【参加者募集】Diversity and Inclusion Lab ‐ 多層的な多様性の探求と実践 -

【参加者募集】Diversity and Inclusion Lab ‐ 多層的な多様性の探求と実践 -

目次

全6回のゼミの参加者を募集します

はじめまして、SOLITのモデルとして昨年バンクーバーファッションコレクションに共に参画し、現在インターンとして活動するNaoです!

私たちSOLITは設立から5年を迎え、創業時からの「オールインクルーシブな社会をつくる」という目的に向けて、多くの企業に賛同いただきながら、その挑戦の後押しとなるべく伴走支援を行ってきました。そして、今こそ次なる共創者を増やしていく必要があると考えています。

SOLITは、2025年4月〜6月までの3ヶ月間、全6回のプログラム「Diversity and Inclusion Lab - 多層的な多様性の探求と実践」をUNIVERSITY of CREATIVITYと協働で開催することにしました。

従来のDE&Iに関する研修では、課題の根本解決ではなく、課題に対してその対処法を学ぶことに比重が偏り、表面的な理解と「点」の理解に終始してしまっている場合が多いように感じています。

そのため、私たちはこれまでのグローバルでのネットワークや、構造的かつ健全に批判的に捉える視点をもち、さらに対話の場に多様な障害者やセクシュアルマイノリティ、サバイバーや若者をはじめとした様々な方面での当事者を巻き込み、多角的に議論することで課題の根源を深掘りることを目指します。この全6回のプログラムに参加した暁には、具体的なアクションを起こすための兆しがみえるはずです。

そしてこのJOURNALの最後には僕が考えるDE&Iの未来そして本プログラムの意義を書かせていただきました。最後まで目を通していただけると幸いです。

2025年、世界が注目する日本のDE&Iの未来

2025年、日本はDE&I(ダイバーシティー、エクイティ、インクルージョン)の新たなステージを迎えます。デフリンピックをはじめ、障害者排除をなくすための世界初のアカウンタビリティ・サミット「SYNC25」が、「Valuable 500(以下、V500)」の主導により東京で開催されます。

V500自体は、AppleやSonyをはじめとする500社が、障害者のインクルージョンを推進することを目的に設立されたグローバルネットワークで、社会全体で障害者の活躍を支える仕組みの構築を目指しています。私たちSOLITは、専門家として協力しています。

私たち SOLITはこの歴史的なタイミングを活かし、日本ならではのDE&Iの未来を共に探求し、具体的なアクションを生み出す場を創ることに決めました。この瞬間、日本企業はどのようなメッセージを世界に届けることができるでしょうか?

Diversity and Inclusion Lab ‐ 多層的な多様性の探求と実践-

「Diversity and Inclusion Lab ‐ 多層的な多様性の探求と実践-」は、こうした世界的な潮流の中で日本独自の多様性を探求し、進化させるための6回シリーズのプログラムです。

全部で6回のプログラムが構造的に絡み合っていることを図示したもの

多様な人々とともに創造し実践する

DE&Iの実践は、その視点を人事制度や事業・サービスに反映させるだけではなく、どれだけ多様な人々と創造的に協力できるかという「創造過程」が重要だと考えています。DE&Iの視点をインプットし業務に生かすことは重要ですが、それは始まりに過ぎません。「学び」は自己肯定感をもたらしてくれますが、その先の創造過程における実践がないと”気持ちのよかった研修の思い出”になってしまうこともあるのです。

多様な私たちがコラボレーションし未来を共に創造するためには、計画通りに進まないことや、遠回りに感じることもあるかもしれません。短期・長期的な成果を追求するビジネスにおいて遠回りに感じる方法の選択には勇気がいりますが、私たちはこれまでの実践を通じてその大きな可能性を体感してきました。不確実性の中に身を置き、素晴らしいゲストスピーカーからのテーマ提供をきっかけにそれぞれの世界から見える日本の現在地を共有し、可能性に耳を澄ましていきましょう。

大きな黄緑色の縁にむかって、丸や三角などいろんなかたちのマークが集まっているグラフィック

他では得られない、2つの価値

1. 一人だけ、一社だけの限界を超える

DE&Iを進める中で、多くの企業が抱える共通の悩み。それは、「先進的な挑戦において前例が少なく、孤独な闘いになりがち」ということです。本プログラムでは、業界を横断した対話を通じて、課題を共有し、新たな解決策を模索します。一人だけ、一つの組織だけで考えるのはもう終わりです。  

2. 当事者との深い対話を通じて学ぶ

多様な当事者との直接的な対話が、本プログラムの中心です。障害者、セクシュアルマイノリティ、若者など、多様な視点を持つ当事者たちが登場し、現場のリアルな課題と解決策を共有します。このような深い対話を通じ、DE&Iを「体現する未来」を共に描きます。 

大きな丸が中心に移動し、小さな複数の丸も同時に中心に集まっている。「多様な当事者と共に」「1社・1人ではなく複数で」という文字が添えられている

プログラム内容

第1回 4/4(金) 18:30-20:30
Finding signals 未来のD&Iシグナルを見つける

  • 参加者それぞれの現在地を共有し、日本企業・当事者が直面している現状の課題を可視化する【ワーク】
  • 多様性、インターセクショナリティ、特権性、課題の再生産といった、DE&Iを捉える際に必要とする未解決のテーマ・視点を理解する【座学】
  • 現在と未来、実践の場と世界の潮流を捉え、みんなで想像しながらダイバーシティの”これからのシグナル”をともに見つける【ワーク】

第2回 4/25(金) 18:30-20:30
Nothing about us without us 私たち抜きに私たちのことを語らないで

ゲストスピーカー:
市川 桂子(UN Women(国連女性機関)日本事務所)
Valuable 500

  • UN Womenをはじめとする国際的な視座を取り入れ、グローバルの潮流と注意すべきことを把握、包括的なアプローチを考える【座学】
  • アンステレオタイプ・リプレゼンテーション(多様性の表象)の課題を中心に、当事者視点から見た現状とその解決策を議論する【ワーク】

第3回 5/9(金) 18:30-20:30
Explore social transformation ダイバーシティ推進を批判的に問い直す

ゲストスピーカー:岩渕功一さん (シドニー工科大学名誉客員教授)

  • 多様性を推進する上で私たちが見落としてしまいがちな社会で構造化された問題に目を向けて「なぜダイバーシティ推進が必要なのか?」を問い直すとともに、(エスニシティ・人種・移民を中心にしながら)さまざまな差異の平等な包含に向けた日本の根源的な課題と多様な主体による協働のあり方について考える【 座学 】
  • 表面的で分かりやすい多様性の奨励ではなく、自分ごととして差別構造の変革に取り組むのに求められることを考える【ワーク】

第4回 5/23(金) 18:30-20:30
What should I have done at that time? 参加型デザイン・インクルーシブデザイン実践

  • 世界三大デザイン賞で最優秀賞を受賞し、グローバルで注目されるSOLITの事例を紐とく。また、過去に当事者不在で議論された課題をもとに、これからのデザインの在り方を探求する【座学】
  • 過去の課題視された事例をもとに「あのときどうしていたらよかったのか」を議論する【ワーク】

第5回 6/13(金) 18:30-20:30
Japan! Unlock new possibilities! 日本と海外の違い、日本ではどうすべきか

ゲストスピーカー:松波龍源(実験寺院寳幢寺僧院長)

  • 西洋と東洋のダイバーシティ観を比較し、日本だからこそ生み出せる視点やアプローチをみつける【座学】
  • 日本独自の多様性推進の道筋を議論し、日本の文化や価値観を活かした取り組みをグローバル視点で再構築する【ワーク】

第6回 6/27(金) 18:30-20:30
Then, what is first step for our society?  さて、私たちはまず何を実現するのか

  • これまでの全セッションを振り返り、参加者が自社で実現すべき具体的な行動計画を描き、明確なビジョンと具体的な施策を持ち帰る【ワーク】
  • 参加者それぞれの1歩目を共有し、組織全体にインパクトを与える道筋をつくる【ワーク】
全てのプログラムを表にしたもの

対象となる方:未来をデザインする実務家たちへ

このプログラムは、DE&Iに真剣に取り組む実務担当者、または共に実践していきたい方のための場です。

例えば、以下のような方に最適です:

  • 社内外のDE&Iの最新トレンドをキャッチアップしたい方
  • 自社のDE&Iの取り組みにおいて次のステージに進めたい方
  • グローバルの視座を得て、組織の変革を促したい方

業界や企業の枠を越え、当事者の視点を軸にした新しい対話の場で、一緒に議論を深めませんか?業界を超えた対話が、あなたの企業に新たな視点と可能性をもたらします。 

 

講師 / ゲストスピーカー/ インスパイアラー

ゲストスピーカーや登壇者の写真が丸く繰り抜かれて横に並べられている。それぞれの名前・プロフィールが記載されています

講師

田中美咲(たなかみさき)
PROJECT SOLIT Founder

東日本大震災をきっかけとして福島県における県外避難者向けの情報支援事業を責任担当。2013年「防災をアップデートする」をモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立、2020年に事業継承済。2018年2月より社会課題解決に特化した企画・デザイン会社である株式会社morning after cutting my hair創設。2020年にはインクルーシブデザインを基軸としたファッションサービスをはじめ、国内外の企業の伴走支援を行うSOLITを創設。自然災害・気候変動・人権やDE&Iの研究と実践を行う連続社会起業家、ソーシャルデザイナー。単著「非常識なやさしさをまとう」出版(ライフサイエンス出版)

ゲストスピーカー

岩渕功一(いわぶちこういち)
シドニー工科大学名誉客員教授

早稲田大学卒業後、日本テレビ入社。その後オーストラリアへ移り住み、西シドニー大学でPh.D取得。国際基督教大学准教授、早稲田大学国際教養学部教授、メルボルンのモナシュ大学アジア研究所長などを歴任。現在はシドニー工科大学名誉客員教授。日本を拠点にして執筆・講演・教育活動に従事している。現在の主な関心は多様性との共生、文化シティズンシップ、グローバル化と越境対話。英語・日本語での多くの著書・論文を出版し、スタンフォード大学が作成した公開データベースでは世界のトップ2%の科学者に選出される。日本語の著書に『多様性との対話』(編著、青弓社)、『トランスナショナル・ジャパン:ポピュララー文化がアジアをひらく』(岩波現代ライブラリー)など。多様な差異を平等に包含する、誰もが生きやすい社会の構築に向けた学びのあり方を模索している。

市川 桂子(いちかわけいこ)
UN Women(国連女性機関)日本事務所 コミュニケーション・アドボカシーリード

大手テレビ局の報道局外信部に勤務後、FAO(国連食糧農業機関)やIFAD(国際農業開発基金)、世界銀行東京防災ハブといった複数の国際機関にてメディア対応やPR、広報業務に従事。2023年2月より現職。UN Womenでは、ジェンダー平等に向けた取り組みに男性の参加を促すHeForSheというイニシアティブを担当するほか、アンステレオタイプアライアンス日本支部のリード役も務め、民間企業と協働してDEI視点を反映したインクルーシブな広告制作を推進する。

Valuable 500(バリュアブルファイブハンドレット)

障害者の排除を終わらせるために協力する500以上のパートナー企業からなる国際的組織。「ビジネスシステムを変革することで、社会を変える」ことを使命とし、世界の人口の5人に1人が障害を持つ現実に向き合い、インクルージョンの加速を目指して団結。「シンクロした集団行動(Synchronised Collective Action)」を通じて変革の推進を目指す。お互いに責任を持ち続けながら、2025年の東京で開催される「SYNC25」に向け、500社がその行動を報告する場を設ける。Valuable 500はすべての人が等しく認められ、価値を持つ世界が実現するまで、歩みを止めないことを掲げています。

松波龍源(まつなみりゅうげん)
実験寺院寳幢寺僧院長、僧侶・思想家

大阪外国語大学(現:大阪大学)外国語学部卒・同大学院地域言語社会研究科博士前期課程修了。ミャンマーの仏教儀礼を研究するうちに研究よりも実践に心惹かれ出家。現代社会に意味を発揮する仏教を志し、京都に「実験寺院」を設立。学生・研究者・起業家・医師・看護師などと共に「人類社会のアップデート=仏教の社会実装」という仮説の実証実験に取り組んでいる。 大企業経営層や起業家たちのアドバイザーとして広く活躍。主な著書に『仏教思考』『視点という教養(共著)』など。

ファシリテーター

石井健介(いしいけんすけ)
ブラインドコミュニケーター/見える世界と見えない世界を繋ぐ仲介者

アパレルやインテリア業界を経てフリーランスの営業・PRとして活動。2016年の4月、朝目が覚めると目が見えなくなっていた。軽やかにしなやかに社会復帰後、ダイアログ・イン・ザ・ダークでの勤務を経て、2021年からブラインドコミュニケーターとしての活動をスタート。見える世界と見えない世界をポップに繋ぐためのワークショップや講演活動をしている。パーソナリティを勤めるTBSラジオ制作のPodcast番組「見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ」は第五回Japan Podcast awardsメディアクリエティブ部門にノミネート

当事者として場に参加し、化学反応を起こす「インスパイアラー」

大嶋 悠生(おおしまゆう)
ジェンダリスト/ミュータントウェーブ。/水天一碧株式会社 代表

2014年27歳でなでしこリーグ女子サッカー選手を引退。2017年6月に治療を経て戸籍を男性に変更。トランスジェンダーということが理由で起きた内定取り消しや婚約破棄などが重なり、心身ともに緊急停止。2017年8月の30歳を機に心機一転オーストラリアに移り住み、DE&Iを体感したことで人生観や見える世界が180度変わる。2018年に株式会社Job Rainbowに入社し、営業兼研修講師として企業のLGBTQ+へのお取組みをサポート。2022年に「自分を愛せる世界」をビジョンに掲げ、トランスジェンダー男性3名からなるユニット「ミュータントウェーブ。」を立上げ、企業・自治体・学校など多くの人を巻込み続けている。そして2025年、水天一碧株式会社を創立し新たな挑戦を始めている。社会的役割として、多様な性と社会を生きたからこそ感じられた大切なことを伝え、一緒に考え、新しい視点と気付きのキッカケを生み出すことを目指している。

棚澤 直(たなざわなお)
高校中退系18歳

18歳。SOLIT! モデルとして昨年4月に行われたバンクーバーファッションウィークに出場。その過程で自らのインクルージョンの認識がとても偏狭なものだと自覚する。それと同時に画一的な高校教育の在り方に窮屈感を覚え、中退を決意。現在はD&Iをテーマにしたワークショップ「ちょっとだけDiversity &inclusion」の企画・運営、インターン生としてSOLIT!に関わる。登山、ランニング、サウナをこよなく愛しており、将来はインクルーシブな山小屋を作ることを計画中。

松村 有季子 (まつむらゆきこ)
サバイバー看護師

明治大学卒業後、東日本大震災の復興支援ボランティアをきっかけに看護師を志し、大学病院で7年間勤務する。32歳で乳がんを経験し、3回の手術と治療を乗り越えた。その後、デジタルマーケターとして新たなキャリアに挑戦する。現在はフェムテックに関心を持ち、学びを深める中でDE&Iの重要性に気づく。自身の経験を活かし、多様な視点を広げる活動を目指している。

 

プログラム概要・ご応募はこちら

募集人数

約20名

最低催行人数

8名

開催場所

UNIVERSITY of CREATIVITY TOKYO Campus
赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー 23F
https://uoc.world/access/

参加費

60,000円(税込)

アクセシビリティについて

  • バリアフリー会場(一部段差あり)
  • 多目的トイレあり
  • 日本語・英語話者スタッフ
  • 荷物入れとして使える鍵付きロッカー
  • 同時文字起こし・通訳サービス導入予定

※会場のバリアフリー情報/会場までのバリアフリー情報はこちらの資料から確認できます!(読み取れない方は、メールでお送りすることも可能です。お手数ですが、お問合せページからご連絡いただけますと幸いです。)

応募時にご提出いただくもの

  1. 所属企業・団体と現職での役割
  2. DE&Iに関して、現在どのような業務に取り組んでいるか
  3. 特に誇りに思う取り組みがあれば、その詳細とその取り組みがなぜ重要だと考えるか
  4. 抱えているDE&Iに関する課題を挙げ、それにどのように対処したいと考えているか
  5. 今回のプログラムに参加することに対しどんなことを期待しているか

応募締切

2025年3月14日(金)23:59

※3月21日(金)までに【参加可否のご連絡】と【支払いのご案内】をいたします。
※恐れ入りますが、参加人数調整の関係で応募課題の内容を参考に参加の可否を決定させていただきます。

応募フォーム

こちらUNIVERSITY of CREATIVITYの本プログラムのサイトとなります。
ページ内の「参加する」ボタンを押してご応募ください!
https://uoc.world/mandala/details/?id=QCiADyMvPAH

 

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さいごに

最後に、現在高校3年生の代であり、若者代表としての僕からのメッセージを読んでいただけたら嬉しいです。

DE&Iと耳にすると、「時間や労力がかかる一方、リターンが見込めない」「余裕がある人たちが取り組むことで、そんな余裕はない」などとお考えの方も少なくないのでしょうか。SOLITはこれまで多様な人々とコラボレーションし未来を共に創ってきました。そこには確かな悦びがありました。それは私たちがコラボレーションの中で私たちらしさを見つけていく”過程”にあったのだとおもいます。

20244月に行われた「Vancouver Fashion Week 2024 (以後VFW)」では、SOLITは様々な特性、背景を持ったメンバーとともにオールインクルーシブな世界を表現し、「私たちらしさ」を世界の新しい当たり前にするために尽力しました。VFWに向けたメンバー同士の話し合いの中では、身体の状態や考え方の多様さ故の困難もあり、その瞬間は遠回りに思えることもありました。

僕(なお)は当初、障害に対して「触れてはいけないものなのではないか」と考え、対話をするより先に無意識に過度な配慮をしていました。過度な配慮は相手への理解を妨げるどころか、自らの個性も押し殺し、結果分断を生んだ時もありました。つまり、自らの属性にあったふるまいを意識していたのです。ですが、対話を繰り返し、様々な考え方に触れるうちに相手を属性ではなくその人自身で認識できるように変わり始めました。その時、僕自身も多様性を構成しているなかの一人なのだと気づきました。

それから自分自身も属性(健常者、一般の都立高校生、マジョリティ)から解放されて、自分の素直な声に耳を傾けるようになりました。そして無自覚に行っていた相手と自分のカテゴライズを自覚できたとき、視野が広がり、開放感を感じました。それは自分が本当に大切にしている何かに目覚めたからかもしれません。この体験は同質性の高い集団の中では決して体験できないことだと思います。

多様性の高い集団の中での対話ではそれまでの前提が通じなくなることが多々あるかと思います。その時に自分の意見や主張に立ち返ることで、自ずと自分の大切にしているものが見えてくるはずです。そして自分の大切にしているものを対話を通じて共有し合うことで、今までにない創造的で刺激的な方向に出発します。

DE&Iの推進は企業や担当者レベルではなく、私たち一人ひとりの「あり方」を変えるものだと考えています。「あり方」が変わると、自ずとアウトプットの全てが変わってきます。 そのアウトプットにより社会に潮流が生まれ、日本、そして世界にDE&Iの考えが広がります。そんな世界を共に作るために、【Diversity and Inclusion Lab -多層的な多様性の探求と実践】に参加しませんか。

 

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