SOLITの活動は、直接的にプロダクトの素材から縫製そして形になるまでに関わる存在だけでなく、間接的に関わる存在も含め、多くのステークホルダー(利害関係者)によって成り立っています。その存在なくして、そしてその存在が健全に生き続ける持続性なくして、SOLITは存在し得ません。
私たちは、少しでも関わるステークホルダーを認識し、あるべき活動の意思決定ができるように、「ステークホルダーマップ」を制作しています。
SOLITのステークホルダーマップ
目の前の課題解決や価値創造だけに終始せず、物理的距離や時間的距離の離れた関係者を想像し、よりそれぞれが健全かつ相互にその存在を承認しあえる、目指すオールインクルーシブな未来を実現するための補助として「ステークホルダーマップ」を作成、常に更新し、意思決定の場に用いています。
以下が、2022年度末更新のSOLITのステークホルダーマップです。
(SOLIT STAKE HOLDER MAP updated:2022.12)
人間と、人間以外の行動者も
SOLITのステークホルダーマップは、左半面が人間、右半面が人間以外をマッピングされ、その関係は大まかに線対称に位置付けられています。また、全ての行動者が相互に繋がる存在であるため、その関係性は線でつなぐことはせず、関係する意味合い/カテゴリーごとに色で分けています。
- 生産とリサイクル:水色
- 研究・調査:チャコール
- 商品購入:黄色
- 業務提携・共同:ピンク
- 連携先:薄い青色
- 認定機関:紫色
- メディア:オレンジ
- 影響する環境課題:グレー
また、大まかに人数の多さや集合体なのか個なのかを理解しやすくするため、集合体には枠をつけて表現しています。
SOLITのプロダクトをご購入いただけた方、生産者、社員やインターン・プロボノ、株主や資金提供者、私たちが働く場の地域に暮らす方...多様な人の存在によって私たちは活動ができていることを、心から感謝しています。
参考:The actant mapping canvases
(https://uxdesign.cc/tools-for-environment-centered-designers-actant-mapping-canvas-a495df19750e)