渋谷の街が目指す社会像とSOLITの目指したい社会/INTERVIEW

渋谷の街が目指す社会像とSOLITの目指したい社会/INTERVIEW

このJOURNALでは、SOLITのバンクーバーファッションコレクションの挑戦に、共に立ち上がろうとしてくださっている企業が、どうして協力すると決めてくださったのか、その背景にある想いをインタビュー形式でまとめています。

 

ぜひ読んでくださった皆さんも、ともに立ち上がる仲間になっていただけたら嬉しいです。

今回は第3弾、東急株式会社 ビル運用事業部 事業推進第三グループ 価値創造担当の髙橋和也さんのインタビューです。

今回のインタビューを受けてくれた方:

東急株式会社 ビル運用事業部 事業推進第三グループ 価値創造担当の髙橋和也さん

ファッションコレクションから帰国後、日本での初お披露目の会場として「渋谷ヒカリエ 8/COURT」を特別協賛頂けることになりました。

 

SOLITのバンクーバーファッションコレクションについて

協賛企業一覧はこちら

 

バンクーバーファッションウィークへの挑戦をサポートしてくださることになったきっかけを教えてください。

東急歌舞伎町タワーの運営担当者からSOLIT代表の田中さんのご紹介を受けたことが、SOLITを知ったきっかけです。凱旋イベントの会場となる予定の渋谷ヒカリエ8階 Creative Space 8/(はち)は、Fashion Week Tokyoをはじめとするファッションイベントが開催されるだけでなく、「超福祉の学校」などインクルーシブを考えるイベントでもご利用頂いております。SOLITはファッション性、インクルーシブなデザイン性を併せ持つ稀有な存在と感じ、日本での帰国後初のイベントを実施される御意向を伺う中で、ぜひ8/を会場として利用いただきたいと思い、ご提案いたしました。

帰国後初の国内イベント会場:Creative Space 8/(はち)

渋谷ヒカリエ8Fの会場。グリーンのカーペットにカラフルな椅子が置かれている 

SOLITのどのような部分に共感してくださっているのでしょうか。

「誰もどれも取り残さない、オール・インクルーシブな社会の実現」というSOLITのビジョンは、渋谷の街が目指す社会像に一致しており、非常に共感しています。

東急株式会社の実現したい社会とは

東急グループでは、グループスローガンとして「美しい時代へ」を掲げています。我々が求める「美しさ」とは、人、社会、自然が調和した中で、国を超え時代を超え、一人ひとりの心に深い感動を呼び起こすありようのことです。

洗練され、質が高く、健康的で、人の心を打つ「美しい生活環境の創造」を自らの事業目的とし、その実現に全力で取り組んでいます。そして優しさと思いやりにあふれた「調和ある社会」の中で、一人ひとりが自分らしく生き、幸せを実感できるよう、お役に立ちたいと考えています。 

また、2050年に向けた長期経営構想において、積極的に取り組むテーマとして、人生100年時代の安心・安全と、自分らしい生き方を実現できる街づくりを行うウェルビーイング関連事業、ならびに自然や文化を守り、人・自然・社会が調和した“豊かさ”を実感できる街づくりソーシャルハーモニー関連事業の2つの軸を掲げて取り組むことで、当グループならではの社会価値提供による “世界が憧れる街づくり” の実現を目指してまいります。

補聴器をつけるモデルがスマホを見ながら他のモデルに語りかける

現在、より良い社会の実現に向けて、取り組んでいることや注力していることを教えてください。

東急グループとしては、日本初となる全路線の実質再エネ電力100%運行をはじめ、各事業で様々な取り組みを実施しております。特にCreative Space 8/としては、障害の有無にかかわらず共に学び生きる共生社会の実現を目指すフォーラムイベントの“超福祉の学校”や、ゼロウェイスト活動家たちが地域コミュニティを盛り上げながら持続的な社会を目指してサーキュラーエコノミーに取り組む“530week”、死をタブー視することなく今をどうよりよく生きるか、生と死のウェルビーイングを考える “DEATHフェス”など、さまざまな発想やクリエイションに共感しプレーヤーと連携を強めることで社会にインパクトを生み出すことを意図した場の編集・場づくりに挑戦しています。

障害の有無にかかわらず共に学び生きる共生社会の実現を目指すフォーラムイベント
超福祉の学校

ゼロウェイスト活動家たちが地域コミュニティを盛り上げながら持続的な社会を目指してサーキュラーエコノミーに取り組む
530week

死をタブー視することなく今をどうよりよく生きるか、生と死のウェルビーイングを考える
DEATHフェス

より良い社会の実現に向けて、課題と感じる部分はありますか。

社会を良くする取り組みについて、より多くの方に知って頂くためにはどうすればよいか、といった適切な情報の届け方が難しいと感じています。また良い取り組みを実現するためにどうマネタイズするのか、誰かが我慢してしまう状況にならないよう試行錯誤している状況です。

多様なモデルが円になって対話をしている様子

最後にJOURNALをみてくれている方に一言お願いします。

バンクーバーファッションウィーク、そしてその後の国内初イベントをきっかけに、多くの方にSOLITを知ってもらいたいです。そして、インクルーシブな社会づくりをけん引するトップランナーとして活躍頂きたいです。

 SOLITの取組みを少しでも面白いと感じられた方は、ぜひ渋谷ヒカリエ8/での凱旋イベントへ足を運んで頂けたら嬉しいです。その場で、その魅力を是非体験してください。

 

東急株式会社  ビル運用事業部 事業推進第三グループ 価値創造担当について

交通事業、不動産事業、生活サービス事業をはじめ幅広い事業を展開。当課は不動産事業の中で渋谷駅周辺における再開発物件のイベントスペースや屋外空間の利活用を担当しております。 “多様な人々を惹きつける渋谷のまちづくり”を目指し、外部の方へのお貸出しだけでなく、主催イベントをはじめとしたさまざまな取り組みを実施しています。

URL:https://www.tokyu.co.jp/

Twitter:https://twitter.com/hikarie8

Instagram:https://www.instagram.com/hikarie8/

 

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