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対等なパートナーシップの確立

対等なパートナーシップの確立

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「対等なパートナーシップの確立」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 対等なパートナーシップの確立 現行の大量生産を請け負う生産工場の多くは、付属品の指定や販売価格が既に決定しており、そこから縫製する価格を算出し請け負うため、生産工場で縫製のしやすさ、請け負う価格などの検討の余地がないことが多くなっています。 しかし、SOLITでは、作り手と一緒に「作り方から相談」して決めていくことを大切にしようと考え、生産のパートナーとして対等な議論を交わすことのできる関係構築を重視しています。 「余白」を残した依頼 決め切ったものを依頼するのではなく、作り手とチームになって一緒に考える「余白」を残した依頼を可能にすることで、縫製担当者の不必要な縫製を削減でき、時にデザインの改善や他の選択肢をともに考え、生み出せるような関係性を作っています。 Code of conduct そのために、Code of conductを取り交わし、SOLITが大切にしたい環境や人権への配慮について事前に共有した上で理解と共感をいただいた先と連携することを決めています。Code of conductで約束する行動指針に関しては、お互いに対等に責任が発生するため、私たちだけではなく生産工場の環境改善や人権保護にも寄与でき、お互いに対話を続けて改善していくことができるような仕組みを作っています。 また、多様な人が着やすい服を作るための生産にはとても手間が掛かります。私たちは、作り手の方々にも敬意をこめて、チームとして一緒に考える余白を残すこと、適正な対価を支払うことで、対等なパートナーシップを確立してきました。

対等なパートナーシップの確立

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「対等なパートナーシップの確立」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 対等なパートナーシップの確立 現行の大量生産を請け負う生産工場の多くは、付属品の指定や販売価格が既に決定しており、そこから縫製する価格を算出し請け負うため、生産工場で縫製のしやすさ、請け負う価格などの検討の余地がないことが多くなっています。 しかし、SOLITでは、作り手と一緒に「作り方から相談」して決めていくことを大切にしようと考え、生産のパートナーとして対等な議論を交わすことのできる関係構築を重視しています。 「余白」を残した依頼 決め切ったものを依頼するのではなく、作り手とチームになって一緒に考える「余白」を残した依頼を可能にすることで、縫製担当者の不必要な縫製を削減でき、時にデザインの改善や他の選択肢をともに考え、生み出せるような関係性を作っています。 Code of conduct そのために、Code of conductを取り交わし、SOLITが大切にしたい環境や人権への配慮について事前に共有した上で理解と共感をいただいた先と連携することを決めています。Code of conductで約束する行動指針に関しては、お互いに対等に責任が発生するため、私たちだけではなく生産工場の環境改善や人権保護にも寄与でき、お互いに対話を続けて改善していくことができるような仕組みを作っています。 また、多様な人が着やすい服を作るための生産にはとても手間が掛かります。私たちは、作り手の方々にも敬意をこめて、チームとして一緒に考える余白を残すこと、適正な対価を支払うことで、対等なパートナーシップを確立してきました。

生み出し方と生み出す責任

生み出し方と生み出す責任

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「私たちの生み出し方と生み出す責任」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ SOLITが大切にしている「生み出し方」 はじまりはすべて誰かの「願い」から SOLITでは、全てのプロダクトについて課題当事者の方にヒアリングを行いながら、プロダクトの修正を繰り返し、製品化に至ります。 1商品あたり、約100名の方にアンケートやヒアリングを実施し、試作品を着用してもらい、さらに修正を加えて... どんなに課題が解決できたプロダクトになったとしても、商品を生むことで生産から循環に至るまで「誰かを傷つけないか」、この形状やアプローチは「価値観の押し付けになっていないか」と、繰り返し議論をすることを大切にしています。 これは、インクルージョンの視点から当たり前に重要なことであると共に、「本当に必要とされるものを生み出す」ということでサステナビリティの観点にもつながっていくポイントだと考えているからです。 「課題当事者の方が本当に嬉しいか」を意思決定の判断軸とする 課題当事者の方の言葉や想いをヒアリングした上で、初めて判断する。本当にこれが「正しい」かどうかは、SOLITメンバーも工場で縫製しているメンバーも判断することができないという事実を常に意識することを忘れないようにしています。 体型や障がいの度合い、好みや価値観や思想も人それぞれな中で、SOLITの製作・検証をはじめとする企画段階では、様々な障害の方、年齢、体型、セクシュアリティの方にとにかくたくさんご着用いただくようにしています。どんなプロダクトだったとしても、製品化されたアイテムの最終決定者は、課題当事者の方々です。 多様な人も、地球環境もインクルードするデザインである SOLITのインクルーシブデザインは、障がい者・高齢者といった「スペシャルニーズ」を持つ人にとどまりません。Human DiverstyからBio Diversityまで、あらゆる存在を包括するために議論をして生み出すことを重視し、問いを投げかけるようにしています。 SOLITが大切にしている「生み出す責任」 必要なものを、必要な人に、必要な分だけ生み出す 不必要なものは生み出さず、環境負荷の軽減をはかっています。必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」「最少ロット生産」にこだわり、プロダクトの生産をしています。 企画段階からファッションに課題を感じてきた「課題当事者」とともに必要なものだけを開発します。 画一的なデザインの提供ではなく、それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、「着る人が選ぶ」を実現するための仕組みを構築しています。 同じ未来の実現に賛同する企業や医療・福祉事業者と連携し、これまでにないプロダクト開発や環境設計など、私たちが持つ知識やデータを活用した企画・伴走支援も行います。 PROJECT SOLITでは、多様な人と地球環境に対して配慮し行動を起こすことは、これからのファッション業界・ものづくりを担う者として「やらないという選択肢はない」と考えています。創業当初から続いたインクルーシブファッションサービス「SOLIT!」に関しては、上記のポイントを守った開発を続けてきました。 もちろん、私たちもまだまだ完璧とはいえませんし、組織の状況やプロジェクトのフェーズなどの事情で取り組むことができる範囲は変わってくるかもしれません。それでも、配慮すべき点や取り組むべきことがまだまだ多くある中で、「今できる形は何だろう」と考えることを諦めず、工夫できる範囲から始めていくことが肝要です。 だからこそ、「やらなければならないから仕方なくやる」というところから抜け出し、「必要だと感じるから工夫を続ける」ところに至ることも大切だと考えています。そのために、思考停止せず、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくためのお手伝いもさせていただきながら、私たち自身も含め、少しずつサステナブルな未来や世界を実現していくことができればと思っています。  

生み出し方と生み出す責任

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「私たちの生み出し方と生み出す責任」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ SOLITが大切にしている「生み出し方」 はじまりはすべて誰かの「願い」から SOLITでは、全てのプロダクトについて課題当事者の方にヒアリングを行いながら、プロダクトの修正を繰り返し、製品化に至ります。 1商品あたり、約100名の方にアンケートやヒアリングを実施し、試作品を着用してもらい、さらに修正を加えて... どんなに課題が解決できたプロダクトになったとしても、商品を生むことで生産から循環に至るまで「誰かを傷つけないか」、この形状やアプローチは「価値観の押し付けになっていないか」と、繰り返し議論をすることを大切にしています。 これは、インクルージョンの視点から当たり前に重要なことであると共に、「本当に必要とされるものを生み出す」ということでサステナビリティの観点にもつながっていくポイントだと考えているからです。 「課題当事者の方が本当に嬉しいか」を意思決定の判断軸とする 課題当事者の方の言葉や想いをヒアリングした上で、初めて判断する。本当にこれが「正しい」かどうかは、SOLITメンバーも工場で縫製しているメンバーも判断することができないという事実を常に意識することを忘れないようにしています。 体型や障がいの度合い、好みや価値観や思想も人それぞれな中で、SOLITの製作・検証をはじめとする企画段階では、様々な障害の方、年齢、体型、セクシュアリティの方にとにかくたくさんご着用いただくようにしています。どんなプロダクトだったとしても、製品化されたアイテムの最終決定者は、課題当事者の方々です。 多様な人も、地球環境もインクルードするデザインである SOLITのインクルーシブデザインは、障がい者・高齢者といった「スペシャルニーズ」を持つ人にとどまりません。Human DiverstyからBio Diversityまで、あらゆる存在を包括するために議論をして生み出すことを重視し、問いを投げかけるようにしています。 SOLITが大切にしている「生み出す責任」 必要なものを、必要な人に、必要な分だけ生み出す 不必要なものは生み出さず、環境負荷の軽減をはかっています。必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」「最少ロット生産」にこだわり、プロダクトの生産をしています。 企画段階からファッションに課題を感じてきた「課題当事者」とともに必要なものだけを開発します。 画一的なデザインの提供ではなく、それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、「着る人が選ぶ」を実現するための仕組みを構築しています。 同じ未来の実現に賛同する企業や医療・福祉事業者と連携し、これまでにないプロダクト開発や環境設計など、私たちが持つ知識やデータを活用した企画・伴走支援も行います。 PROJECT SOLITでは、多様な人と地球環境に対して配慮し行動を起こすことは、これからのファッション業界・ものづくりを担う者として「やらないという選択肢はない」と考えています。創業当初から続いたインクルーシブファッションサービス「SOLIT!」に関しては、上記のポイントを守った開発を続けてきました。 もちろん、私たちもまだまだ完璧とはいえませんし、組織の状況やプロジェクトのフェーズなどの事情で取り組むことができる範囲は変わってくるかもしれません。それでも、配慮すべき点や取り組むべきことがまだまだ多くある中で、「今できる形は何だろう」と考えることを諦めず、工夫できる範囲から始めていくことが肝要です。 だからこそ、「やらなければならないから仕方なくやる」というところから抜け出し、「必要だと感じるから工夫を続ける」ところに至ることも大切だと考えています。そのために、思考停止せず、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくためのお手伝いもさせていただきながら、私たち自身も含め、少しずつサステナブルな未来や世界を実現していくことができればと思っています。  

技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること

技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること」についてご紹介します。   関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること 縫製工場では、後継者を育てる環境も少なくなり、技術の継承ができなくなっていることが喫緊の課題となっています。 これまでの大量生産の方法は、効率を重視し、衣服の同じ部分を縫製し続けるライン生産方式が多くなっていたため、一人で一着全ての縫製を行う「丸縫い」をすることが少なくなっていました。一つの工程しか縫製方法を勉強できなかった方々は、一着丸々縫うことが出来ないため、本人のスキルアップやキャリアアップにも手が届きにくいという課題も生まれています。さらには「丸縫い」の技術を知る人が減っていくことで、技術が途絶えてしまうことも懸念されています。 PROJECT SOLITが作る「SOLIT!」のカスタマイズ可能な服は、「丸縫い」で縫製されるため、プロダクトを縫製することによって「丸縫い」の縫製をする機会が増えます。一人で縫いあげる「丸縫い」の仕事が安定的にあると、技術を持った人を雇用し続けることができ、さらには後継者の育成や、技術者のキャリアアップにも繋がっていくと考えています。

技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること

私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること」についてご紹介します。   関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること 縫製工場では、後継者を育てる環境も少なくなり、技術の継承ができなくなっていることが喫緊の課題となっています。 これまでの大量生産の方法は、効率を重視し、衣服の同じ部分を縫製し続けるライン生産方式が多くなっていたため、一人で一着全ての縫製を行う「丸縫い」をすることが少なくなっていました。一つの工程しか縫製方法を勉強できなかった方々は、一着丸々縫うことが出来ないため、本人のスキルアップやキャリアアップにも手が届きにくいという課題も生まれています。さらには「丸縫い」の技術を知る人が減っていくことで、技術が途絶えてしまうことも懸念されています。 PROJECT SOLITが作る「SOLIT!」のカスタマイズ可能な服は、「丸縫い」で縫製されるため、プロダクトを縫製することによって「丸縫い」の縫製をする機会が増えます。一人で縫いあげる「丸縫い」の仕事が安定的にあると、技術を持った人を雇用し続けることができ、さらには後継者の育成や、技術者のキャリアアップにも繋がっていくと考えています。

SOLITの5つのサステナビリティ

SOLITの5つのサステナビリティ

SOLITでは、指針として「5つのサステナビリティ」を掲げ、関わるすべての取り組みにおいてこれらの視点を大切にプロジェクトを進めることを決めています。 5つのサステナビリティ NO MORE WASTE / 不必要なものを生み出さない 必要とされた分だけ受注生産・小ロット生産をすることによって生産ロスを生みません。商品を購入して持ち帰れば捨ててしまうだけの下げ札や、着用に必要のないタグなどをそもそもつけていません。 関連記事:生み出し方と生み出す責任 LONG-LIFE PRODUCT / 商品寿命の長期化 一着一着、耐久性のある素材を活用することで、より長く使っていただけます。 セミオーダーで身体に合うものを選んでいただくので、購入したけれど合わなかったから廃棄する...ということを極力少なくしています。 汚れや摩耗などの際はいつでも相談をお受けし、リペア・リメイクのサポートをさせていただきます。 PROJECT AWAKE RECYCLING・REPURPOSING / リサイクルと再価値化 リサイクル段ボールでの配送をし、梱包に不必要なバージン素材や石油由来の素材を使いません。 輸送効率を高めるため、余分な空間を作らずぴったりサイズの箱または袋で配送をします。 商品の保護には、工場において未使用なのにもかかわらず廃棄となってしまう予定だった「残布」を再活用しています。 着続けていただいてもなお、それでも着なくなった服は回収し研究のために活用します。また、その上で使い果たした服はリサイクルパートナーと連携してリサイクル・循環にまわし、リサイクルや循環においてもできる限りエネルギーを使わない工夫をします。 関連記事:人と環境と共にあるための紙と印刷戦略 HUMAN RIGHTS / 人権保護...

SOLITの5つのサステナビリティ

SOLITでは、指針として「5つのサステナビリティ」を掲げ、関わるすべての取り組みにおいてこれらの視点を大切にプロジェクトを進めることを決めています。 5つのサステナビリティ NO MORE WASTE / 不必要なものを生み出さない 必要とされた分だけ受注生産・小ロット生産をすることによって生産ロスを生みません。商品を購入して持ち帰れば捨ててしまうだけの下げ札や、着用に必要のないタグなどをそもそもつけていません。 関連記事:生み出し方と生み出す責任 LONG-LIFE PRODUCT / 商品寿命の長期化 一着一着、耐久性のある素材を活用することで、より長く使っていただけます。 セミオーダーで身体に合うものを選んでいただくので、購入したけれど合わなかったから廃棄する...ということを極力少なくしています。 汚れや摩耗などの際はいつでも相談をお受けし、リペア・リメイクのサポートをさせていただきます。 PROJECT AWAKE RECYCLING・REPURPOSING / リサイクルと再価値化 リサイクル段ボールでの配送をし、梱包に不必要なバージン素材や石油由来の素材を使いません。 輸送効率を高めるため、余分な空間を作らずぴったりサイズの箱または袋で配送をします。 商品の保護には、工場において未使用なのにもかかわらず廃棄となってしまう予定だった「残布」を再活用しています。 着続けていただいてもなお、それでも着なくなった服は回収し研究のために活用します。また、その上で使い果たした服はリサイクルパートナーと連携してリサイクル・循環にまわし、リサイクルや循環においてもできる限りエネルギーを使わない工夫をします。 関連記事:人と環境と共にあるための紙と印刷戦略 HUMAN RIGHTS / 人権保護...

バンクーバーファッションウィークにて初のコレクション、14点発表

バンクーバーファッションウィークにて初のコレクション、14点発表

私たち「SOLIT!」は、北米最大級のファッションイベント、バンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)にて、日本時間 2024年4月24日(水)10時40分に14ルックの初コレクションを発表しました。 なお、発表されたコレクションの一部は、4月26日(金)よりSOLIT!公式オンラインショップにて公開、5月17日(金)から5月26日(日)の期間でご購入いただけます。 コンセプトはIT’S SOLIT!-Duh! 私たちの初コレクションでは、特別なものを表現したいのではなく、多様な存在と、自分らしく表現することがあたりまえのことなのだと伝えるため「とても素敵-あたりまえでしょ」(IT’S SOLIT!-Duh!)というコンセプトを立てました。 今回、時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める多様な人も地球環境も配慮されたオールインクルーシブな社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITはDE&Iを考慮しながら作り上げたチームとアイテムと共に、世界の舞台でコレクションを発表しました。 ランウェイ動画、公開 私たちのショーはVancouver Fashion WeekのYoutubeに3:58くらいから開始されます。是非ご覧ください!   詳しくは特設ページへ 私たちの挑戦についての詳しい情報は、「RUNWAY」ページをご覧ください!   RUNWAY      

バンクーバーファッションウィークにて初のコレクション、14点発表

私たち「SOLIT!」は、北米最大級のファッションイベント、バンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)にて、日本時間 2024年4月24日(水)10時40分に14ルックの初コレクションを発表しました。 なお、発表されたコレクションの一部は、4月26日(金)よりSOLIT!公式オンラインショップにて公開、5月17日(金)から5月26日(日)の期間でご購入いただけます。 コンセプトはIT’S SOLIT!-Duh! 私たちの初コレクションでは、特別なものを表現したいのではなく、多様な存在と、自分らしく表現することがあたりまえのことなのだと伝えるため「とても素敵-あたりまえでしょ」(IT’S SOLIT!-Duh!)というコンセプトを立てました。 今回、時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める多様な人も地球環境も配慮されたオールインクルーシブな社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITはDE&Iを考慮しながら作り上げたチームとアイテムと共に、世界の舞台でコレクションを発表しました。 ランウェイ動画、公開 私たちのショーはVancouver Fashion WeekのYoutubeに3:58くらいから開始されます。是非ご覧ください!   詳しくは特設ページへ 私たちの挑戦についての詳しい情報は、「RUNWAY」ページをご覧ください!   RUNWAY      

SOLITが描く「東洋思想的インクルーシブデザイン」とは

SOLITが描く「東洋思想的インクルーシブデザイン」とは

SOLITが伝えきれていない、核となる思想 2023年、海外からの声を受けてSOLITの思想を改めて整理した 私たちは、最近、日本を中心として香港やイギリスなど、海外に向けた活動を徐々に広めています。その取り組みの中で、”日本人”同士の会話だからこそ、共通言語や共通認識の土台の上で伝えられていた部分が、言語の壁を越え、国や文化の違いを越えたときに、伝わりにくい瞬間があるということに気づきました。 特に、日本の文化や歴史に紐付く「東洋思想」的な考え方であったり、事業やサービス・デザインに関する意思決定の背景にある「哲学」「思想」の部分。従来の産業が生み出してきた課題に対する違和感とそれをどのように解決しているのかといった「HOW」の部分はこれまでも伝えてきたものの、海外のパートナーやクライアントと接する機会が多くなった2023年において、それがどのような哲学・思想のもとで行われたものなのかを、ちゃんと伝えきれていないということを感じました。 そこで、私たちのメンターとなってくださる方々と日々話し合う中で、同じような言葉を使って事業をされている方々と実はその根本としての考え方が違うことや、抽象的な言語としては同じものだったとしてもそれが「どこまでを包括しようとしているのか」といった視点が異なることに気づき、それを明言しなければ相手には伝わらないし、それこそ、そこが私たちの強みでもあると捉え直し、考えまとめることにしました。 キーワードは、「東洋思想的インクルーシブデザイン」「多元性」 私たちの根本に持つ思想として、キーワードに挙げるならば大きく2つあることを捉え直しました。1つは、「東洋思想的インクルーシブデザイン」。もう一つは、「多元性」。 私たちの団体に少しでも関わってくださった方々や、一緒にお仕事をさせていただいた企業の皆様にはこうした側面を講演でお伝えしたり、提案の中に含んでお伝えしたこともあったかもしれませんが、改めて言語化をしてみると、この2つの言葉に集約されるのではないかと行きつきました。 多様性や、サステナビリティ、ダイバーシティー&インクルージョンというテーマに関心がある人であればよく耳にすることがある「インクルーシブデザイン」。1970年代からバリアフリーや、ユニバーサルデザインなど多くの新たなデザインのスキームや考え方が広まり、今や日本でも障害や福祉のフィールドでデザインが浸透されることも増えてきました。 「インクルーシブデザイン」という言葉自体も広まりつつあるものの、やはり言葉だけが広まってしまうことが多く、その本質をとらえぬまま伝わってしまっていたり、人によって描くイメージが異なっている状況もあるのではないかと感じます。そして、改めて私たちが描く「インクルーシブデザイン」について考えた時、少し特徴があるなと気づくことがあったため、次の章からはこれについて説明したいと思います。 東洋思想的インクルーシブデザインと多元性 そもそもインクルーシブデザインとは何なのか? イギリス・ロンドンにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国王立芸術大学院)のロジャー・コールマン教授が発祥した「インクルーシブデザイン」。デザインシンキングや、ユニバーサルデザインと異なる箇所として、社会的マイノリティーや課題当事者をヒアリング対象者として話を聞くことにとどまらず、企画段階から共にデザインを行っていくということを重要視しているものです。 ただアンケートを取ったり、ヒアリングをするだけだと、その人の中で顕在化しているニーズ、自覚のある部分に対してはアプローチすることができますが、潜在的なニーズ、本人の中の「当たり前」に入ってしまっている無自覚の部分などにアプローチすることは難しく、また関係構築が未熟なままの実施だと、その場で本心を出し切ることは難しく、正しい意見がもらえないといった難しさが出てくることもあります。 インクルーシブデザインでは、心理的安全性を担保された上で、チームの一員として議論の上流から参加し、経営判断や意思決定の土台となる部分にも対等な存在・意見として発言が組み込まれていく「関係性の構築」を前提に場を構築していきます。これによって、一種の機会均等や人権の確保を担うといった側面もあれば、企画段階から当事者の声が入ることでデザイナー本意の的外れなアウトプットを避けられるということ、またニーズの前のシーズの段階から確認でき、イノベーションの種を見つけることができるといった側面が存在しています。 「東洋思想的インクルーシブデザイン」とは何か 私たちはこの素晴らしい「インクルーシブデザイン」の捉え方や手法に敬意を示しています。しかし、一方で、一般的には「高齢者、障がい者、外国人など、従来デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むデザイン手法」とされているインクルーシブデザインは、その前提に「二元論」や「カテゴライズ」する思想が存在していることに気がつきました。 これは、近代西洋で起こった産業革命と資本主義の誕生以降に加速した「物事を分類することによって把握しやすくし、効率化することでスピードを速める」といった文明や産業のあり方が関係しているように思います。英語の表現としても”「Design for〜」から「Design with〜」へ”とされることがあるのですが、いくらプロセスの上流から巻き込んだとしても、結局「A design with B」といったAとBが交わることのない限界がそこにあるように感じます。本来は、二元論的な考え方をする必要もなく、ただただ「Diverse people design.」であるはずです。そこにはwithもforも必要ありません。 日本では茶道の精神の中に「主客一体」という考え方があります。私たちSOLITが描く「インクルーシブデザイン」は、どちらかというとこうした発想に近く、二元論やカテゴライズさえ存在しない、個々の存在やその空間における多元性を前提として「共に在る」ことで創っていく世界をイメージしているのだと感じるようになりました。 西洋が生み出した「インクルーシブデザイン」は常にアップデートされていますが、その根本に存在する二元論に違和感を持つならば、私たちSOLITは自分達が目指す世界に向けた私たちなりのインクルーシブデザインを確立させていく必要があると捉えました。それは「主客一体」の精神にもあるような、生まれながらにして触れてきた価値観や文化に基づく、人間としてのOSに組み込まれている東洋思想的な考え方に紐づくのではないかと感じています。 二元論に対する違和感は、主人と客人ではなく、主客が共にその場を創るのだという「主客一体」や、足るを知るという心構えがあり、そこに区別することなどできないといった考え方が身近に存在している中で生きてきたからこそ、感じるものなのかもしれません。 私たちSOLITでは、従来の日本が捉えてきたこの東洋思想的なインクルーシブデザインこそが、本当の意味で多様な人を包括しそして多様な人が自分らしく生きていくために必要なアウトプットを生み出すにおいて必要なのではないかと思っています。 「多元性」を前提とすることの重要性...

SOLITが描く「東洋思想的インクルーシブデザイン」とは

SOLITが伝えきれていない、核となる思想 2023年、海外からの声を受けてSOLITの思想を改めて整理した 私たちは、最近、日本を中心として香港やイギリスなど、海外に向けた活動を徐々に広めています。その取り組みの中で、”日本人”同士の会話だからこそ、共通言語や共通認識の土台の上で伝えられていた部分が、言語の壁を越え、国や文化の違いを越えたときに、伝わりにくい瞬間があるということに気づきました。 特に、日本の文化や歴史に紐付く「東洋思想」的な考え方であったり、事業やサービス・デザインに関する意思決定の背景にある「哲学」「思想」の部分。従来の産業が生み出してきた課題に対する違和感とそれをどのように解決しているのかといった「HOW」の部分はこれまでも伝えてきたものの、海外のパートナーやクライアントと接する機会が多くなった2023年において、それがどのような哲学・思想のもとで行われたものなのかを、ちゃんと伝えきれていないということを感じました。 そこで、私たちのメンターとなってくださる方々と日々話し合う中で、同じような言葉を使って事業をされている方々と実はその根本としての考え方が違うことや、抽象的な言語としては同じものだったとしてもそれが「どこまでを包括しようとしているのか」といった視点が異なることに気づき、それを明言しなければ相手には伝わらないし、それこそ、そこが私たちの強みでもあると捉え直し、考えまとめることにしました。 キーワードは、「東洋思想的インクルーシブデザイン」「多元性」 私たちの根本に持つ思想として、キーワードに挙げるならば大きく2つあることを捉え直しました。1つは、「東洋思想的インクルーシブデザイン」。もう一つは、「多元性」。 私たちの団体に少しでも関わってくださった方々や、一緒にお仕事をさせていただいた企業の皆様にはこうした側面を講演でお伝えしたり、提案の中に含んでお伝えしたこともあったかもしれませんが、改めて言語化をしてみると、この2つの言葉に集約されるのではないかと行きつきました。 多様性や、サステナビリティ、ダイバーシティー&インクルージョンというテーマに関心がある人であればよく耳にすることがある「インクルーシブデザイン」。1970年代からバリアフリーや、ユニバーサルデザインなど多くの新たなデザインのスキームや考え方が広まり、今や日本でも障害や福祉のフィールドでデザインが浸透されることも増えてきました。 「インクルーシブデザイン」という言葉自体も広まりつつあるものの、やはり言葉だけが広まってしまうことが多く、その本質をとらえぬまま伝わってしまっていたり、人によって描くイメージが異なっている状況もあるのではないかと感じます。そして、改めて私たちが描く「インクルーシブデザイン」について考えた時、少し特徴があるなと気づくことがあったため、次の章からはこれについて説明したいと思います。 東洋思想的インクルーシブデザインと多元性 そもそもインクルーシブデザインとは何なのか? イギリス・ロンドンにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国王立芸術大学院)のロジャー・コールマン教授が発祥した「インクルーシブデザイン」。デザインシンキングや、ユニバーサルデザインと異なる箇所として、社会的マイノリティーや課題当事者をヒアリング対象者として話を聞くことにとどまらず、企画段階から共にデザインを行っていくということを重要視しているものです。 ただアンケートを取ったり、ヒアリングをするだけだと、その人の中で顕在化しているニーズ、自覚のある部分に対してはアプローチすることができますが、潜在的なニーズ、本人の中の「当たり前」に入ってしまっている無自覚の部分などにアプローチすることは難しく、また関係構築が未熟なままの実施だと、その場で本心を出し切ることは難しく、正しい意見がもらえないといった難しさが出てくることもあります。 インクルーシブデザインでは、心理的安全性を担保された上で、チームの一員として議論の上流から参加し、経営判断や意思決定の土台となる部分にも対等な存在・意見として発言が組み込まれていく「関係性の構築」を前提に場を構築していきます。これによって、一種の機会均等や人権の確保を担うといった側面もあれば、企画段階から当事者の声が入ることでデザイナー本意の的外れなアウトプットを避けられるということ、またニーズの前のシーズの段階から確認でき、イノベーションの種を見つけることができるといった側面が存在しています。 「東洋思想的インクルーシブデザイン」とは何か 私たちはこの素晴らしい「インクルーシブデザイン」の捉え方や手法に敬意を示しています。しかし、一方で、一般的には「高齢者、障がい者、外国人など、従来デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むデザイン手法」とされているインクルーシブデザインは、その前提に「二元論」や「カテゴライズ」する思想が存在していることに気がつきました。 これは、近代西洋で起こった産業革命と資本主義の誕生以降に加速した「物事を分類することによって把握しやすくし、効率化することでスピードを速める」といった文明や産業のあり方が関係しているように思います。英語の表現としても”「Design for〜」から「Design with〜」へ”とされることがあるのですが、いくらプロセスの上流から巻き込んだとしても、結局「A design with B」といったAとBが交わることのない限界がそこにあるように感じます。本来は、二元論的な考え方をする必要もなく、ただただ「Diverse people design.」であるはずです。そこにはwithもforも必要ありません。 日本では茶道の精神の中に「主客一体」という考え方があります。私たちSOLITが描く「インクルーシブデザイン」は、どちらかというとこうした発想に近く、二元論やカテゴライズさえ存在しない、個々の存在やその空間における多元性を前提として「共に在る」ことで創っていく世界をイメージしているのだと感じるようになりました。 西洋が生み出した「インクルーシブデザイン」は常にアップデートされていますが、その根本に存在する二元論に違和感を持つならば、私たちSOLITは自分達が目指す世界に向けた私たちなりのインクルーシブデザインを確立させていく必要があると捉えました。それは「主客一体」の精神にもあるような、生まれながらにして触れてきた価値観や文化に基づく、人間としてのOSに組み込まれている東洋思想的な考え方に紐づくのではないかと感じています。 二元論に対する違和感は、主人と客人ではなく、主客が共にその場を創るのだという「主客一体」や、足るを知るという心構えがあり、そこに区別することなどできないといった考え方が身近に存在している中で生きてきたからこそ、感じるものなのかもしれません。 私たちSOLITでは、従来の日本が捉えてきたこの東洋思想的なインクルーシブデザインこそが、本当の意味で多様な人を包括しそして多様な人が自分らしく生きていくために必要なアウトプットを生み出すにおいて必要なのではないかと思っています。 「多元性」を前提とすることの重要性...