JOURNAL
生み出し方と生み出す責任
私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「私たちの生み出し方と生み出す責任」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ SOLITが大切にしている「生み出し方」 はじまりはすべて誰かの「願い」から SOLITでは、全てのプロダクトについて課題当事者の方にヒアリングを行いながら、プロダクトの修正を繰り返し、製品化に至ります。 1商品あたり、約100名の方にアンケートやヒアリングを実施し、試作品を着用してもらい、さらに修正を加えて... どんなに課題が解決できたプロダクトになったとしても、商品を生むことで生産から循環に至るまで「誰かを傷つけないか」、この形状やアプローチは「価値観の押し付けになっていないか」と、繰り返し議論をすることを大切にしています。 これは、インクルージョンの視点から当たり前に重要なことであると共に、「本当に必要とされるものを生み出す」ということでサステナビリティの観点にもつながっていくポイントだと考えているからです。 「課題当事者の方が本当に嬉しいか」を意思決定の判断軸とする 課題当事者の方の言葉や想いをヒアリングした上で、初めて判断する。本当にこれが「正しい」かどうかは、SOLITメンバーも工場で縫製しているメンバーも判断することができないという事実を常に意識することを忘れないようにしています。 体型や障がいの度合い、好みや価値観や思想も人それぞれな中で、SOLITの製作・検証をはじめとする企画段階では、様々な障害の方、年齢、体型、セクシュアリティの方にとにかくたくさんご着用いただくようにしています。どんなプロダクトだったとしても、製品化されたアイテムの最終決定者は、課題当事者の方々です。 多様な人も、地球環境もインクルードするデザインである SOLITのインクルーシブデザインは、障がい者・高齢者といった「スペシャルニーズ」を持つ人にとどまりません。Human DiverstyからBio Diversityまで、あらゆる存在を包括するために議論をして生み出すことを重視し、問いを投げかけるようにしています。 SOLITが大切にしている「生み出す責任」 必要なものを、必要な人に、必要な分だけ生み出す 不必要なものは生み出さず、環境負荷の軽減をはかっています。必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」「最少ロット生産」にこだわり、プロダクトの生産をしています。 企画段階からファッションに課題を感じてきた「課題当事者」とともに必要なものだけを開発します。 画一的なデザインの提供ではなく、それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、「着る人が選ぶ」を実現するための仕組みを構築しています。 同じ未来の実現に賛同する企業や医療・福祉事業者と連携し、これまでにないプロダクト開発や環境設計など、私たちが持つ知識やデータを活用した企画・伴走支援も行います。 PROJECT SOLITでは、多様な人と地球環境に対して配慮し行動を起こすことは、これからのファッション業界・ものづくりを担う者として「やらないという選択肢はない」と考えています。創業当初から続いたインクルーシブファッションサービス「SOLIT!」に関しては、上記のポイントを守った開発を続けてきました。 もちろん、私たちもまだまだ完璧とはいえませんし、組織の状況やプロジェクトのフェーズなどの事情で取り組むことができる範囲は変わってくるかもしれません。それでも、配慮すべき点や取り組むべきことがまだまだ多くある中で、「今できる形は何だろう」と考えることを諦めず、工夫できる範囲から始めていくことが肝要です。 だからこそ、「やらなければならないから仕方なくやる」というところから抜け出し、「必要だと感じるから工夫を続ける」ところに至ることも大切だと考えています。そのために、思考停止せず、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくためのお手伝いもさせていただきながら、私たち自身も含め、少しずつサステナブルな未来や世界を実現していくことができればと思っています。
生み出し方と生み出す責任
私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「私たちの生み出し方と生み出す責任」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ SOLITが大切にしている「生み出し方」 はじまりはすべて誰かの「願い」から SOLITでは、全てのプロダクトについて課題当事者の方にヒアリングを行いながら、プロダクトの修正を繰り返し、製品化に至ります。 1商品あたり、約100名の方にアンケートやヒアリングを実施し、試作品を着用してもらい、さらに修正を加えて... どんなに課題が解決できたプロダクトになったとしても、商品を生むことで生産から循環に至るまで「誰かを傷つけないか」、この形状やアプローチは「価値観の押し付けになっていないか」と、繰り返し議論をすることを大切にしています。 これは、インクルージョンの視点から当たり前に重要なことであると共に、「本当に必要とされるものを生み出す」ということでサステナビリティの観点にもつながっていくポイントだと考えているからです。 「課題当事者の方が本当に嬉しいか」を意思決定の判断軸とする 課題当事者の方の言葉や想いをヒアリングした上で、初めて判断する。本当にこれが「正しい」かどうかは、SOLITメンバーも工場で縫製しているメンバーも判断することができないという事実を常に意識することを忘れないようにしています。 体型や障がいの度合い、好みや価値観や思想も人それぞれな中で、SOLITの製作・検証をはじめとする企画段階では、様々な障害の方、年齢、体型、セクシュアリティの方にとにかくたくさんご着用いただくようにしています。どんなプロダクトだったとしても、製品化されたアイテムの最終決定者は、課題当事者の方々です。 多様な人も、地球環境もインクルードするデザインである SOLITのインクルーシブデザインは、障がい者・高齢者といった「スペシャルニーズ」を持つ人にとどまりません。Human DiverstyからBio Diversityまで、あらゆる存在を包括するために議論をして生み出すことを重視し、問いを投げかけるようにしています。 SOLITが大切にしている「生み出す責任」 必要なものを、必要な人に、必要な分だけ生み出す 不必要なものは生み出さず、環境負荷の軽減をはかっています。必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」「最少ロット生産」にこだわり、プロダクトの生産をしています。 企画段階からファッションに課題を感じてきた「課題当事者」とともに必要なものだけを開発します。 画一的なデザインの提供ではなく、それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、「着る人が選ぶ」を実現するための仕組みを構築しています。 同じ未来の実現に賛同する企業や医療・福祉事業者と連携し、これまでにないプロダクト開発や環境設計など、私たちが持つ知識やデータを活用した企画・伴走支援も行います。 PROJECT SOLITでは、多様な人と地球環境に対して配慮し行動を起こすことは、これからのファッション業界・ものづくりを担う者として「やらないという選択肢はない」と考えています。創業当初から続いたインクルーシブファッションサービス「SOLIT!」に関しては、上記のポイントを守った開発を続けてきました。 もちろん、私たちもまだまだ完璧とはいえませんし、組織の状況やプロジェクトのフェーズなどの事情で取り組むことができる範囲は変わってくるかもしれません。それでも、配慮すべき点や取り組むべきことがまだまだ多くある中で、「今できる形は何だろう」と考えることを諦めず、工夫できる範囲から始めていくことが肝要です。 だからこそ、「やらなければならないから仕方なくやる」というところから抜け出し、「必要だと感じるから工夫を続ける」ところに至ることも大切だと考えています。そのために、思考停止せず、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくためのお手伝いもさせていただきながら、私たち自身も含め、少しずつサステナブルな未来や世界を実現していくことができればと思っています。
技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること
私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること 縫製工場では、後継者を育てる環境も少なくなり、技術の継承ができなくなっていることが喫緊の課題となっています。 これまでの大量生産の方法は、効率を重視し、衣服の同じ部分を縫製し続けるライン生産方式が多くなっていたため、一人で一着全ての縫製を行う「丸縫い」をすることが少なくなっていました。一つの工程しか縫製方法を勉強できなかった方々は、一着丸々縫うことが出来ないため、本人のスキルアップやキャリアアップにも手が届きにくいという課題も生まれています。さらには「丸縫い」の技術を知る人が減っていくことで、技術が途絶えてしまうことも懸念されています。 PROJECT SOLITが作る「SOLIT!」のカスタマイズ可能な服は、「丸縫い」で縫製されるため、プロダクトを縫製することによって「丸縫い」の縫製をする機会が増えます。一人で縫いあげる「丸縫い」の仕事が安定的にあると、技術を持った人を雇用し続けることができ、さらには後継者の育成や、技術者のキャリアアップにも繋がっていくと考えています。
技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること
私たちPROJECT SOLITが大切にしているサスティナビリティの視点のひとつ、「技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること」についてご紹介します。 関連記事:SOLITの5つのサステナビリティ 技術者の雇用を継続し、後継者の育成に繋げること 縫製工場では、後継者を育てる環境も少なくなり、技術の継承ができなくなっていることが喫緊の課題となっています。 これまでの大量生産の方法は、効率を重視し、衣服の同じ部分を縫製し続けるライン生産方式が多くなっていたため、一人で一着全ての縫製を行う「丸縫い」をすることが少なくなっていました。一つの工程しか縫製方法を勉強できなかった方々は、一着丸々縫うことが出来ないため、本人のスキルアップやキャリアアップにも手が届きにくいという課題も生まれています。さらには「丸縫い」の技術を知る人が減っていくことで、技術が途絶えてしまうことも懸念されています。 PROJECT SOLITが作る「SOLIT!」のカスタマイズ可能な服は、「丸縫い」で縫製されるため、プロダクトを縫製することによって「丸縫い」の縫製をする機会が増えます。一人で縫いあげる「丸縫い」の仕事が安定的にあると、技術を持った人を雇用し続けることができ、さらには後継者の育成や、技術者のキャリアアップにも繋がっていくと考えています。
SOLITの5つのサステナビリティ
SOLITでは、指針として「5つのサステナビリティ」を掲げ、関わるすべての取り組みにおいてこれらの視点を大切にプロジェクトを進めることを決めています。 5つのサステナビリティ NO MORE WASTE / 不必要なものを生み出さない 必要とされた分だけ受注生産・小ロット生産をすることによって生産ロスを生みません。商品を購入して持ち帰れば捨ててしまうだけの下げ札や、着用に必要のないタグなどをそもそもつけていません。 関連記事:生み出し方と生み出す責任 LONG-LIFE PRODUCT / 商品寿命の長期化 一着一着、耐久性のある素材を活用することで、より長く使っていただけます。 セミオーダーで身体に合うものを選んでいただくので、購入したけれど合わなかったから廃棄する...ということを極力少なくしています。 汚れや摩耗などの際はいつでも相談をお受けし、リペア・リメイクのサポートをさせていただきます。 PROJECT AWAKE RECYCLING・REPURPOSING / リサイクルと再価値化 リサイクル段ボールでの配送をし、梱包に不必要なバージン素材や石油由来の素材を使いません。 輸送効率を高めるため、余分な空間を作らずぴったりサイズの箱または袋で配送をします。 商品の保護には、工場において未使用なのにもかかわらず廃棄となってしまう予定だった「残布」を再活用しています。 着続けていただいてもなお、それでも着なくなった服は回収し研究のために活用します。また、その上で使い果たした服はリサイクルパートナーと連携してリサイクル・循環にまわし、リサイクルや循環においてもできる限りエネルギーを使わない工夫をします。 関連記事:人と環境と共にあるための紙と印刷戦略 HUMAN RIGHTS / 人権保護...
SOLITの5つのサステナビリティ
SOLITでは、指針として「5つのサステナビリティ」を掲げ、関わるすべての取り組みにおいてこれらの視点を大切にプロジェクトを進めることを決めています。 5つのサステナビリティ NO MORE WASTE / 不必要なものを生み出さない 必要とされた分だけ受注生産・小ロット生産をすることによって生産ロスを生みません。商品を購入して持ち帰れば捨ててしまうだけの下げ札や、着用に必要のないタグなどをそもそもつけていません。 関連記事:生み出し方と生み出す責任 LONG-LIFE PRODUCT / 商品寿命の長期化 一着一着、耐久性のある素材を活用することで、より長く使っていただけます。 セミオーダーで身体に合うものを選んでいただくので、購入したけれど合わなかったから廃棄する...ということを極力少なくしています。 汚れや摩耗などの際はいつでも相談をお受けし、リペア・リメイクのサポートをさせていただきます。 PROJECT AWAKE RECYCLING・REPURPOSING / リサイクルと再価値化 リサイクル段ボールでの配送をし、梱包に不必要なバージン素材や石油由来の素材を使いません。 輸送効率を高めるため、余分な空間を作らずぴったりサイズの箱または袋で配送をします。 商品の保護には、工場において未使用なのにもかかわらず廃棄となってしまう予定だった「残布」を再活用しています。 着続けていただいてもなお、それでも着なくなった服は回収し研究のために活用します。また、その上で使い果たした服はリサイクルパートナーと連携してリサイクル・循環にまわし、リサイクルや循環においてもできる限りエネルギーを使わない工夫をします。 関連記事:人と環境と共にあるための紙と印刷戦略 HUMAN RIGHTS / 人権保護...
バンクーバーファッションウィークにて初のコレクション、14点発表
私たち「SOLIT!」は、北米最大級のファッションイベント、バンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)にて、日本時間 2024年4月24日(水)10時40分に14ルックの初コレクションを発表しました。 なお、発表されたコレクションの一部は、4月26日(金)よりSOLIT!公式オンラインショップにて公開、5月17日(金)から5月26日(日)の期間でご購入いただけます。 コンセプトはIT’S SOLIT!-Duh! 私たちの初コレクションでは、特別なものを表現したいのではなく、多様な存在と、自分らしく表現することがあたりまえのことなのだと伝えるため「とても素敵-あたりまえでしょ」(IT’S SOLIT!-Duh!)というコンセプトを立てました。 今回、時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める多様な人も地球環境も配慮されたオールインクルーシブな社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITはDE&Iを考慮しながら作り上げたチームとアイテムと共に、世界の舞台でコレクションを発表しました。 ランウェイ動画、公開 私たちのショーはVancouver Fashion WeekのYoutubeに3:58くらいから開始されます。是非ご覧ください! 詳しくは特設ページへ 私たちの挑戦についての詳しい情報は、「RUNWAY」ページをご覧ください! RUNWAY
バンクーバーファッションウィークにて初のコレクション、14点発表
私たち「SOLIT!」は、北米最大級のファッションイベント、バンクーバーファッションウィーク(以下、VFW)にて、日本時間 2024年4月24日(水)10時40分に14ルックの初コレクションを発表しました。 なお、発表されたコレクションの一部は、4月26日(金)よりSOLIT!公式オンラインショップにて公開、5月17日(金)から5月26日(日)の期間でご購入いただけます。 コンセプトはIT’S SOLIT!-Duh! 私たちの初コレクションでは、特別なものを表現したいのではなく、多様な存在と、自分らしく表現することがあたりまえのことなのだと伝えるため「とても素敵-あたりまえでしょ」(IT’S SOLIT!-Duh!)というコンセプトを立てました。 今回、時代をつくるコレクションの舞台だからこそ、私たちが求める多様な人も地球環境も配慮されたオールインクルーシブな社会のあり方とファッションの姿を伝えることが必要だと考え、SOLITはDE&Iを考慮しながら作り上げたチームとアイテムと共に、世界の舞台でコレクションを発表しました。 ランウェイ動画、公開 私たちのショーはVancouver Fashion WeekのYoutubeに3:58くらいから開始されます。是非ご覧ください! 詳しくは特設ページへ 私たちの挑戦についての詳しい情報は、「RUNWAY」ページをご覧ください! RUNWAY
Friday 17 - Sunday 19 May!SHOWROOM - exhibition...
Event information is being updated as needed(Updated:2024/03/14 10:30) This year, the VFW concept is "diversity". Because this is the stage for a collection that creates an era, we will use...
Friday 17 - Sunday 19 May!SHOWROOM - exhibition...
Event information is being updated as needed(Updated:2024/03/14 10:30) This year, the VFW concept is "diversity". Because this is the stage for a collection that creates an era, we will use...
Tuesday 14 - Thursday 16 May!Fashion Values Soc...
On Tuesday 23 April 2024, SOLIT! will be on the runway at Vancouver Fashion Week (VFW) in Vancouver (Canada), a city of great cultural diversity. More information about our VFW...
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On Tuesday 23 April 2024, SOLIT! will be on the runway at Vancouver Fashion Week (VFW) in Vancouver (Canada), a city of great cultural diversity. More information about our VFW...