JOURNAL

SOLITのファッションモデルの集合写真

バンクーバー・ファッション・ウィークへ共に挑戦するモデルが決定

多様性がコンセプトのバンクーバーファッションウィークのモデルが決定 バンクーバー・ファッション・ウィーク(以下、VFW)は、NYに次いで北米で2番目に大きな国際的ファッションイベントで、多国籍・多文化の都市・バンクーバーで開催されます。世界中から業界関係者や革新的なデザイナーが集まる唯一無二のファッションショーであり、世界のファッションウィークの中でも成長が著しく、パリ・ロンドン・ミラノ・ニューヨークの舞台に向けて若手デザイナーが世界で活躍するためのステージにもなっていると言われています。 今回、私たちSOLITはVFWより直接のオファーを受け、2024年4月のコレクションへ出場することを決めました。 「多様性」というコンセプトのVFWのコレクションには、多様性を受け入れファッションが社会に対してどのように価値を生み出していくのか、目の当たりにしようとされる方も参加者として多く集まります。そして、SOLITが描く「オールインクルーシブ」をさらに広く伝える機会と捉えました。 今回、私たちSOLITが準備するランウェイのテーマは「SOLIT! Duh.」。スラングで「めちゃくちゃやばい - え、そんなの当たり前でしょ?」といったように、多様な人がそれぞれの表現をすることが当たり前になった世界を見せたいと考えています。 また、本来は、バンクーバーファッションウィークからの招待であることから、必要な人数の全てのモデルはVFW事務局が提供してくださいます。しかし、私たちがこれまで作ってきたプロダクトは「多様な人が自分の好みや体型にあわせて、自分で選択することを可能にした」ことに価値があり、その可変性・拡張性を表現するにおいては一般的なモデル体型の人や、訓練されたランウェイウォーキングができる人だけに着ていただくのではその価値が伝わらないと感じました。 もっと多様な人に着てほしい。 このSOLITの思想や哲学をもとに、チームの一員として、障害、セクシュアリティ、信仰、体型、国籍、年齢、経験などに関係なく、多様な人とともにランウェイを彩りたいと思い、国内外からモデルの公募をし、今回この8人のモデルの皆さんと共に挑戦することを決めました。 時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、モデルの仲間たちとともに、SOLITは世界の舞台に立ちます。   SOLITの7名の多様なモデル 9月に実施したモデルの一般公募などで最終的に選ばれた、VFWに共に出場するモデル7名をご紹介します。 バンクーバーファッションウィークへむけて作り上げていくSOLITの表現を、最終的に会場に来場された方々へ届け、伝えてくれるのが今回のモデルです。実際には、ショー全体で15人のモデルが出場する中、SOLITのメンバーとしてともに企画段階から演出やプロダクト、表現を議論しながら伝えていく仲間として半年かけて一緒に作り上げるのがこの7人です。 7人のそれぞれの想いを知った上で、ぜひ私たちの挑戦を応援していただけたら嬉しいです。   髙居 千紘(たかい かずひろ) デフアスリートとして聞こえない子どもたちに希望を与える プロフィール コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社所属デフアスリート。1997年6月7日生まれ。滋賀県出身、神奈川県在住。先天性感音性難聴。2020年4月にコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社に入社。業務と両立しながら陸上競技の走り高跳びと十種競技のデフ(聴覚障がい)アスリートとして活動。2025年東京デフリンピックへの出場、メダル獲得を目指している。 自身の強み、魅力、特徴 先天性感音性難聴。口話と手話でのコミュニケーションが可能。 運動神経は抜群で、性格は負けず嫌い。 走り高跳びでは、全国聾学校陸上競技大会で3連覇。世界ろう大会で6位、自己記録は1m91cm。...

バンクーバー・ファッション・ウィークへ共に挑戦するモデルが決定

多様性がコンセプトのバンクーバーファッションウィークのモデルが決定 バンクーバー・ファッション・ウィーク(以下、VFW)は、NYに次いで北米で2番目に大きな国際的ファッションイベントで、多国籍・多文化の都市・バンクーバーで開催されます。世界中から業界関係者や革新的なデザイナーが集まる唯一無二のファッションショーであり、世界のファッションウィークの中でも成長が著しく、パリ・ロンドン・ミラノ・ニューヨークの舞台に向けて若手デザイナーが世界で活躍するためのステージにもなっていると言われています。 今回、私たちSOLITはVFWより直接のオファーを受け、2024年4月のコレクションへ出場することを決めました。 「多様性」というコンセプトのVFWのコレクションには、多様性を受け入れファッションが社会に対してどのように価値を生み出していくのか、目の当たりにしようとされる方も参加者として多く集まります。そして、SOLITが描く「オールインクルーシブ」をさらに広く伝える機会と捉えました。 今回、私たちSOLITが準備するランウェイのテーマは「SOLIT! Duh.」。スラングで「めちゃくちゃやばい - え、そんなの当たり前でしょ?」といったように、多様な人がそれぞれの表現をすることが当たり前になった世界を見せたいと考えています。 また、本来は、バンクーバーファッションウィークからの招待であることから、必要な人数の全てのモデルはVFW事務局が提供してくださいます。しかし、私たちがこれまで作ってきたプロダクトは「多様な人が自分の好みや体型にあわせて、自分で選択することを可能にした」ことに価値があり、その可変性・拡張性を表現するにおいては一般的なモデル体型の人や、訓練されたランウェイウォーキングができる人だけに着ていただくのではその価値が伝わらないと感じました。 もっと多様な人に着てほしい。 このSOLITの思想や哲学をもとに、チームの一員として、障害、セクシュアリティ、信仰、体型、国籍、年齢、経験などに関係なく、多様な人とともにランウェイを彩りたいと思い、国内外からモデルの公募をし、今回この8人のモデルの皆さんと共に挑戦することを決めました。 時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、モデルの仲間たちとともに、SOLITは世界の舞台に立ちます。   SOLITの7名の多様なモデル 9月に実施したモデルの一般公募などで最終的に選ばれた、VFWに共に出場するモデル7名をご紹介します。 バンクーバーファッションウィークへむけて作り上げていくSOLITの表現を、最終的に会場に来場された方々へ届け、伝えてくれるのが今回のモデルです。実際には、ショー全体で15人のモデルが出場する中、SOLITのメンバーとしてともに企画段階から演出やプロダクト、表現を議論しながら伝えていく仲間として半年かけて一緒に作り上げるのがこの7人です。 7人のそれぞれの想いを知った上で、ぜひ私たちの挑戦を応援していただけたら嬉しいです。   髙居 千紘(たかい かずひろ) デフアスリートとして聞こえない子どもたちに希望を与える プロフィール コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社所属デフアスリート。1997年6月7日生まれ。滋賀県出身、神奈川県在住。先天性感音性難聴。2020年4月にコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社に入社。業務と両立しながら陸上競技の走り高跳びと十種競技のデフ(聴覚障がい)アスリートとして活動。2025年東京デフリンピックへの出場、メダル獲得を目指している。 自身の強み、魅力、特徴 先天性感音性難聴。口話と手話でのコミュニケーションが可能。 運動神経は抜群で、性格は負けず嫌い。 走り高跳びでは、全国聾学校陸上競技大会で3連覇。世界ろう大会で6位、自己記録は1m91cm。...

人と環境と共にあるための紙と印刷戦略

人と環境と共にあるための紙と印刷戦略

森林は空気を浄化し、水を浄化し、そして野生動物を保護する。その多くの機能を持つ重要な資源であるのにもかかわらず、森林の減少は現在も続いています。 私たちSOLITは、誰もどれも取り残さない未来のため、資源保護に対する取り組みの一環として、印刷をしないことも提案される印刷・紙に関する専門家である伸和印刷株式会社と共にSOLITの事業活動に使用する紙資源の影響に対処するためのプログラムを実行しました。プログラムの設計は伸和印刷社が先導してくださり実施したものです。   紙の印刷事情、環境へのインパクト 紙の印刷における資源利用量や排出量を考える場合、印刷の紙・インク・輸送・廃棄など様々なプロセスにおいて考慮しなければなりません。例えば、印刷方法では主にオンデマンド印刷とオフセット印刷があります。オンデマンド印刷は、必要な数量だけ印刷するため、在庫を削減し、紙やインクの無駄を最小限に抑えることができるため、環境への負荷が低いと言えます。 一方で、大量の印刷に向いていると言われているオフセット印刷はインクと溶剤の使用が比較的多いため、大量印刷では効率的ですが、小ロットの印刷では、余剰の印刷物が出る可能性があり、紙やインクの無駄が生じます。また、製版や印刷工程におけるCO2排出量が比較的多い傾向にあります。 【保存版】森林資源使用量を減らすための紙と印刷チェックリスト   SOLITの印刷・紙利用の結果 今回の取り組みでは、2023年のSOLITの事業活動における印刷物のデータを全て伸和印刷社に共有し、Paper Calculator というツールを利用し、データを算出いたしました。 この方法は、Patagoniaなどの企業も使用しており、原材料の採取や加工から廃棄物処理までのライフサイクル段階に関連する環境への影響を可視化することが可能です。しかし、GHG(温室効果ガスの排出量)のデータについてはPaper Calculatorではなく、別途、環境省が発行している資料「サプライチェーン排出量算定の考え方」に基づいて計算しています。 紙および、印刷の排出量、輸送、配送で配送時の排出量、事業活動からでる排出量で紙くずの排出量をすべて考慮し計算しています。また、サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースを元に排出原単位は計算しています。 1)SOLITの印刷物の属性例 契約書・証明書、納品書、その他事務的書類 商品パンフレット・指南書 ポストカード・購入者様用メッセージカード 広告用チラシ 展示用のパネル・イベントご案内用ポスター 商品用POPカード 梱包用シール スティッカー 名刺 2)2023年、SOLITの印刷物における環境へのインパクト 成木 0.6本 総エネルギー量 60万(冷蔵庫0.7個が1年間稼働した分程のエネルギー) GHG 238kg 使用水分量 1873L...

人と環境と共にあるための紙と印刷戦略

森林は空気を浄化し、水を浄化し、そして野生動物を保護する。その多くの機能を持つ重要な資源であるのにもかかわらず、森林の減少は現在も続いています。 私たちSOLITは、誰もどれも取り残さない未来のため、資源保護に対する取り組みの一環として、印刷をしないことも提案される印刷・紙に関する専門家である伸和印刷株式会社と共にSOLITの事業活動に使用する紙資源の影響に対処するためのプログラムを実行しました。プログラムの設計は伸和印刷社が先導してくださり実施したものです。   紙の印刷事情、環境へのインパクト 紙の印刷における資源利用量や排出量を考える場合、印刷の紙・インク・輸送・廃棄など様々なプロセスにおいて考慮しなければなりません。例えば、印刷方法では主にオンデマンド印刷とオフセット印刷があります。オンデマンド印刷は、必要な数量だけ印刷するため、在庫を削減し、紙やインクの無駄を最小限に抑えることができるため、環境への負荷が低いと言えます。 一方で、大量の印刷に向いていると言われているオフセット印刷はインクと溶剤の使用が比較的多いため、大量印刷では効率的ですが、小ロットの印刷では、余剰の印刷物が出る可能性があり、紙やインクの無駄が生じます。また、製版や印刷工程におけるCO2排出量が比較的多い傾向にあります。 【保存版】森林資源使用量を減らすための紙と印刷チェックリスト   SOLITの印刷・紙利用の結果 今回の取り組みでは、2023年のSOLITの事業活動における印刷物のデータを全て伸和印刷社に共有し、Paper Calculator というツールを利用し、データを算出いたしました。 この方法は、Patagoniaなどの企業も使用しており、原材料の採取や加工から廃棄物処理までのライフサイクル段階に関連する環境への影響を可視化することが可能です。しかし、GHG(温室効果ガスの排出量)のデータについてはPaper Calculatorではなく、別途、環境省が発行している資料「サプライチェーン排出量算定の考え方」に基づいて計算しています。 紙および、印刷の排出量、輸送、配送で配送時の排出量、事業活動からでる排出量で紙くずの排出量をすべて考慮し計算しています。また、サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースを元に排出原単位は計算しています。 1)SOLITの印刷物の属性例 契約書・証明書、納品書、その他事務的書類 商品パンフレット・指南書 ポストカード・購入者様用メッセージカード 広告用チラシ 展示用のパネル・イベントご案内用ポスター 商品用POPカード 梱包用シール スティッカー 名刺 2)2023年、SOLITの印刷物における環境へのインパクト 成木 0.6本 総エネルギー量 60万(冷蔵庫0.7個が1年間稼働した分程のエネルギー) GHG 238kg 使用水分量 1873L...

9月2日(土)〜30日(土)開催!#やさしいファッション革命 を巻き起こす、SOLIT! POP-UP STORE & EXHIBITION@新宿マルイ

9月2日(土)〜30日(土)開催!#やさしいファッション革命 を巻き起こす、SOLIT! PO...

私たちSOLITは、3周年を迎えます ついに!皆様の応援やお力添えがあり、2020年9月15日に創業してからSOLIT株式会社は3周年を迎えます。 プロダクトを毎日着てくださっている方や、試着会にお越しいただいた方、会場や機会を提供してくださった方や、クラウドファンディングで支援してくださった方、そして研究や調査にお力添えいただいた方など、様々な形で関わってくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。 3周年を記念して、9月2日(土)~30日(土)の1か月間、「新宿マルイ本館 8階 イベントスペース」 にて、POP-UP STORE & EXHIBITIONを開催します。本イベントでは、SOLIT!が来年4月に控えたバンクーバーファッションウィーク(VFW)に向けた制作の現場を間近で見たり、実際の試作品の制作現場に参加いただける機会もご用意しています。 これからも『オールインクルーシブな社会を実現する』という会社のミッションのもと、現状に満足することなく、より一層邁進していきます。今後とも、よろしくお願いいたします!   コンセプトは 「ともに立ち上がる」 今回のPOP-UP STORE& EXHIBITIONは「ともに立ち上がる」をコンセプトとしています。このコンセプトは、VFWへの挑戦に向けたクラウドファンディングやSOLITの3周年記念、さらに「オールインクルーシブな社会」を目指すためのムーブメントが、多くの支援者の方々や、今回のPOP-UP STORE& EXHIBITIONで出会う皆様によって加速することを願って設定しました。 このJOURNALでは「SOLIT! POP-UP STORE & EXHIBITION」でどのようなことが体験できるのかについてご紹介させていただきます。   開催概要 日時:2023年9月2日(土) - 30日(土) 11:00~20:00※ 9月1日(金)...

9月2日(土)〜30日(土)開催!#やさしいファッション革命 を巻き起こす、SOLIT! PO...

私たちSOLITは、3周年を迎えます ついに!皆様の応援やお力添えがあり、2020年9月15日に創業してからSOLIT株式会社は3周年を迎えます。 プロダクトを毎日着てくださっている方や、試着会にお越しいただいた方、会場や機会を提供してくださった方や、クラウドファンディングで支援してくださった方、そして研究や調査にお力添えいただいた方など、様々な形で関わってくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。 3周年を記念して、9月2日(土)~30日(土)の1か月間、「新宿マルイ本館 8階 イベントスペース」 にて、POP-UP STORE & EXHIBITIONを開催します。本イベントでは、SOLIT!が来年4月に控えたバンクーバーファッションウィーク(VFW)に向けた制作の現場を間近で見たり、実際の試作品の制作現場に参加いただける機会もご用意しています。 これからも『オールインクルーシブな社会を実現する』という会社のミッションのもと、現状に満足することなく、より一層邁進していきます。今後とも、よろしくお願いいたします!   コンセプトは 「ともに立ち上がる」 今回のPOP-UP STORE& EXHIBITIONは「ともに立ち上がる」をコンセプトとしています。このコンセプトは、VFWへの挑戦に向けたクラウドファンディングやSOLITの3周年記念、さらに「オールインクルーシブな社会」を目指すためのムーブメントが、多くの支援者の方々や、今回のPOP-UP STORE& EXHIBITIONで出会う皆様によって加速することを願って設定しました。 このJOURNALでは「SOLIT! POP-UP STORE & EXHIBITION」でどのようなことが体験できるのかについてご紹介させていただきます。   開催概要 日時:2023年9月2日(土) - 30日(土) 11:00~20:00※ 9月1日(金)...

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

はじめに SOLIT株式会社は、2023年9月15日に3周年を迎えます。これを期に、わたしたちSOLIT株式会社が目指す、多様な人も地球環境も誰もどれも取り残さない「オールインクルーシブ」な社会の実現に向けて一つの冊子を制作しました。 タイトルは「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」です。 わたしたちは、微力であったとしてもスパイラルアップしているのだと信じ、まずは挑戦し、邁進し続けてきました。この3年の間に、受賞確率1%未満とされるiF DESIGN AWARDにて、GoogleやAppleと同等のデザインのレベルであるとの評価までしていただくことができました。これは、これまで一緒に歩んできた仲間、みなさんのおかげだと確信しています。 しかし、わたしたちの実現したいオールインクルーシブな社会は、わたしたちのような少人数で小さな会社の力だけでは、まだまだ実現できないのです。さらにたくさんの仲間が必要です。 今回のJOURNALでは、わたしたちが本冊子を制作しようとした目的や、具体的にどんな内容が書かれているのか、どんな方に読んでほしいのかなどを合わせてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。 指南書のご購入はこちらから 本冊子の目的と構成について この時代に、わたしは、わたしたちは、なにができるだろう。 そんな希望と、願いと、自分への失望と、社会への愛ある怒りを込めて、わたしたちが目指すオールインクルーシブな社会を実現するための仲間を集めるために、「HOW MIGHT WE ARE ALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」を書き上げました。 そのため、この本は現代社会に対する違和感をもち、諦めることなく、よりよい社会を目指すために立ちあがろうとする人に読んでもらいたいと思っています。そのような方々が、行動を起こすことを目的とするため、本冊子は、目次に記載の通り、大きく分けて3つの章に分けてまとめています。 「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」の目次...

HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書

はじめに SOLIT株式会社は、2023年9月15日に3周年を迎えます。これを期に、わたしたちSOLIT株式会社が目指す、多様な人も地球環境も誰もどれも取り残さない「オールインクルーシブ」な社会の実現に向けて一つの冊子を制作しました。 タイトルは「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」です。 わたしたちは、微力であったとしてもスパイラルアップしているのだと信じ、まずは挑戦し、邁進し続けてきました。この3年の間に、受賞確率1%未満とされるiF DESIGN AWARDにて、GoogleやAppleと同等のデザインのレベルであるとの評価までしていただくことができました。これは、これまで一緒に歩んできた仲間、みなさんのおかげだと確信しています。 しかし、わたしたちの実現したいオールインクルーシブな社会は、わたしたちのような少人数で小さな会社の力だけでは、まだまだ実現できないのです。さらにたくさんの仲間が必要です。 今回のJOURNALでは、わたしたちが本冊子を制作しようとした目的や、具体的にどんな内容が書かれているのか、どんな方に読んでほしいのかなどを合わせてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。 指南書のご購入はこちらから 本冊子の目的と構成について この時代に、わたしは、わたしたちは、なにができるだろう。 そんな希望と、願いと、自分への失望と、社会への愛ある怒りを込めて、わたしたちが目指すオールインクルーシブな社会を実現するための仲間を集めるために、「HOW MIGHT WE ARE ALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」を書き上げました。 そのため、この本は現代社会に対する違和感をもち、諦めることなく、よりよい社会を目指すために立ちあがろうとする人に読んでもらいたいと思っています。そのような方々が、行動を起こすことを目的とするため、本冊子は、目次に記載の通り、大きく分けて3つの章に分けてまとめています。 「HOW MIGHT WE AREALL-INCLUSIVE? / オールインクルーシブ指南書」の目次...

「あなたらしさ」「わたしらしさ」を否定しないために、アンコンシャスバイアスを知ってほしい

「あなたらしさ」「わたしらしさ」を否定しないために、アンコンシャスバイアスを知ってほしい

タトゥーをしている人は怖い人だ。 家事をするのは女性だ。 人は誰でも異性に恋愛感情を抱く。 これを見て、みなさんはどう感じますか? このような、知らず知らずのうちに刷り込まれた無意識の偏見や思い込みをアンコンシャスバイアスと言います。アンコンシャスバイアス自体は誰もが持っているものであり、ごく自然なもの。しかしそれが、気が付かないうちに自分や周りの人が本来の自分として生きることを否定していたり、差別や区別を生み出していたりするというのも事実です。 今回、SOLITでは資生堂のプログラムを活用し、社員、インターン、ボランティアなど様々な役割のメンバー間でアンコンシャスバイアスに関して話し合う勉強会を開催しました。   資生堂「SEE SAY DO PROGRAM」   勉強会では、アンコンシャスバイアスを体験的に学んだうえで、自分たちが今からできるアクションについて議論しました。このJOURNALでは、勉強会で得た気づきや議論をしたうえで皆さんと一緒にしたいアクションについてお伝えできればと思います。自分を知る手段としても、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 自己紹介で体験したアンコンシャスバイアス プログラムは、簡単なゲームからスタート。 まず、2~3人1組になり、何も話さずにその人がどのような人なのかを想像します。その後、お互いに答え合わせをかねて自己紹介をするというものです。 このゲームを通じて、「真面目そう」「元気そう」「本が好きそう」などといった外見の第一印象でその人の中身を判断してしまっているということを改めて体感しました。もちろん、初対面の場合はそのような「○○そう」というバイアスが浮かんできてしまうのは当然だと思います。しかし、それを理解したうえで人と接するのと、理解せずにそのバイアスに左右され続けるのとでは、人との関係性に違いが出るのではないかと感じました。 「知る」という小さなアクションが大きな鍵に 次のパートでは、4~5人に分かれて、各々が事前に調べてきたアンコンシャスバイアスの事例から自分が「無自覚だった」や「配慮が必要」と感じたものについて共有し、具体的な場面を思い浮かべながら議論をしました。 話し合う中で共有があった事例を2つ紹介します。 1つ目は、「レストランで食事をしていたときに、話している内容や見た目からその人を危険な人だと判断し、監視してしまった」という体験です。これは、自分や周りの人を守るためにとった行動であったけれど、結局は人を傷つけてしまったかもしれない例です。 2つ目は、「痩せている友人にちゃんと食べているか聞いてしまった」という体験です。これは、相手を気遣っての言動であったにも関わらず相手を傷つけてしまったかもしれない例です。 これらの事例において、自分の中のアンコンシャスバイアスを自覚していたならば、相手の気持ちをより配慮して行動できたかもしれません。だからこそ「知る」ことが大切だと学びました。 自分の中にある偏見や自分に足りない知識を「知る」。人に尋ねてみるなどをして、相手が傷つく可能性のある言い方や考え方を「知る」。今回のような議論の場を通じて、バイアスがかかる場面を「知る」。 これらを心がける人が少しずつでも増えていくことで、アンコンシャスバイアスによって傷ついたり、傷つけたりという場面を減らせるのではないかと考えています。   コミュニケーションを楽しむために 最後に、この日に参加していた全員で意見交換・対話をしました。 ここでは、今後のアクションとして、「偏見があることを事前に相手に伝え、無意識に自分が相手を傷つけるようなことを言っていたら教えてほしいと伝えること」や「自分と似た考えでない人と積極的に話してみることで視野を広げること」などのアクションができるという意見が出ました。一方で、「気にしすぎてしまうとコミュニケーションを楽しむことを忘れてしまう」という意見や「相手との関係によって楽しいと感じる人と苦しいと感じる人がいる」という意見も。 これを受けて、相手との関係やタイミングなどを考えたうえでコミュニケーションをとり、その過程で自分が傷つくことがあればそのこともしっかり相手に伝える必要があるという話をしました。...

「あなたらしさ」「わたしらしさ」を否定しないために、アンコンシャスバイアスを知ってほしい

タトゥーをしている人は怖い人だ。 家事をするのは女性だ。 人は誰でも異性に恋愛感情を抱く。 これを見て、みなさんはどう感じますか? このような、知らず知らずのうちに刷り込まれた無意識の偏見や思い込みをアンコンシャスバイアスと言います。アンコンシャスバイアス自体は誰もが持っているものであり、ごく自然なもの。しかしそれが、気が付かないうちに自分や周りの人が本来の自分として生きることを否定していたり、差別や区別を生み出していたりするというのも事実です。 今回、SOLITでは資生堂のプログラムを活用し、社員、インターン、ボランティアなど様々な役割のメンバー間でアンコンシャスバイアスに関して話し合う勉強会を開催しました。   資生堂「SEE SAY DO PROGRAM」   勉強会では、アンコンシャスバイアスを体験的に学んだうえで、自分たちが今からできるアクションについて議論しました。このJOURNALでは、勉強会で得た気づきや議論をしたうえで皆さんと一緒にしたいアクションについてお伝えできればと思います。自分を知る手段としても、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 自己紹介で体験したアンコンシャスバイアス プログラムは、簡単なゲームからスタート。 まず、2~3人1組になり、何も話さずにその人がどのような人なのかを想像します。その後、お互いに答え合わせをかねて自己紹介をするというものです。 このゲームを通じて、「真面目そう」「元気そう」「本が好きそう」などといった外見の第一印象でその人の中身を判断してしまっているということを改めて体感しました。もちろん、初対面の場合はそのような「○○そう」というバイアスが浮かんできてしまうのは当然だと思います。しかし、それを理解したうえで人と接するのと、理解せずにそのバイアスに左右され続けるのとでは、人との関係性に違いが出るのではないかと感じました。 「知る」という小さなアクションが大きな鍵に 次のパートでは、4~5人に分かれて、各々が事前に調べてきたアンコンシャスバイアスの事例から自分が「無自覚だった」や「配慮が必要」と感じたものについて共有し、具体的な場面を思い浮かべながら議論をしました。 話し合う中で共有があった事例を2つ紹介します。 1つ目は、「レストランで食事をしていたときに、話している内容や見た目からその人を危険な人だと判断し、監視してしまった」という体験です。これは、自分や周りの人を守るためにとった行動であったけれど、結局は人を傷つけてしまったかもしれない例です。 2つ目は、「痩せている友人にちゃんと食べているか聞いてしまった」という体験です。これは、相手を気遣っての言動であったにも関わらず相手を傷つけてしまったかもしれない例です。 これらの事例において、自分の中のアンコンシャスバイアスを自覚していたならば、相手の気持ちをより配慮して行動できたかもしれません。だからこそ「知る」ことが大切だと学びました。 自分の中にある偏見や自分に足りない知識を「知る」。人に尋ねてみるなどをして、相手が傷つく可能性のある言い方や考え方を「知る」。今回のような議論の場を通じて、バイアスがかかる場面を「知る」。 これらを心がける人が少しずつでも増えていくことで、アンコンシャスバイアスによって傷ついたり、傷つけたりという場面を減らせるのではないかと考えています。   コミュニケーションを楽しむために 最後に、この日に参加していた全員で意見交換・対話をしました。 ここでは、今後のアクションとして、「偏見があることを事前に相手に伝え、無意識に自分が相手を傷つけるようなことを言っていたら教えてほしいと伝えること」や「自分と似た考えでない人と積極的に話してみることで視野を広げること」などのアクションができるという意見が出ました。一方で、「気にしすぎてしまうとコミュニケーションを楽しむことを忘れてしまう」という意見や「相手との関係によって楽しいと感じる人と苦しいと感じる人がいる」という意見も。 これを受けて、相手との関係やタイミングなどを考えたうえでコミュニケーションをとり、その過程で自分が傷つくことがあればそのこともしっかり相手に伝える必要があるという話をしました。...

SOLITのメンバーとして、バンクーバーファッションコレクションに出場するモデルを公募します

SOLITのメンバーとして、バンクーバーファッションコレクションに出場するモデルを公募します

なぜSOLITがファッションショーに出場するのか。なぜモデルを公募するのか。 文化多様性の大きな都市バンクーバーで開催されるバンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)がコンセプトとして掲げているのは「多様性」。VFWには国籍や人種にとらわれることなく世界各国のブランドが参加しています。SOLITは、昨年このVFWから招待を受け、悩みの末その出場を決意しました。 従来のファッション産業が引き起こす環境問題や人権侵害への解決策の一つとして存在したいと思っている私たちSOLITが、その「ファッション」の潮流を生み出す中心ともなるコレクションに出場するのは、どのようなコンセプトの場であれ、信念を曲げるようでとても悩みました。 ただ、VFWが実現しようとする「多様性」というコンセプトのコレクションには、多様性を受け入れファッションが社会に対してどのように価値を生み出していくのか目の当たりにしようとされる方も参加者として多く集まります。そして、SOLITが描く「オールインクルーシブ」をさらに広く伝える舞台としては、よい機会なのではと捉え直し、出場を決意しました。 そして今回VFWからの招待であることから、本来必要な人数の全てのモデルはVFW事務局が提供してくださいます。しかし、私たちがこれまで作ってきたプロダクトは「多様な人が自分の好みや体型にあわせて、自分で選択することを可能にした」ことに価値があり、その可変性・拡張性を表現するにおいては一般的なモデル体型の人や、訓練されたランウェイウォーキングができる人だけに着ていただくのではその価値が伝わらないと感じました。もっと多様な人に着てほしい。そう思い、SOLITの思想や哲学をもとに、チームの一員として着用し、広く共に伝えるモデルを公募することを決めました。 時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITは世界の舞台に立ちます。   応募を検討してくださってる方へ みなさんこんにちは。SOLITの創業者で代表の田中美咲です。 まずは、こうしてSOLITの一員としてバンクーバーファッションコレクションへの挑戦を検討してくださりありがとうございます。とっても嬉しいです! 私自身ファッションのバックグラウンドをもっているわけではないままブランド・サービスを立ち上げているので、これぞファッションだ!これがランウェイだ!というルールは知りません。だからこそできることがあるのではないかと思っていたりもします。ただただ、表現したいことがある。ただただ伝えたいことがある。その一心で今回チームのみんなと挑戦しています。 今回、障害、セクシュアリティ、信仰、体型、国籍、年齢、経験などに関係なく、多様な人とともにランウェイを彩りたいと思っています。テーマは「SOLIT! Duh.」、スラングで「めちゃくちゃやばい - え、そんなの当たり前でしょ?」といったように、多様な人がそれぞれの表現をすることが当たり前になった世界を見せたいと思っているのです。 だから、パートナーとランウェイを歩いたり、家族でランウェイを歩いたり、車椅子やベビーカーや白杖やスケボーでもいいし、もしかしたらスキップをしたり、ほふく前進...(だと服が見えないか...笑 )と、従来のランウェイのイメージを踏襲するよりも、至極普通の状態を見せる。そんな「新しい当たり前」を表現する機会にしたいとおもっています。 私たちも初めての挑戦なので、とてもドタバタしていたり、決まっていないことも多いのですが、そんなところも一緒に楽しみながら、チームとして共に挑戦したい人がいたら嬉しいです。 応募条件 エントリーに伴う条件 SOLITの一員として参加する意思がある人 社会的・身体的・精神的な特徴があり、それをご自身の魅力・強みとして表現したいと思っている人(障害の有無や年齢、国籍、セクシュアリティなどは関係ありません) 2024年4月開催(日程未定)のVFWに確実に行けるよう調整できること 決定後の撮影・トレーニングの全日程に参加できるよう調整できること パスポートと有効な渡航書類 及び 電子渡航認証(eTA)または 査証が準備できる方(未成年者の場合は適切な書類(渡航同意書等)も含む) 事務所所属/フリーは問いません 同意・契約事項...

SOLITのメンバーとして、バンクーバーファッションコレクションに出場するモデルを公募します

なぜSOLITがファッションショーに出場するのか。なぜモデルを公募するのか。 文化多様性の大きな都市バンクーバーで開催されるバンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)がコンセプトとして掲げているのは「多様性」。VFWには国籍や人種にとらわれることなく世界各国のブランドが参加しています。SOLITは、昨年このVFWから招待を受け、悩みの末その出場を決意しました。 従来のファッション産業が引き起こす環境問題や人権侵害への解決策の一つとして存在したいと思っている私たちSOLITが、その「ファッション」の潮流を生み出す中心ともなるコレクションに出場するのは、どのようなコンセプトの場であれ、信念を曲げるようでとても悩みました。 ただ、VFWが実現しようとする「多様性」というコンセプトのコレクションには、多様性を受け入れファッションが社会に対してどのように価値を生み出していくのか目の当たりにしようとされる方も参加者として多く集まります。そして、SOLITが描く「オールインクルーシブ」をさらに広く伝える舞台としては、よい機会なのではと捉え直し、出場を決意しました。 そして今回VFWからの招待であることから、本来必要な人数の全てのモデルはVFW事務局が提供してくださいます。しかし、私たちがこれまで作ってきたプロダクトは「多様な人が自分の好みや体型にあわせて、自分で選択することを可能にした」ことに価値があり、その可変性・拡張性を表現するにおいては一般的なモデル体型の人や、訓練されたランウェイウォーキングができる人だけに着ていただくのではその価値が伝わらないと感じました。もっと多様な人に着てほしい。そう思い、SOLITの思想や哲学をもとに、チームの一員として着用し、広く共に伝えるモデルを公募することを決めました。 時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITは世界の舞台に立ちます。   応募を検討してくださってる方へ みなさんこんにちは。SOLITの創業者で代表の田中美咲です。 まずは、こうしてSOLITの一員としてバンクーバーファッションコレクションへの挑戦を検討してくださりありがとうございます。とっても嬉しいです! 私自身ファッションのバックグラウンドをもっているわけではないままブランド・サービスを立ち上げているので、これぞファッションだ!これがランウェイだ!というルールは知りません。だからこそできることがあるのではないかと思っていたりもします。ただただ、表現したいことがある。ただただ伝えたいことがある。その一心で今回チームのみんなと挑戦しています。 今回、障害、セクシュアリティ、信仰、体型、国籍、年齢、経験などに関係なく、多様な人とともにランウェイを彩りたいと思っています。テーマは「SOLIT! Duh.」、スラングで「めちゃくちゃやばい - え、そんなの当たり前でしょ?」といったように、多様な人がそれぞれの表現をすることが当たり前になった世界を見せたいと思っているのです。 だから、パートナーとランウェイを歩いたり、家族でランウェイを歩いたり、車椅子やベビーカーや白杖やスケボーでもいいし、もしかしたらスキップをしたり、ほふく前進...(だと服が見えないか...笑 )と、従来のランウェイのイメージを踏襲するよりも、至極普通の状態を見せる。そんな「新しい当たり前」を表現する機会にしたいとおもっています。 私たちも初めての挑戦なので、とてもドタバタしていたり、決まっていないことも多いのですが、そんなところも一緒に楽しみながら、チームとして共に挑戦したい人がいたら嬉しいです。 応募条件 エントリーに伴う条件 SOLITの一員として参加する意思がある人 社会的・身体的・精神的な特徴があり、それをご自身の魅力・強みとして表現したいと思っている人(障害の有無や年齢、国籍、セクシュアリティなどは関係ありません) 2024年4月開催(日程未定)のVFWに確実に行けるよう調整できること 決定後の撮影・トレーニングの全日程に参加できるよう調整できること パスポートと有効な渡航書類 及び 電子渡航認証(eTA)または 査証が準備できる方(未成年者の場合は適切な書類(渡航同意書等)も含む) 事務所所属/フリーは問いません 同意・契約事項...