JOURNAL

回復期リハビリテーション・研究開発した製品についての学会発表に行ってきました

回復期リハビリテーション・研究開発した製品についての学会発表に行ってきました

こんにちは!SOLITインターンのあつきです! 2023年2月24日(金)〜25日(土)に岡山県の川崎医療福祉大学で行われた、「回復期リハビリテーション病棟協会 第41回研究大会」にて、現在私たちが共同研究・調査を行う岸和田リハビリテーション病院の澤井さんによる発表がありました。 内容は、岸和田リハビリテーション病院、SDX研究所、SOLIT株式会社が協働で研究・開発したリハビリウェア「odekake」について。 「odekake」についての詳細はこちら 医療分野に限らず、学会に参加するのも初めての私が、学会発表をみて何を思ったのか、現場レポートをお届けします!   そもそも、学会ってどんな場所? 開催場所となった川崎医療福祉大学は岡山県倉敷市にあり、今回の学会は9つの会場に分かれて行われました。私たちが開発したリハビリウェア「odekake」について発表された第7会場には、5〜60人ほどが参加されていて、医療福祉従事者の方はもちろん、学生さんたちもいて、みなさん興味深そうに発表を聞いていました。 今回、「odekake」についての発表があったセッションは、「病棟マネジメント」というテーマで、病棟での患者さんへのスムーズな対応について、さまざまな観点から発表されていました。 会場内では質問が飛び交い、研究発表を聞いて「自身の病院でも試してみる」という方もいらっしゃるなど、情報交換の場になっているのだと感じました。   いざ、リハビリウェア「odekake」の学会発表 セッションの中で行われた発表は、ほとんどが病院内での研究について。 インクルーシブファッションを取り扱うSOLITと、病院や施設のデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業に携わるSDX研究所との協働開発はかなり異例のようで、みなさん珍しそうに、また興味深そうに聞いていました。 発表では、 中高齢者の87%が「おしゃれに関心がある」(西藤ら,2004)にも関わらず、着やすさが重視されおしゃれで障害に配慮した服は手に入れにくい 入院中の病衣やリハビリウェアは「誰かに会いたいとは思えない」ようなもので、心身へのマイナス要因や社会参加を制限している など、衣服の課題が挙げられました。 それらの課題に対して、伸縮性のある素材や、簡単に着脱できるマグネットボタンなど、「着やすい」し「着たくなる」リハビリウェア「odekake」を導入したことで、患者さんの着衣困難感が低くなり、ファッション性への満足度は高くなったという結果が報告されました! ファッション性が持つ心理面への影響を話している時、会場では頷きながら聞いている方が多く、ファッションが社会参加に重要だと思っている方も多いのだろうと感じました。 また、発表後、「医療分野だけでなく、他分野と共同でやったからこそできた提案だ」とコメントもあり、改めてこの協働研究の意義を感じることができました!   岸和田リハビリテーション病院 澤井さんからみたリハビリウェア 今回、学会発表をしてくださった澤井さんに、実際に病院内で「odekake」を導入してみてどうなのか聞いてみました。 ファッションに興味がある人への影響が大きいだろうと予想していたけど、ファッションに興味がない人でもマグネットなど服のデザインが便利だと喜ぶ人もいるので、いろんな人に、いろんな側面で響くのだと思った「着やすい」と「着たくなる」を同時に実現できるデザインにできたからこそ、より多くの人にとって良いものになったのだろうと思います。 ただリハビリウェアを買う、ということに抵抗のある人も多く、そのような人に対してどのように提案するかが難しいところだと課題も教えてくれました。   私が初めての学会発表で感じたこと...

回復期リハビリテーション・研究開発した製品についての学会発表に行ってきました

こんにちは!SOLITインターンのあつきです! 2023年2月24日(金)〜25日(土)に岡山県の川崎医療福祉大学で行われた、「回復期リハビリテーション病棟協会 第41回研究大会」にて、現在私たちが共同研究・調査を行う岸和田リハビリテーション病院の澤井さんによる発表がありました。 内容は、岸和田リハビリテーション病院、SDX研究所、SOLIT株式会社が協働で研究・開発したリハビリウェア「odekake」について。 「odekake」についての詳細はこちら 医療分野に限らず、学会に参加するのも初めての私が、学会発表をみて何を思ったのか、現場レポートをお届けします!   そもそも、学会ってどんな場所? 開催場所となった川崎医療福祉大学は岡山県倉敷市にあり、今回の学会は9つの会場に分かれて行われました。私たちが開発したリハビリウェア「odekake」について発表された第7会場には、5〜60人ほどが参加されていて、医療福祉従事者の方はもちろん、学生さんたちもいて、みなさん興味深そうに発表を聞いていました。 今回、「odekake」についての発表があったセッションは、「病棟マネジメント」というテーマで、病棟での患者さんへのスムーズな対応について、さまざまな観点から発表されていました。 会場内では質問が飛び交い、研究発表を聞いて「自身の病院でも試してみる」という方もいらっしゃるなど、情報交換の場になっているのだと感じました。   いざ、リハビリウェア「odekake」の学会発表 セッションの中で行われた発表は、ほとんどが病院内での研究について。 インクルーシブファッションを取り扱うSOLITと、病院や施設のデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業に携わるSDX研究所との協働開発はかなり異例のようで、みなさん珍しそうに、また興味深そうに聞いていました。 発表では、 中高齢者の87%が「おしゃれに関心がある」(西藤ら,2004)にも関わらず、着やすさが重視されおしゃれで障害に配慮した服は手に入れにくい 入院中の病衣やリハビリウェアは「誰かに会いたいとは思えない」ようなもので、心身へのマイナス要因や社会参加を制限している など、衣服の課題が挙げられました。 それらの課題に対して、伸縮性のある素材や、簡単に着脱できるマグネットボタンなど、「着やすい」し「着たくなる」リハビリウェア「odekake」を導入したことで、患者さんの着衣困難感が低くなり、ファッション性への満足度は高くなったという結果が報告されました! ファッション性が持つ心理面への影響を話している時、会場では頷きながら聞いている方が多く、ファッションが社会参加に重要だと思っている方も多いのだろうと感じました。 また、発表後、「医療分野だけでなく、他分野と共同でやったからこそできた提案だ」とコメントもあり、改めてこの協働研究の意義を感じることができました!   岸和田リハビリテーション病院 澤井さんからみたリハビリウェア 今回、学会発表をしてくださった澤井さんに、実際に病院内で「odekake」を導入してみてどうなのか聞いてみました。 ファッションに興味がある人への影響が大きいだろうと予想していたけど、ファッションに興味がない人でもマグネットなど服のデザインが便利だと喜ぶ人もいるので、いろんな人に、いろんな側面で響くのだと思った「着やすい」と「着たくなる」を同時に実現できるデザインにできたからこそ、より多くの人にとって良いものになったのだろうと思います。 ただリハビリウェアを買う、ということに抵抗のある人も多く、そのような人に対してどのように提案するかが難しいところだと課題も教えてくれました。   私が初めての学会発表で感じたこと...

目に見えない障害や特性を持つ多様な人たちが一緒に働くこと、生きていくこととは

目に見えない障害や特性を持つ多様な人たちが一緒に働くこと、生きていくこととは

人はそれぞれ違った特性や悩み、スキルなどを持っています。だからこそ、その人が活躍できる場や状況もそれぞれ変わってくるはず。組織の中で個性や特性を活かし、多様な人が心地よく働くことができる環境を作るためには、何ができるでしょうか。 多様なメンバーが共存する会社としてできること 多様な人も、動植物も、誰もどれも取り残さない。 そんな社会を目標としているSOLITのメンバーは、国籍、言語、セクシュアリティ、生活環境、年齢、職業・職種が異なる多様な意思決定者が共存しています。だからこそ、社外に向けた取り組みだけではなく社内で多様な人が関わり合い、心地よく働ける環境について日々考え、取り組み続けています。 その取り組みの一環として、「自身の特性把握と対応」についての勉強会を開催しました。きっかけは、働き方に対する現状やそれぞれのメンバーが共に働くメンバーに理解しておいてほしいことについてヒアリングするための「社内アンケート」の実施でした。 アンケートを経て、自己の特性と組織の中での働く方法に関して悩んでいるメンバーが多いことが明らかになり、自分の特性と付き合うために自己分析を重ねて環境調整をしてきた経験をもつメンバーを中心に、自己の特性把握と対処法を学ぶための勉強会を開催することになったのです。 このJOURNALでは、勉強会を通して参加者間で生まれた気付きや学びをご紹介します。自分の特性が原因で悩んでいる方だけでなく、組織の中で人事関連の仕事に携わる方や、身近な人の悩みをサポートしたいと思っている方、仕事選びの転機にいる方にも読んでいただけるとうれしいです。 自分を理解するために、まずは言葉の理解から 自己の特性について把握する上で、最近聞く機会の多い「ADHD」「ASD」「HSP」の言葉について整理をするところから勉強会は始まりました。ADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)は脳の発達障害として扱われる一方で、HSP(Highly Sensitive Person)は医学的な診断名(障害や病気の名前)ではなく、心理学の分野で1つの気質として扱われます。HSPについては、精神医学の分野でその症状を判断する場合には「不安神経症」という別の名前で呼ばれているそうです。 混同されたり並列で並べられたりしがちなこれらですが、そもそもの学問領域も異なれば、生じる困りごとへの対処法についても、一般的にはそれぞれ異なった対策方法が必要だと考えられているようでした。 とはいえ、これらの間にも似たような困りごとが発生することもあれば、複数の特性を持つ方もいます。だからこそ、最初から「ADHD」「ASD」「HSP」などの名称にこだわって個人の性格や特性を単純化したり決めつけたりするのではなく、まずは「何に困っているのか」ということに着目し、向き合うことが大切なのだと勉強会では伝えられました。 実際に登壇して体験談を語ったメンバーは、ADHDとASDの二つの診断を受けている上に、HSPのような気質が感じられることもあるそうです。参加者からも、「自分を見つめる前に名前だけにとらわれて、自分をその症状に寄せてしまっていた」という声や「HSPを言い訳にしてしまい、自分で勝手に線引きしてしまっていた」という声があがりました。 言葉をきっかけに自分を知る 前提となる言葉の定義を知ったうえで、次のステップとしては自分自身を把握することが大切です。ここで以下の3つのポイントを意識すると、次のアクションに繋げやすくなります。 自分は何に困っているのか 自己の特性に悩む人は「ADHD」や「HSP」などといった名前に困っているわけではないはずだと、登壇したメンバーから投げかけがありました。その上で、まずは自己の特性の中の「どんな症状による」「どんな影響に」困っているのか? という部分にフォーカスし、今までの経験や物事に向き合う時の自分の心の状態・感情を振り返りながら明確にしていきます。 例えば、満員電車に乗ったとき、逃げたいと思い涙が出てきた。それはなぜだろう?というように、日報をつけたり日記を書くなどをして記録していきます。敢えて初めから自分の状態や困りごとを診断名や症状名に紐付けないことで、先入観に囚われずより純粋に自分の「状態」「特性/特徴」を理解していくことができます。その日にこなしたタスクや起こった出来事、そのうえで「どこに困ったか」「なぜそう感じたか」等を細かく記録しておくことがおすすめです。 その症状は、なぜ生じているか これまでの出来事1つ1つを振り返ってみると自分が辛くなる場面の傾向が見えてくるかもしれません。記録を振り返るなどして、具体的にどういった場面でどのような症状が起こりやすいかを分析してみると、自分をどう扱っていけばいいのか考える一助になります。 そうした傾向が見えてきた中で、自分で対処ができるのであれば問題がないかもしれません。ただ、それでも限界があるなと感じたり、「なぜそうした困りごとが生じるのか」の部分をより明確にするための1つの手段として、病院での受診が挙げられます。医学的な診断や心理学的な定義づけは、今までの悩みの答え合わせのようなものだとも捉えられるかもしれません。 どんな対処法が適切か 困りごとがおこる原因や傾向がわかることによって、自身の悩みに対して「何をするべきか」がクリアになります。例えば、周りの人の声が気になってしまいオフィスワークが苦手であるなら、リモートワークができる仕事を選ぶといった環境調整をしたり、病院で医師と相談し投薬治療やカウンセリングを受けたりするなど、対処法はさまざまです。 実際、発達障害を原因とした二次障害が生じている場合などは、まずはそちらの治療が必要になるという場合もあるでしょう。何らかの診断を受けていない場合でも、自分の特性を理解すると、それに対する対処法は見えやすくなります。   例えば、特性に対する対処法の例として画像のようなものが挙げられます。もちろん適切な対処法は一人ひとり異なるので、自分にとっては何が最適かを考え、試していく必要があるのだそうです。 (登壇したメンバーが行っている日常的な工夫の一部)  ...

目に見えない障害や特性を持つ多様な人たちが一緒に働くこと、生きていくこととは

人はそれぞれ違った特性や悩み、スキルなどを持っています。だからこそ、その人が活躍できる場や状況もそれぞれ変わってくるはず。組織の中で個性や特性を活かし、多様な人が心地よく働くことができる環境を作るためには、何ができるでしょうか。 多様なメンバーが共存する会社としてできること 多様な人も、動植物も、誰もどれも取り残さない。 そんな社会を目標としているSOLITのメンバーは、国籍、言語、セクシュアリティ、生活環境、年齢、職業・職種が異なる多様な意思決定者が共存しています。だからこそ、社外に向けた取り組みだけではなく社内で多様な人が関わり合い、心地よく働ける環境について日々考え、取り組み続けています。 その取り組みの一環として、「自身の特性把握と対応」についての勉強会を開催しました。きっかけは、働き方に対する現状やそれぞれのメンバーが共に働くメンバーに理解しておいてほしいことについてヒアリングするための「社内アンケート」の実施でした。 アンケートを経て、自己の特性と組織の中での働く方法に関して悩んでいるメンバーが多いことが明らかになり、自分の特性と付き合うために自己分析を重ねて環境調整をしてきた経験をもつメンバーを中心に、自己の特性把握と対処法を学ぶための勉強会を開催することになったのです。 このJOURNALでは、勉強会を通して参加者間で生まれた気付きや学びをご紹介します。自分の特性が原因で悩んでいる方だけでなく、組織の中で人事関連の仕事に携わる方や、身近な人の悩みをサポートしたいと思っている方、仕事選びの転機にいる方にも読んでいただけるとうれしいです。 自分を理解するために、まずは言葉の理解から 自己の特性について把握する上で、最近聞く機会の多い「ADHD」「ASD」「HSP」の言葉について整理をするところから勉強会は始まりました。ADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)は脳の発達障害として扱われる一方で、HSP(Highly Sensitive Person)は医学的な診断名(障害や病気の名前)ではなく、心理学の分野で1つの気質として扱われます。HSPについては、精神医学の分野でその症状を判断する場合には「不安神経症」という別の名前で呼ばれているそうです。 混同されたり並列で並べられたりしがちなこれらですが、そもそもの学問領域も異なれば、生じる困りごとへの対処法についても、一般的にはそれぞれ異なった対策方法が必要だと考えられているようでした。 とはいえ、これらの間にも似たような困りごとが発生することもあれば、複数の特性を持つ方もいます。だからこそ、最初から「ADHD」「ASD」「HSP」などの名称にこだわって個人の性格や特性を単純化したり決めつけたりするのではなく、まずは「何に困っているのか」ということに着目し、向き合うことが大切なのだと勉強会では伝えられました。 実際に登壇して体験談を語ったメンバーは、ADHDとASDの二つの診断を受けている上に、HSPのような気質が感じられることもあるそうです。参加者からも、「自分を見つめる前に名前だけにとらわれて、自分をその症状に寄せてしまっていた」という声や「HSPを言い訳にしてしまい、自分で勝手に線引きしてしまっていた」という声があがりました。 言葉をきっかけに自分を知る 前提となる言葉の定義を知ったうえで、次のステップとしては自分自身を把握することが大切です。ここで以下の3つのポイントを意識すると、次のアクションに繋げやすくなります。 自分は何に困っているのか 自己の特性に悩む人は「ADHD」や「HSP」などといった名前に困っているわけではないはずだと、登壇したメンバーから投げかけがありました。その上で、まずは自己の特性の中の「どんな症状による」「どんな影響に」困っているのか? という部分にフォーカスし、今までの経験や物事に向き合う時の自分の心の状態・感情を振り返りながら明確にしていきます。 例えば、満員電車に乗ったとき、逃げたいと思い涙が出てきた。それはなぜだろう?というように、日報をつけたり日記を書くなどをして記録していきます。敢えて初めから自分の状態や困りごとを診断名や症状名に紐付けないことで、先入観に囚われずより純粋に自分の「状態」「特性/特徴」を理解していくことができます。その日にこなしたタスクや起こった出来事、そのうえで「どこに困ったか」「なぜそう感じたか」等を細かく記録しておくことがおすすめです。 その症状は、なぜ生じているか これまでの出来事1つ1つを振り返ってみると自分が辛くなる場面の傾向が見えてくるかもしれません。記録を振り返るなどして、具体的にどういった場面でどのような症状が起こりやすいかを分析してみると、自分をどう扱っていけばいいのか考える一助になります。 そうした傾向が見えてきた中で、自分で対処ができるのであれば問題がないかもしれません。ただ、それでも限界があるなと感じたり、「なぜそうした困りごとが生じるのか」の部分をより明確にするための1つの手段として、病院での受診が挙げられます。医学的な診断や心理学的な定義づけは、今までの悩みの答え合わせのようなものだとも捉えられるかもしれません。 どんな対処法が適切か 困りごとがおこる原因や傾向がわかることによって、自身の悩みに対して「何をするべきか」がクリアになります。例えば、周りの人の声が気になってしまいオフィスワークが苦手であるなら、リモートワークができる仕事を選ぶといった環境調整をしたり、病院で医師と相談し投薬治療やカウンセリングを受けたりするなど、対処法はさまざまです。 実際、発達障害を原因とした二次障害が生じている場合などは、まずはそちらの治療が必要になるという場合もあるでしょう。何らかの診断を受けていない場合でも、自分の特性を理解すると、それに対する対処法は見えやすくなります。   例えば、特性に対する対処法の例として画像のようなものが挙げられます。もちろん適切な対処法は一人ひとり異なるので、自分にとっては何が最適かを考え、試していく必要があるのだそうです。 (登壇したメンバーが行っている日常的な工夫の一部)  ...

SOLITの生産者をブロックチェーンで公開、より透明性高くやさしい情報へ

SOLITの生産者をブロックチェーンで公開、より透明性高くやさしい情報へ

私たちSOLITは、パナソニックのFUTURE LIFE FACTORYとともに、私たちの目指す社会におけるトレーサビリティ(透明性)*とはなにかを捉え直しました。   * いま、世の中では生産地や生産方法、環境負荷を測る定量的なデータなどを企業が社会的責任として、情報公開していく「トレーサビリティ」の重要性が叫ばれています。   普段は「生産国がここだから」といったような無意識下の偏見によって、購入を躊躇ったりしていたものが、そのプロダクトの背景にいる様々な人間性に触れることで、バイアスから解放されたり、異なる視点をお届けできたらと考えています。   そして今回、SOLITのプロダクトの企画・生産からリサイクルに至るまで、全てのサプライチェーンに携わる方々1人1人と対話をし、その情報をブロックチェーンを活用して公開をすることにしました。 3日間のエキシビジョンは多様な方が集まる場に 2023年3月3,4,5日、東京・下北沢。光が差し込む大きなガラス窓のある展示会場にて、エキシビジョンを開催しました。(このJOURNAL公開時は3日目がはじまったところです!)   金曜日から始まったエキシビジョンは、朝から晩まで多くの方にお越しいただきました。   以前からSOLITの活動に関心を寄せてくださった方が、より話を聞きたいと立ち寄ってくださったり、今回のプロジェクトで活用しているweb3やブロックチェーンに関心のある方などさまざま。   パナソニックの皆さん、そしてマッキャン・Final Aim・PARAGON DIGITAL DESIGNのみなさんも、ここまでそれぞれの役割の中で携わっていたところから、会場でついに全員が集合することができました。   なぜこの協働が始まったのか このコラボレーションは、まさにそれぞれが目指す先が同じく、それでいて強みの異なる企業がつながったことによる化学反応だと言えます。   もともと私たちSOLITは、生産に携わる全員と繋がり、日々やり取りをしているものの、その情報公開をするには調査・評価・公開といった一連の準備に多大なる時間とお金が必要であったことから、その事業規模・事業体上、悔しながら取り組むことができずにいました。   一方、パナソニックFUTURE LIFE FACTORYは、ちょっと先の未来を予測し実現させるチームとして、その発想や技術・デザイン後からをもとに無意識化の偏見のない購買行動を実現しようと、生産背景を辿ることのできる製品を開発している協働先を探していました。...

SOLITの生産者をブロックチェーンで公開、より透明性高くやさしい情報へ

私たちSOLITは、パナソニックのFUTURE LIFE FACTORYとともに、私たちの目指す社会におけるトレーサビリティ(透明性)*とはなにかを捉え直しました。   * いま、世の中では生産地や生産方法、環境負荷を測る定量的なデータなどを企業が社会的責任として、情報公開していく「トレーサビリティ」の重要性が叫ばれています。   普段は「生産国がここだから」といったような無意識下の偏見によって、購入を躊躇ったりしていたものが、そのプロダクトの背景にいる様々な人間性に触れることで、バイアスから解放されたり、異なる視点をお届けできたらと考えています。   そして今回、SOLITのプロダクトの企画・生産からリサイクルに至るまで、全てのサプライチェーンに携わる方々1人1人と対話をし、その情報をブロックチェーンを活用して公開をすることにしました。 3日間のエキシビジョンは多様な方が集まる場に 2023年3月3,4,5日、東京・下北沢。光が差し込む大きなガラス窓のある展示会場にて、エキシビジョンを開催しました。(このJOURNAL公開時は3日目がはじまったところです!)   金曜日から始まったエキシビジョンは、朝から晩まで多くの方にお越しいただきました。   以前からSOLITの活動に関心を寄せてくださった方が、より話を聞きたいと立ち寄ってくださったり、今回のプロジェクトで活用しているweb3やブロックチェーンに関心のある方などさまざま。   パナソニックの皆さん、そしてマッキャン・Final Aim・PARAGON DIGITAL DESIGNのみなさんも、ここまでそれぞれの役割の中で携わっていたところから、会場でついに全員が集合することができました。   なぜこの協働が始まったのか このコラボレーションは、まさにそれぞれが目指す先が同じく、それでいて強みの異なる企業がつながったことによる化学反応だと言えます。   もともと私たちSOLITは、生産に携わる全員と繋がり、日々やり取りをしているものの、その情報公開をするには調査・評価・公開といった一連の準備に多大なる時間とお金が必要であったことから、その事業規模・事業体上、悔しながら取り組むことができずにいました。   一方、パナソニックFUTURE LIFE FACTORYは、ちょっと先の未来を予測し実現させるチームとして、その発想や技術・デザイン後からをもとに無意識化の偏見のない購買行動を実現しようと、生産背景を辿ることのできる製品を開発している協働先を探していました。...

私たちがB-Corp認証取得を目指す理由

私たちがB-Corp認証取得を目指す理由

B-corp認証取得に向けたSOLITの挑戦 こんにちは!SOLITで環境人権管理を担当しているナツミです。私たちは、昨年7月より社会や環境に配慮した公益性の高い企業を評価するアメリカの認証制度のB-Corp(ビー・コープ)を取得するために準備をしてきました。 このJournalでは、B-Corp認証のことはもちろん、SOLITがなぜこのB-Corp認証を取ろうと考えているのかについてご紹介します。 その他、私たちのサステナビリティの活動はこちら   「B-Corp」が企業の公益性の判断軸に B-Corpとは、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度のことを言います。 2015年9月の国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が発表され、さまざまな社会課題に目を向けられるようになった今、企業価値の創造や消費者の意思決定において、B-Corpは重要な意味を持つと私たちは考えています。 ちなみに、B-Corporation(通称B-Corp)の「B」は「Benefit」を意味し、「社会の公益」という意味が込められています。 B-Corp認証では、企業の事業活動に関わる全ての取り組み(従業員の福利厚生、サプライチェーンの運営、 原材料獲得に至るまで)を社会的・環境的インパクトを基準に独自に採点します。この採点項目は下記の5つに分かれています。 ガバナンス(会社の経営体制) 従業員 コミュニティ(生産パートナーや周りの地域社会) 環境 顧客 それぞれの項目に対して数十個の質問が用意され、約200個の設問により企業の取り組みを詳細に評価します。高い水準で審査され、ある一定の基準点を超えた企業にしか与えられない認証マークがB-Corp認証です。B-Corp認証の詳しい内容は、私自身も参考にしたWIREDメディアでご覧いただければと思います。 従来、企業の「社会的責任」とは自己申告での公表に過ぎず、企業における事業の在り方が「本当に社会や環境に良いのか?」という判断が難しいものでした。その証拠に、実態を伴わないにもかかわらず環境に配慮した取り組みを主張する「グリーンウォッシュ」という言葉もよく耳にするようになりました。 しかし、このB-Corp認証という第3者の目線から企業を独自に評価する仕組みは、本当に社会をより良くすることに重きを置く企業かどうかの判断軸になると言えます。 B-Corp取得企業は、認証取得がゴールではなく始まりとして、より一層ビジネスを通してより良い社会を実現していくという姿勢でいるのがとても素敵です!このB-Corp認証を獲得している日本企業は現在20社以下ですが、SOLITもB-Corp認証を取得し、社会をより良いものにするための世界的ムーブメントにいちメンバーとして早く参加できたら嬉しいです!   オールインクルーシブな社会を実現する、事業体であるために SOLITにとってB-corp取得は、メンバーとしての取り組みを可視化するためにも、そして社会へSOLITの信念を伝えるためにも重要な意義があると判断し、昨年7月から取り組んできました。 B-Corpを取得するにあたって、私たちが期待していることはチームとしての取得意義とステークホルダーの皆様にとっての取得意義の大きく2つです。 チームとしての取得意義 私たちが、B-Corp認証に取り組む一番大きな理由は、自分たちの目指す社会に対する現状把握のためといえます。わたしたちが、「オールインクルーシブな社会の実現」を会社の理念として掲げ活動するのは簡単ですが、何をもって「オールインクルーシブ」が達成できたのかという曖昧さがありました。 SOLITの事業の一つ一つが、本当に「オールインクルーシブな社会へと繋がっているのか?」を測る方法が事業上関わるステークホルダーの皆様(特に生産者さんやユーザーの皆様)からのインフォーマルなフィードバックによるものでしかなかったものを、B-Corpでは、そのような行為を数値化して評価する仕組みに置き換えて判断してくれます。 そのような評価を経て、自分たちの「オールインクルーシブな社会」に向けた活動を改めて理解し、自分たちの事業を、評価できる基準として活用していきたいと思っています。 ステークホルダーの皆様にとっての取得意義 SOLITは多くのステークホルダーの皆様に支えられています。これまで、SOLITを応援してくださった皆様は試着会やイベントでのスタッフとの会話や、このようなJOURNALやSNSなどの場を通してSOLITの事業活動を知っていただき、応援してくださっているのだと思います。...

私たちがB-Corp認証取得を目指す理由

B-corp認証取得に向けたSOLITの挑戦 こんにちは!SOLITで環境人権管理を担当しているナツミです。私たちは、昨年7月より社会や環境に配慮した公益性の高い企業を評価するアメリカの認証制度のB-Corp(ビー・コープ)を取得するために準備をしてきました。 このJournalでは、B-Corp認証のことはもちろん、SOLITがなぜこのB-Corp認証を取ろうと考えているのかについてご紹介します。 その他、私たちのサステナビリティの活動はこちら   「B-Corp」が企業の公益性の判断軸に B-Corpとは、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度のことを言います。 2015年9月の国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が発表され、さまざまな社会課題に目を向けられるようになった今、企業価値の創造や消費者の意思決定において、B-Corpは重要な意味を持つと私たちは考えています。 ちなみに、B-Corporation(通称B-Corp)の「B」は「Benefit」を意味し、「社会の公益」という意味が込められています。 B-Corp認証では、企業の事業活動に関わる全ての取り組み(従業員の福利厚生、サプライチェーンの運営、 原材料獲得に至るまで)を社会的・環境的インパクトを基準に独自に採点します。この採点項目は下記の5つに分かれています。 ガバナンス(会社の経営体制) 従業員 コミュニティ(生産パートナーや周りの地域社会) 環境 顧客 それぞれの項目に対して数十個の質問が用意され、約200個の設問により企業の取り組みを詳細に評価します。高い水準で審査され、ある一定の基準点を超えた企業にしか与えられない認証マークがB-Corp認証です。B-Corp認証の詳しい内容は、私自身も参考にしたWIREDメディアでご覧いただければと思います。 従来、企業の「社会的責任」とは自己申告での公表に過ぎず、企業における事業の在り方が「本当に社会や環境に良いのか?」という判断が難しいものでした。その証拠に、実態を伴わないにもかかわらず環境に配慮した取り組みを主張する「グリーンウォッシュ」という言葉もよく耳にするようになりました。 しかし、このB-Corp認証という第3者の目線から企業を独自に評価する仕組みは、本当に社会をより良くすることに重きを置く企業かどうかの判断軸になると言えます。 B-Corp取得企業は、認証取得がゴールではなく始まりとして、より一層ビジネスを通してより良い社会を実現していくという姿勢でいるのがとても素敵です!このB-Corp認証を獲得している日本企業は現在20社以下ですが、SOLITもB-Corp認証を取得し、社会をより良いものにするための世界的ムーブメントにいちメンバーとして早く参加できたら嬉しいです!   オールインクルーシブな社会を実現する、事業体であるために SOLITにとってB-corp取得は、メンバーとしての取り組みを可視化するためにも、そして社会へSOLITの信念を伝えるためにも重要な意義があると判断し、昨年7月から取り組んできました。 B-Corpを取得するにあたって、私たちが期待していることはチームとしての取得意義とステークホルダーの皆様にとっての取得意義の大きく2つです。 チームとしての取得意義 私たちが、B-Corp認証に取り組む一番大きな理由は、自分たちの目指す社会に対する現状把握のためといえます。わたしたちが、「オールインクルーシブな社会の実現」を会社の理念として掲げ活動するのは簡単ですが、何をもって「オールインクルーシブ」が達成できたのかという曖昧さがありました。 SOLITの事業の一つ一つが、本当に「オールインクルーシブな社会へと繋がっているのか?」を測る方法が事業上関わるステークホルダーの皆様(特に生産者さんやユーザーの皆様)からのインフォーマルなフィードバックによるものでしかなかったものを、B-Corpでは、そのような行為を数値化して評価する仕組みに置き換えて判断してくれます。 そのような評価を経て、自分たちの「オールインクルーシブな社会」に向けた活動を改めて理解し、自分たちの事業を、評価できる基準として活用していきたいと思っています。 ステークホルダーの皆様にとっての取得意義 SOLITは多くのステークホルダーの皆様に支えられています。これまで、SOLITを応援してくださった皆様は試着会やイベントでのスタッフとの会話や、このようなJOURNALやSNSなどの場を通してSOLITの事業活動を知っていただき、応援してくださっているのだと思います。...

グラデーションの背景画像に、「インクルーシブファッションマガジン」の文字を3言語で

SOLITのInstagramマガジン「Inclusive Fashion Magazine」...

この度、わたしたちSOLITは、グローバルで注目されつつあるインクルーシブファッションの事例をまとめ、紹介するinstagramマガジン「Inclusive Fashion Magazine(インクルーシブファッションマガジン)」をリリースいたしました。 SOLITだけが存在し続ける選択肢となるだけでなく、国内外で多様な選択肢から選択ができることこそが、それぞれの自己実現につながると信じています。  instagramマガジンはこちら   Inclusive Fashion Magazine(インクルーシブファッションマガジン)とは インクルーシブファッションとは、障がいの有無やセクシュアリティの違い、年齢、信仰、国籍などに関わらず、だれでも着られるファッションのこと。従来のファッションは一部の対象者のためにデザインされることが多く、そのデザインや生産のあり方では、反対にそれらを選択できない人を生んでしまう構造がありました。 そこで私たちは、未だ数は少ないものの、確実に増えてきている「インクルーシブファッション」のブランドを世界中から集め、「ファッションはもっと自由なのがいい! 」を掲げ、独自のキュレーションによって紹介をするinstagramマガジンをはじめました。 以下、マガジンの一部キャプチャーとなっております。   ご関心のある方や、まだ知らないブランドとの出会いや発見をされたい方は是非ご覧ください!    

SOLITのInstagramマガジン「Inclusive Fashion Magazine」...

この度、わたしたちSOLITは、グローバルで注目されつつあるインクルーシブファッションの事例をまとめ、紹介するinstagramマガジン「Inclusive Fashion Magazine(インクルーシブファッションマガジン)」をリリースいたしました。 SOLITだけが存在し続ける選択肢となるだけでなく、国内外で多様な選択肢から選択ができることこそが、それぞれの自己実現につながると信じています。  instagramマガジンはこちら   Inclusive Fashion Magazine(インクルーシブファッションマガジン)とは インクルーシブファッションとは、障がいの有無やセクシュアリティの違い、年齢、信仰、国籍などに関わらず、だれでも着られるファッションのこと。従来のファッションは一部の対象者のためにデザインされることが多く、そのデザインや生産のあり方では、反対にそれらを選択できない人を生んでしまう構造がありました。 そこで私たちは、未だ数は少ないものの、確実に増えてきている「インクルーシブファッション」のブランドを世界中から集め、「ファッションはもっと自由なのがいい! 」を掲げ、独自のキュレーションによって紹介をするinstagramマガジンをはじめました。 以下、マガジンの一部キャプチャーとなっております。   ご関心のある方や、まだ知らないブランドとの出会いや発見をされたい方は是非ご覧ください!    

広島の自然豊かに育った草木と、SOLITの服を着る男性

SOLITの活動に繋がる存在を図式化した「SOLIT ステークホルダーマップ」

SOLITの活動は、直接的にプロダクトの素材から縫製そして形になるまでに関わる存在だけでなく、間接的に関わる存在も含め、多くのステークホルダー(利害関係者)によって成り立っています。その存在なくして、そしてその存在が健全に生き続ける持続性なくして、SOLITは存在し得ません。 私たちは、少しでも関わるステークホルダーを認識し、あるべき活動の意思決定ができるように、「ステークホルダーマップ」を制作しています。   SOLITのステークホルダーマップ 目の前の課題解決や価値創造だけに終始せず、物理的距離や時間的距離の離れた関係者を想像し、よりそれぞれが健全かつ相互にその存在を承認しあえる、目指すオールインクルーシブな未来を実現するための補助として「ステークホルダーマップ」を作成、常に更新し、意思決定の場に用いています。 以下が、2022年度末更新のSOLITのステークホルダーマップです。 (SOLIT STAKE HOLDER MAP updated:2022.12)    人間と、人間以外の行動者も SOLITのステークホルダーマップは、左半面が人間、右半面が人間以外をマッピングされ、その関係は大まかに線対称に位置付けられています。また、全ての行動者が相互に繋がる存在であるため、その関係性は線でつなぐことはせず、関係する意味合い/カテゴリーごとに色で分けています。 生産とリサイクル:水色 研究・調査:チャコール 商品購入:黄色 業務提携・共同:ピンク 連携先:薄い青色 認定機関:紫色 メディア:オレンジ 影響する環境課題:グレー また、大まかに人数の多さや集合体なのか個なのかを理解しやすくするため、集合体には枠をつけて表現しています。   SOLITのプロダクトをご購入いただけた方、生産者、社員やインターン・プロボノ、株主や資金提供者、私たちが働く場の地域に暮らす方...多様な人の存在によって私たちは活動ができていることを、心から感謝しています。    参考:The actant mapping canvases (https://uxdesign.cc/tools-for-environment-centered-designers-actant-mapping-canvas-a495df19750e)...

SOLITの活動に繋がる存在を図式化した「SOLIT ステークホルダーマップ」

SOLITの活動は、直接的にプロダクトの素材から縫製そして形になるまでに関わる存在だけでなく、間接的に関わる存在も含め、多くのステークホルダー(利害関係者)によって成り立っています。その存在なくして、そしてその存在が健全に生き続ける持続性なくして、SOLITは存在し得ません。 私たちは、少しでも関わるステークホルダーを認識し、あるべき活動の意思決定ができるように、「ステークホルダーマップ」を制作しています。   SOLITのステークホルダーマップ 目の前の課題解決や価値創造だけに終始せず、物理的距離や時間的距離の離れた関係者を想像し、よりそれぞれが健全かつ相互にその存在を承認しあえる、目指すオールインクルーシブな未来を実現するための補助として「ステークホルダーマップ」を作成、常に更新し、意思決定の場に用いています。 以下が、2022年度末更新のSOLITのステークホルダーマップです。 (SOLIT STAKE HOLDER MAP updated:2022.12)    人間と、人間以外の行動者も SOLITのステークホルダーマップは、左半面が人間、右半面が人間以外をマッピングされ、その関係は大まかに線対称に位置付けられています。また、全ての行動者が相互に繋がる存在であるため、その関係性は線でつなぐことはせず、関係する意味合い/カテゴリーごとに色で分けています。 生産とリサイクル:水色 研究・調査:チャコール 商品購入:黄色 業務提携・共同:ピンク 連携先:薄い青色 認定機関:紫色 メディア:オレンジ 影響する環境課題:グレー また、大まかに人数の多さや集合体なのか個なのかを理解しやすくするため、集合体には枠をつけて表現しています。   SOLITのプロダクトをご購入いただけた方、生産者、社員やインターン・プロボノ、株主や資金提供者、私たちが働く場の地域に暮らす方...多様な人の存在によって私たちは活動ができていることを、心から感謝しています。    参考:The actant mapping canvases (https://uxdesign.cc/tools-for-environment-centered-designers-actant-mapping-canvas-a495df19750e)...