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開放と願い、わたしたちのカジュアルシャツ「Thought」

開放と願い、わたしたちのカジュアルシャツ「Thought」

こんにちは!SOLIT代表の田中美咲です。 ようやく、1年ぶりに新しいデザインのプロダクトを出すことにしました。その背景を書きたいと思います。   「幕開け」そして1年ぶりの新商品へ これまで、SOLIT Broad/Jersey Shirtsという定番のシャツがあり、そして私たちにとって最初の商品であり、これからみんなが一歩未来に踏み出すことにつながる"幕開け"を意味する「Dawn(読み方:どーん)」シリーズが生まれました。 まさにこのDawn JacketとDawn Pantsは、手に取ってくださった方や、今も着てくださっている方にとって「未来への幕開け」になったというご報告をいただいています。 その言葉ひとつひとつ、そしてInstagramにアップされるみなさんの写真を見て、私たちにとってもこれからの旅路を明るく照らす光のような存在になり、まさに「幕開け」「はじまり」をしたという感じがします。   平和を願い、希望・想像という意味をこめた、SOLIT第二のシリーズ「Thought」 次の商品は、ざっくりいうと「カジュアルシャツ」です。 これまでのジャケットやパンツ、シャツよりも、もっと毎日気軽に着ることができる、休日だったり、リラックスして着られるデザインのものになりました。 そして思想としては、この1年で私たちは新型コロナウイルス感染症のこともそうですし、ウクライナとロシアのこと、タリバン政権による自由を奪われたみんなのこと、ミャンマーの軍事政権のこと、熊本での度重なる災害、東日本大震災から10年という時を迎えたこと...と、あらためてこの1年は「奪われた自由、願う平和」を想い続けた日々だったと思います。 この新たに誕生した「Thought Shirts」が、自分らしくあるために強く立とうと立ち上がる「幕開け」のDawnに対して、力を抜いて、リラックスして、自由や開放を手にするような存在や、安心・平和を身に纏うようなものにしたいとおもいました。 名前は、「Thought」(読み方:そーと)。「考えること」といった不可算名詞です。Thinkの過去形ではありません。 Thought 考えること, 思考, 熟考 想像力, 意見, 思いやり   名前、そしてプロダクトやデザインもその想いをこめているので、ぜひプロダクトページをご覧ください! プロダクトページはこちら Photo:福崎陸央Model:広島...
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SOLIT!のサステナビリティとインクルージョン

SOLIT!のサステナビリティとインクルージョン

目次 私たちは変えていくことができる 地球環境に対する取り組み SOLITとプロダクトと作り手と。 もっと環境や人に配慮するために 全てを受け入れるインクルージョン SOLITのサステナビリティとインクルージョン 私たちの野望、それは、多様な人も動植物も地球環境も、どれも誰も取り残さない「オール・インクルーシブ」な社会の実現です。「違い」もありのままに受け入れ、健全に共存できる社会を目指しています。 SOLITは、これらを実現するために立ち上がりました。必要なものを、必要な人に、必要な分だけ。この哲学と思想を胸に抱え、インクルージョンとサステナビリティ、さらには経済性と社会性を共に手にとる企業でありたいと願います。 今回は、より私たちの取り組みについて知っていただけるように、私たちの考える「サステナビリティ」と「インクルージョン」についてご紹介します。 ファッション産業における課題は変えていくことができるし、希望でもある 私たちの暮らしに身近なファッション産業には、着る人々の気持ちを明るくしたり、日常を照らしたり、選ぶ楽しみや機能的価値をもたらしたりと、とてもたくさんの「光」があると思っています。一方で、「影」ともいうべき数多くの課題も存在しているのも事実です。 ファッションは、本来誰もが自律的に選択できるはずのものですが、「選択可能な選択肢」が限られてしまう人たちもいます。また、国内外ではファッションによる患者や介護者、障がい者の行動変化について研究はされているものの、実装されている事例はまだまだ少ないのが現状です。 ファッション産業における課題は、「生産・労働・輸送・廃棄」とサプライチェーン全てにおいて存在しています。ただし、それらはすべて「変えていくことができる」ものであり、これからのファッションが変わっていくべき指針ともなる、希望でもあると思っています。 毎日手に取り、私たちの一番近くに存在する「ファッション」だからこそ。そして地球環境に大きな影響を与える産業だからこそ。多様な人、地球環境の健全な共存と権利・尊厳の確立している未来を実現するために、私たちは立ち上がります。 「やらないという選択肢はない。」私たちにできることの最大限を積み重ねる 企画段階からファッションに課題を感じてきた「課題当事者」とともに必要なものだけを開発 必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」 画一的なデザインの提供ではなく、それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、「着る人が選ぶ」を実現する。 同じ未来の実現に賛同する企業や医療・福祉事業者と連携し、これまでにないプロダクト開発や環境設計など、SOLITの知識やデータを活用した企画・伴走も行う 多様な人と地球環境に対して配慮、そして行動を起こすことは、これからのファッション業界・ものづくりを担う者として「やらないという選択肢はない」と考えています。 私たちもまだまだ完璧とはいえません。配慮すべき点や取り組むべきことはまだまだ多くあります。だからこそ、思考停止せず、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくことで、少しずつサステナブルな未来や世界を実現していくことができればと思っています。 SOLITの5つのサステナビリティ 1. NO MORE WASTE / 不必要なものを生み出さない 必要とされた分だけ受注生産をすることによって生産ロスを生みません。...
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世界3大デザイン賞の「iFデザイン賞」において最優秀賞であるGOLDを受賞

世界3大デザイン賞の「iFデザイン賞」において最優秀賞であるGOLDを受賞

国際的に権威のあるデザイン賞であり、世界三大デザイン賞とも呼ばれる「iF DESIGN AWARD」において、SOLITが最優秀賞である「iF GOLD AWARD」を受賞しました。   「iF DESIGN AWARD」とは iF DESIGN AWARDは、歴史がある世界最高峰のデザイン賞として広く認知されています。「プロダクト」「コミュニケーション」「パッケージ」「インテリア/内装」「プロフェッショナルコンセプト」「サービスデザイン/UX」「建築」の7つの分野で、世界中から集まった審査員が厳正な審査を行い、毎年卓越したデザインが選定されています。国際的に有名なiFブランドはデザイナーだけでなく、メーカーとユーザーを結ぶ信頼の証のシンボルです。WEB:https://ifdesign.com/en/ 1953年からバウハウスに代表される近代デザイン発祥の地ドイツで始まった、世界で最も権威ある国際的な賞であり、IDEA賞(米)、レッドドット・デザイン賞(独)と並ぶ“世界3大デザイン賞”と言われ、今年は世界中から11,000件以上の応募があり、GOLD AWARD受賞は73件のみ受賞となります。   SOLITの受賞ページ https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/solit/346645 審査員からのコメント The SOLIT inclusive fashion concept frees people with disabilities from the restrictions...
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IT’S ALL FOR YOU. わたしのためのファッション with 社会福祉法人槇の実会

IT’S ALL FOR YOU. わたしのためのファッション with 社会福祉法人槇の実会

こんにちは!SOLITインターンのチカです。 多様な人も、地球環境もともに考慮された「オール・インクルーシブ」な社会の実現に向け、わたしたちはこれまで企画段階から多様な人とともにさまざまなプロダクトを開発してきました。 しかし、そのプロダクトを選択する「前」の段階で、「障がいや収入、年齢、セクシュアリティに関係なくファッションを楽しむ」機会がない、もしくは少ない方との出会いがありました。 そこで、「自分らしくファッションを楽しむ」その想いの実現のきっかけにSOLITがなれますように...という思いを込めて、今回新たにプロジェクトを発足しました。その名も、「IT’S ALL FOR YOU.」。私たちが「SOLIT」という名前を授かったその時、この「めちゃくちゃすてき」というスラングとなる言葉を分け隔てなく「あなた」のために伝えたいという思いをここに思う存分詰め込んだ企画です。 2022年3月26日、わたしたちSOLITは最初のパートナーとして、「社会福祉法人 槇の実会(まきのみかい)」のみなさんとご一緒し、「IT’S ALL FOR YOU./試着撮影会」を実施しました。今回はその様子をレポートします。 目次 自分らしくファッションを楽しむ試着撮影会、「IT’S ALL FOR YOU.」 会場は槇の実会の多目的ルーム、準備するスタッフ わたしが着たかった服、わたしが好きな服を選ぶ 少しずつやわらぐ表情、撮影開始 プリントアウトされた写真をプレゼント IT’S ALL FOR YOU / 写真はこちら さいごに 協力者一覧 自分らしくファッションを楽しむ試着撮影会、「IT’S...
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はたしてファッションは私たちとともにあるのか。ダイバーシティ&インクルージョンを共に考える/ EVENT REPORT

はたしてファッションは私たちとともにあるのか。ダイバーシティ&インクルージョンを共に考える/ EVENT REPORT

目次 イベント開催の背景 登壇者紹介 課題当事者による現在のファッションの課題や、選択肢に関するトークセッション 今後の展開について お問い合わせ 2022年3月22日(火)に開催された、ファッションの民主化を目指す「SOLIT!」のコラボイベント「はたしてファッションは私たちとともにあるのか。ファッションのダイバーシティ&インクルージョンを共に考える」のイベントレポートをお届けします。 本イベントは、2022年2月から3月にかけて、障がい者専門の就職・転職支援サービスを運営し、調査・研究・レポートを発信する株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所と協働で実施した障がい者のファッションに関する課題調査の結果レビュー、課題当事者による現在のファッションの課題や選択肢に関するトークセッション、ダイバーシティ&インクルージョンの国内外のソリューション事例の紹介という3部構成となっています。 調査結果の詳細につきましては、以下からご覧ください。 具体的な調査結果のレビューについてはこちら 今回の記事では、ファッションに関する課題を経験された方を交えて、実際に直面するファッションの課題や悩み、要望についてお話しするトークセッションをピックアップしてお届けします。早速イベントレポートをみていきましょう。 イベント開催の背景 ファッションは、本来自己表現と社会参加の一助を担い、誰しもが自律的に選択できるはずのものですが、自ら選ぶことができる“選択可能な選択肢“自体が限られてしまう人たちがいることはご存じですか? 国内外でファッションによる患者や介護者、障がい者の行動の変化についての研究はされているものの、そうした研究結果がファッション事業者に届かず、実装されている事例はまだまだ少ないのが現状です。身体・心理・社会的な制限を伴う方にとって必要な「機能性とファッション性」の両立を実現した衣服は、本当は多くの方が求めているのにも関わらず、ほとんど選択肢が生まれていません。 今回は、ファションにおけるダイバーシティ&インクルージョンを捉え、より多様な人が、「着たい」も「着られる」も実現できるように、そのための課題や、方法を共に考えたいと、ゼネラルパートナーズ とSOLITがコラボし、本イベントを開催しました。 本イベントが、ファッションのダイバーシティ&インクルージョンについて考えるきっかけになれば幸いです。 登壇者紹介 当日は、こちらの3名の方々を交えて、終始和やかな雰囲気でトークセッションが行われました。 中島 幹太(なかしま かんた) バリアフリー社会の実現という夢に共感してくれた友人と、YouTubeチャンネル「車いすいすいかんちゃんねる」を運営しています。合言葉は「あなたの隣に車いす」。今は就職活動も頑張っています。 松川 瑞歩(まつかわ みずほ) 大学生時代にアメリカに留学し、障がい者に対する考え方や接し方が日本と大きく違う事を感じ、日本国内 での一般的な障がい者のイメージを変えられる様なきっかけになれれば良いなと思うようになり、現在方法を模索中。 大学時代から趣味で手話を勉強しており、現在はある社会人手話サークルの東京支部代表を務めている。 三代達也(みよ たつや)...
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