いが芽生えました。 SOLITの(コラボに対する)想い...

納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発を目指します

日本国内でサステナブルファッションに携わる、わたしたち「SOLIT!」と岡山県倉敷市を拠点にサーキュラーデニムを販売する「land down under」。 今回、わたしたち2社を発起人とし、近年のどこか表層的かつ一部分のみを変えて止まってしまうような「サステナビリティ」に対して問題提起をし、わたしたち自身が真に納得できる「サステナブルファッション」の理想系を実現するため、タッグを組みました。   わたしたちが感じる、今までの課題 現在ファッション産業で謳われている「サステナブル」は、素材や回収システムといった長く複雑に絡み合うファッションのサプライチェーンの一部分の改善に止まるものが多くみられます。 もちろん、改善されていないよりは「Better」なのかもしれません。ただそこで思考停止してしまっていいのでしょうか。 私たちはそれぞれのブランドとして個々に「サステナブルファッション」について日々試行錯誤しながら挑戦していますが、その循環の中に参画できない人が存在することや、より多くの人が参加できるようにするとどうしても環境に負荷がかかってしまう選択肢をとるしかない...など、そのバランスや実現に頭を抱えていました。 私たちがタッグを組む理由 そこで、多様な人も、地球環境もともに考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために、企画段階からこれまで循環の中に参加できていなかった方を巻き込むSOLIT!のインクルーシブデザインの手法と、 より生産背景を透明かつ同一地域内で完結させ、環境負荷を極力軽減させた循環する服づくりを実践するland down underの生産背景に対するこだわりを組み合わせることで、私たち自身が納得できる拡張されたサーキュラリティを実現するアイテム開発をはじめました。 それは、衣服以上に永く人の手の近くに存在し、長く使い続けることができる「All-inclusive bag(オールインクルーシブバック)」。多様な人も、地球環境も共に考慮されたオールインクルーシブな社会を実現するために必要なものです。 バッグを通して目指す社会は 私たちは、サプライチェーン全体で人権や環境負荷を配慮したものづくり、そして人の想いや素材が循環することが重要であると考えています。 その循環により広く多くの人の参加を可能にするために、意識の高い一部の人のものになるのではなく、多様な人が関われるものづくりにこだわりました。 多様な人々が関われるようなものづくりにこだわることで、この「バッグ」を通して「生み出すほど社会・地球がよりよくなる」ことを目指します。   私たち2社だからこそできること land down underの(コラボに対する)想い land down underのアイテムは、いわゆる健常者が性別や世代を問わず穿けるものです。しかしながら、SOLIT!と出会い、私たちが大切にしているサーキュラーエコノミーを軸としたものづくりの先に実現される「循環」は、まだ小さい範囲だったかもしれない、と感じました。 より拡張されたサーキュラーエコノミー/循環のあり方を求めて、SOLIT!とインクルーシブデザインを実現した服づくりを経験したいという想いが芽生えました。 SOLITの(コラボに対する)想い...