JOURNAL

廃棄されるものは伝票のみ!新たな梱包材を導入しました
シングルユースの梱包材の見直しをしました 私たちSOLITは、自分のために丈や仕様などを自由に選択ができる反面、その選択肢に迷われる方がいます。そのため、不定期に開催する試着会や「おうちでSOLIT」というご自宅や施設でゆっくり試着ができるサービスを行っています。 おうちでSOLITはこちら そこで、プロダクトを往復郵送する機会が増えたことをきっかけに、シングルユースの梱包材の見直しをしました。 初期は、できる限り再生しやすい素材であることや、必要以上のプリントやテープを使わないように、段ボールの再利用をしていたものの、一度往復しただけで破損が見受けられたり、あまり回数を重ねることはできないことがわかりました。 服づくりスタジオ「桜三丁目」さんと出会い、見つけた送れるバック プロダクトも保護でき、繰り返し使える梱包材があれば、環境負荷をより最小限にできるのでは?と考えたものの、国外では多くの再利用可能な梱包材が生まれてるにも関わらず、日本ではほとんど作られていないことがわかりました。 自分たちで新たに作ることも考えたのですが、またこのために環境負荷やコスト面を捉えた際の新たなものを生み出すことへの違和感もあり、試行錯誤した時に出会ったのがテントを再活用した「送れるバッグ」です。 以前より、私たちSOLITが開発したプロダクトがより長く着続けてもらえるように、多様な人にも地球環境にも配慮されたオールインクルーシブな未来の実現に共感してくださるリペア・リメイクができる方を探していました。その中で、偶然instagramで拝見したのが「桜三丁目」さんです。 今回、廃テントを活用してリメイクされた「送れるバック」を以前作られていると伺い、SOLITの配送においても活用できないか相談させていただいたことからこの出会いは始まりました。 桜三丁目とは 服をつくりたい(着たい)人とつくる人とが入り乱れる服づくりスタジオ。 戦友となるような服をづくりを目指しながら、着つづけるためのリペア、リメイクも含めてものづくりとして取り組んでいます。 テントの廃材を使用した送れるバック この投稿をInstagramで見る 桜三丁目(@sakurasanchoume)がシェアした投稿 桜三丁目さんから: 私たちの仕事は、素材を服(やもの)に変えることなので、元が新しいものであるとか古いものであるとかはあまり気にしてません。元が服だったらリメイクやリペアになるし、生地だったら仕立てになるし、古いものだったらアップサイクルと呼ばれたりもします。笑 テントの送れるバッグは、元々は撥水加工の薄手の生地でつくってもらう予定でした。その生地選びがコストや機能面で難航していたタイミングで、たまたまテントの廃材が手に入り、色のかわいさもあるし、撥水や軽さ、丈夫さなどの機能面も合うとおもったので、テントの生地でつくりました。 環境にbetterな選択であるポイント そもそもSOLITの梱包方法ではビニールを使用せずテープも最小限の使用にとどめているものの、それでもこれまでは 2往復で1度段ボールを廃棄 2回目の使用時は段ボールが弱くなっているためにテープの利用が少し増えてしまう という状態でした。この新たな梱包材を導入することで、廃棄されるものは「伝票のみ」になっています。また、この梱包材は「入れる荷物の量に合わせて形が変わる」という優れもののため、無駄な空気は一切運ばないことにもつながります。 SOLITの思い 今回導入のためのリサーチをしてみて、「繰り返し使える梱包材」が国内ではほとんど生まれていないことが分かりました。通販で段ボールを使用する機会が増えて梱包材は使ったら捨てるのがスタンダートになっていますが、送り返したり循環していくようなものがもっと増えたらもっともっと環境にやさしいのではないかとおもいます。 まずはSOLITの取り組みとして取り入れられたことがうれしいですし、桜三丁目さんの温かいプロダクトを使わせていただけることもうれしいです!...
廃棄されるものは伝票のみ!新たな梱包材を導入しました
シングルユースの梱包材の見直しをしました 私たちSOLITは、自分のために丈や仕様などを自由に選択ができる反面、その選択肢に迷われる方がいます。そのため、不定期に開催する試着会や「おうちでSOLIT」というご自宅や施設でゆっくり試着ができるサービスを行っています。 おうちでSOLITはこちら そこで、プロダクトを往復郵送する機会が増えたことをきっかけに、シングルユースの梱包材の見直しをしました。 初期は、できる限り再生しやすい素材であることや、必要以上のプリントやテープを使わないように、段ボールの再利用をしていたものの、一度往復しただけで破損が見受けられたり、あまり回数を重ねることはできないことがわかりました。 服づくりスタジオ「桜三丁目」さんと出会い、見つけた送れるバック プロダクトも保護でき、繰り返し使える梱包材があれば、環境負荷をより最小限にできるのでは?と考えたものの、国外では多くの再利用可能な梱包材が生まれてるにも関わらず、日本ではほとんど作られていないことがわかりました。 自分たちで新たに作ることも考えたのですが、またこのために環境負荷やコスト面を捉えた際の新たなものを生み出すことへの違和感もあり、試行錯誤した時に出会ったのがテントを再活用した「送れるバッグ」です。 以前より、私たちSOLITが開発したプロダクトがより長く着続けてもらえるように、多様な人にも地球環境にも配慮されたオールインクルーシブな未来の実現に共感してくださるリペア・リメイクができる方を探していました。その中で、偶然instagramで拝見したのが「桜三丁目」さんです。 今回、廃テントを活用してリメイクされた「送れるバック」を以前作られていると伺い、SOLITの配送においても活用できないか相談させていただいたことからこの出会いは始まりました。 桜三丁目とは 服をつくりたい(着たい)人とつくる人とが入り乱れる服づくりスタジオ。 戦友となるような服をづくりを目指しながら、着つづけるためのリペア、リメイクも含めてものづくりとして取り組んでいます。 テントの廃材を使用した送れるバック この投稿をInstagramで見る 桜三丁目(@sakurasanchoume)がシェアした投稿 桜三丁目さんから: 私たちの仕事は、素材を服(やもの)に変えることなので、元が新しいものであるとか古いものであるとかはあまり気にしてません。元が服だったらリメイクやリペアになるし、生地だったら仕立てになるし、古いものだったらアップサイクルと呼ばれたりもします。笑 テントの送れるバッグは、元々は撥水加工の薄手の生地でつくってもらう予定でした。その生地選びがコストや機能面で難航していたタイミングで、たまたまテントの廃材が手に入り、色のかわいさもあるし、撥水や軽さ、丈夫さなどの機能面も合うとおもったので、テントの生地でつくりました。 環境にbetterな選択であるポイント そもそもSOLITの梱包方法ではビニールを使用せずテープも最小限の使用にとどめているものの、それでもこれまでは 2往復で1度段ボールを廃棄 2回目の使用時は段ボールが弱くなっているためにテープの利用が少し増えてしまう という状態でした。この新たな梱包材を導入することで、廃棄されるものは「伝票のみ」になっています。また、この梱包材は「入れる荷物の量に合わせて形が変わる」という優れもののため、無駄な空気は一切運ばないことにもつながります。 SOLITの思い 今回導入のためのリサーチをしてみて、「繰り返し使える梱包材」が国内ではほとんど生まれていないことが分かりました。通販で段ボールを使用する機会が増えて梱包材は使ったら捨てるのがスタンダートになっていますが、送り返したり循環していくようなものがもっと増えたらもっともっと環境にやさしいのではないかとおもいます。 まずはSOLITの取り組みとして取り入れられたことがうれしいですし、桜三丁目さんの温かいプロダクトを使わせていただけることもうれしいです!...

全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ、SOLITもともに
世界3大デザインアワードと称される「iF DESIGN AWARD」でも、世界中の審査員から評価されたSOLITのインクルーシブデザイン。 これまでのファッションブランド「SOLIT!」の開発で培ったダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)とサステナビリティの知識、人間を中心としたプロダクト開発の調査研究、そしてニーズ・イシュードリブンデザインによって、私たちは現在企業の新規事業開発や方針策定の伴走支援も行っています。 全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ 今回、2024年までのコミットメントとして、インクルーシブデザインが考慮された新商品の品番構成比率20%以上にすると掲げる「コクヨ株式会社」と協働することになりました。 コクヨのマテリアリティ コクヨは長期ビジョンに対して、「新しい働き方の提案」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「気候危機への対応」「循環型社会への貢献」「自然共生社会への貢献」の5つを重点課題としています。そしてなによりコクヨの強みは「共感共創」。これまでも共感によりサービスが生まれ、新しい価値を創造してきたことを携え、D&Iだけでなく、D&I&I(Innovation)を掲げ、タスクフォースが立ち上がりました。 私たちSOLITはそのタスクフォースのみなさんとともに、毎週顔を合わせて打ち合わせをし、組織体制・意思決定プロセス・企画開発フローをはじめとして、ただアウトプット1点の改善やリリースを目指すのではなく、会社としての「体質を変える」ことからご一緒しています。(そしてここまでの意思決定をされていること自体がとても素敵だなとおもっています!) みんなで、見えない世界とつながる D&Iを学び実践するにあたり、机上の空論とならず、実際に「体験をする」ということは大きく学びや言語化されていない「感覚」を掴むにはとてもいい機会になります。また、ともに事業/プロジェクト運営を行う仲間とともに視察をすることにより、目線合わせや共通言語をもつこと、そして事業推進・意思決定の効率化・チームビルディングに繋がります。 そこで今回私たちは、コクヨのD&Iタスクフォースチームのみなさんを一堂に集結していただき、 チームの多様性を気づき、相互理解を促すワークショップ 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されているゲストとの対話 見えない世界の体験 という大きく分けて3つの時間をともにしました。 最後には皆さん同士が「友達」になっていたことがとても嬉しくて、「ターゲット」のための開発ではなく、好きな「友達」のためにものをつくるという姿勢への変化が生まれたのは私たちも驚きでした。 複雑なものを、複雑なまま捉える 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されている方をお呼びし、それぞれから今どんな活動をされているのかを教えてもらった後、コクヨが「働く」「学ぶ」「暮らす」ということを主軸においている企業だからこそ、これまでの組織や働く場所として 「こうだったらよかったな」「ここはよかったな」と思うことはなにかという主題で対話が繰り広げられました。 見えない人、見える人、聴こえない人、聴こえる人、歩ける人、歩けない人、 歌が好きな人、人前で話すのが苦手な人、ジョークが好きな人、アイデアを出すのが苦手な人 文具にこだわりがある人、文具を懐かしいと感じる人... 今回は「ゲスト」としてお呼びした5人と、コクヨのタスクフォースのみなさんがともに時間を過ごす中で、それぞれ全く異なる存在であり「全くの一緒」ということはないのだということが徐々に感覚としてわかり始めた時、徐々にその関係性が「仲間」に変わり、「友達」に変わっていくことが外から見ていて伝わってきました。...
全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ、SOLITもともに
世界3大デザインアワードと称される「iF DESIGN AWARD」でも、世界中の審査員から評価されたSOLITのインクルーシブデザイン。 これまでのファッションブランド「SOLIT!」の開発で培ったダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)とサステナビリティの知識、人間を中心としたプロダクト開発の調査研究、そしてニーズ・イシュードリブンデザインによって、私たちは現在企業の新規事業開発や方針策定の伴走支援も行っています。 全社の意思決定としてD&I推進を決めたコクヨ 今回、2024年までのコミットメントとして、インクルーシブデザインが考慮された新商品の品番構成比率20%以上にすると掲げる「コクヨ株式会社」と協働することになりました。 コクヨのマテリアリティ コクヨは長期ビジョンに対して、「新しい働き方の提案」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「気候危機への対応」「循環型社会への貢献」「自然共生社会への貢献」の5つを重点課題としています。そしてなによりコクヨの強みは「共感共創」。これまでも共感によりサービスが生まれ、新しい価値を創造してきたことを携え、D&Iだけでなく、D&I&I(Innovation)を掲げ、タスクフォースが立ち上がりました。 私たちSOLITはそのタスクフォースのみなさんとともに、毎週顔を合わせて打ち合わせをし、組織体制・意思決定プロセス・企画開発フローをはじめとして、ただアウトプット1点の改善やリリースを目指すのではなく、会社としての「体質を変える」ことからご一緒しています。(そしてここまでの意思決定をされていること自体がとても素敵だなとおもっています!) みんなで、見えない世界とつながる D&Iを学び実践するにあたり、机上の空論とならず、実際に「体験をする」ということは大きく学びや言語化されていない「感覚」を掴むにはとてもいい機会になります。また、ともに事業/プロジェクト運営を行う仲間とともに視察をすることにより、目線合わせや共通言語をもつこと、そして事業推進・意思決定の効率化・チームビルディングに繋がります。 そこで今回私たちは、コクヨのD&Iタスクフォースチームのみなさんを一堂に集結していただき、 チームの多様性を気づき、相互理解を促すワークショップ 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されているゲストとの対話 見えない世界の体験 という大きく分けて3つの時間をともにしました。 最後には皆さん同士が「友達」になっていたことがとても嬉しくて、「ターゲット」のための開発ではなく、好きな「友達」のためにものをつくるという姿勢への変化が生まれたのは私たちも驚きでした。 複雑なものを、複雑なまま捉える 5名の見えない世界でそれぞれ好きな分野で活躍されている方をお呼びし、それぞれから今どんな活動をされているのかを教えてもらった後、コクヨが「働く」「学ぶ」「暮らす」ということを主軸においている企業だからこそ、これまでの組織や働く場所として 「こうだったらよかったな」「ここはよかったな」と思うことはなにかという主題で対話が繰り広げられました。 見えない人、見える人、聴こえない人、聴こえる人、歩ける人、歩けない人、 歌が好きな人、人前で話すのが苦手な人、ジョークが好きな人、アイデアを出すのが苦手な人 文具にこだわりがある人、文具を懐かしいと感じる人... 今回は「ゲスト」としてお呼びした5人と、コクヨのタスクフォースのみなさんがともに時間を過ごす中で、それぞれ全く異なる存在であり「全くの一緒」ということはないのだということが徐々に感覚としてわかり始めた時、徐々にその関係性が「仲間」に変わり、「友達」に変わっていくことが外から見ていて伝わってきました。...

障害の有無にかかわらず、誰もが着やすい応援ユニフォームを提供する『インクルーシブユニフォームプ...
私たちはかねてから掲げる「オール・インクルーシブ」な社会を目指し続ける意思を固くし、スポーツの選手が多様であることが当たり前になりつつある現代において、その応援ももっと多くの人が関われることをめざし、応援グッズのひとつである「ユニフォーム」を、誰もが着やすいインクルーシブなアイテムにするプランを開始しました。
障害の有無にかかわらず、誰もが着やすい応援ユニフォームを提供する『インクルーシブユニフォームプ...
私たちはかねてから掲げる「オール・インクルーシブ」な社会を目指し続ける意思を固くし、スポーツの選手が多様であることが当たり前になりつつある現代において、その応援ももっと多くの人が関われることをめざし、応援グッズのひとつである「ユニフォーム」を、誰もが着やすいインクルーシブなアイテムにするプランを開始しました。

岸和田リハビリテーション病院のリハビリウェア「odekake」を開発しました!
機能性を優先するあまり、リハビリウェアは日常とは違う場所で身につける“特殊な服“になってしまっているのではないだろうか——。 日々患者さんと接する岸和田リハビリテーション病院の医療・福祉従事者のみなさんだからこそ感じたその小さな違和感を、異分野の知見を掛け合わせて解決しようと作られた「新しいリハビリウェア odekake」。 1年の月日を経て、ついに商品が完成し、webサイトと動画が公開されました!
岸和田リハビリテーション病院のリハビリウェア「odekake」を開発しました!
機能性を優先するあまり、リハビリウェアは日常とは違う場所で身につける“特殊な服“になってしまっているのではないだろうか——。 日々患者さんと接する岸和田リハビリテーション病院の医療・福祉従事者のみなさんだからこそ感じたその小さな違和感を、異分野の知見を掛け合わせて解決しようと作られた「新しいリハビリウェア odekake」。 1年の月日を経て、ついに商品が完成し、webサイトと動画が公開されました!

IT’S ALL FOR YOU. わたしのためのファッション with 社会福祉法人槇の実会
こんにちは!SOLITインターンのチカです。「自分らしくファッションを楽しむ」その想いの実現のきっかけにSOLITがなれますように...という思いを込めて、今回新たにプロジェクトを発足しました。その名も、「IT’S ALL FOR YOU.」。私たちが「SOLIT」という名前を授かったその時、この「めちゃくちゃすてき」というスラングとなる言葉を分け隔てなく「あなた」のために伝えたいという思いをここに思う存分詰め込んだ企画です。
IT’S ALL FOR YOU. わたしのためのファッション with 社会福祉法人槇の実会
こんにちは!SOLITインターンのチカです。「自分らしくファッションを楽しむ」その想いの実現のきっかけにSOLITがなれますように...という思いを込めて、今回新たにプロジェクトを発足しました。その名も、「IT’S ALL FOR YOU.」。私たちが「SOLIT」という名前を授かったその時、この「めちゃくちゃすてき」というスラングとなる言葉を分け隔てなく「あなた」のために伝えたいという思いをここに思う存分詰め込んだ企画です。