DEI Studio 2026 問いから実践を生み出す、全5回の実践者コミュニティ

DEI Studio 2026 問いから実践を生み出す、全5回の実践者コミュニティ

目次

社会の中でDE&Iという言葉は広がりました。

しかし今、多くの実践者が感じているのは、
「次に何をすればいいのかわからない」
という壁です。

制度は整いつつある。
研修も増えた。
社内理解も以前より進んだ。

それでも、
本当に変化は起きているのでしょうか。

DEI Studioは、
企業・行政・デザイナー・研究者・NPOなど、
それぞれ異なる立場で挑戦している実践者が集まり、

毎回ひとつの問いを起点に、
社会の構造を読み解き、
自分たちの実践をアップデートしていく全5回のラーニング&アクションコミュニティです。

DEI Studioとは

ここは「答えを教わる講座」ではありません。

実践者同士が問いを持ち寄り、
異なる立場から議論し、
実践へ持ち帰る。
そんな少人数のスタジオです。

毎回、国内外で第一線を走るゲストを迎え、

  • レクチャー
  • 対話
  • ワーク
  • リフレクション

を繰り返しながら、「自分の現場では、何を変えられるだろうか。」という問いに向き合います。

なぜ今、DEI Studioなのか

日本ではDE&Iへの取り組みが広がっています。

しかし、その多くは制度整備や研修など、
「導入」の段階に留まっています。

次のステージに必要なのは、
誰かの成功事例を真似することではなく、
自分たちの現場で問い続ける力です。

DEI Studioでは、
障害、ジェンダー、インクルーシブデザイン、データ、ビジネスと人権など、
多様なテーマを横断しながら、これからの実践をともに考えます。

DEI Studioで得られる3つの価値

① 実践者同士の継続的なコミュニティ

一人では前に進めない課題や実践する中で生まれる迷いや葛藤を、業界や立場を越えて共有します。全5回で終わる関係ではなく、プログラム終了後も相談し、支え合える実践者同士のコミュニティを育てていきます。

② 第一線で活躍するゲストとの対話

毎回異なる専門家から、いま必要な視点を学びます。

③ 実践へ持ち帰るアクション

毎回、「自分の現場では何を変えるか」まで考え、自身の実践につなげます。

全5回プログラム

第1回 9月24日(木) 19時00分〜21時00分
Where do we stand? 多様性と自分の現在地を知る
― 私は、どこから社会を見ているのだろうか。

講師:田中美咲(PROJECT SOLIT代表)

参加者それぞれの経験や価値観、所属組織や社会の中での立場を共有し、多様性は「他人の話」ではなく「自分自身の話」であることを理解する【ワーク】
多様性、インターセクショナリティ、特権性、無意識のバイアスなど、DE&Iを考える上で必要となる基本的な概念や視点を整理するとともに、現在の社会や企業におけるDE&Iの潮流や課題を理解し、本プログラム全体で何を考え、何を実践につなげていくのかを共有する【座学】

第2回 10月7日(水) 18時45分20時45分
What do we see—and what do we miss? データから社会の構造を読み解く
― データを、どう読み解き、変化につなげられるのだろうか。

ゲストスピーカー:一力 知一(京都女子大学 データサイエンス学部 客員教授)

ジェンダーイクオリティをはじめとした社会課題を題材に、データをどのように分析し、構造的な不平等や課題を可視化できるのかを学ぶ【座学】
データやテクノロジーを活用し、DE&Iを企業や組織の中でどのように実装し、制度設計や意思決定へとつなげていくのかを議論する【ワーク】

第3回 10月22日(木)18時45分20時45分
Business and Human Rights ビジネスと人権はなぜ切り離せないのか
― 企業の責任は、どこまで及ぶのだろうか。

ゲストスピーカー:佐藤 暁子(弁護士)

DE&Iを社内制度だけの問題として捉えるのではなく、企業活動全体と社会との関係の中で捉え直し、ビジネスと人権の考え方を学ぶ【座学】
自社の事業やサプライチェーンを題材に、人権リスクや不平等構造を整理し、企業として果たすべき責任や実践について議論する【ワーク】

第4回 11月5日(木) 18時45分20時45分
Is DE&I really inclusive? DE&Iを批判的に問い直す
― 「インクルーシブ」とは、誰のためのものなのだろうか。

ゲストスピーカー:Liz Jackson(企業における障害インクルージョンを批判的に研究する独立研究者)

インクルーシブデザインや多様性の表象(Representation)などを題材に、DE&Iが制度化・形式化されることで何が起きるのか、「誰のためのインクルージョンなのか」を批判的な視点から問い直す【座学】
参加者自身の実践や組織で感じてきた違和感を共有し、本質的なインクルージョンとは何か、社会や組織を変える実践とは何かを議論する【ワーク】

第5回 11月19日(木) 18時45分20時45分
What does inclusive business really look like? 理念と現場、その間にある葛藤を考える
― 理想と現実の間で、何を選択するのだろうか。

講師:田中 美咲(PROJECT SOLIT代表)
※インクルーシブな事業づくりに取り組む企業の事例を扱い、その実践に関わる当事者・企業担当者にもご参加いただく予定です。

社会的にも注目されるインクルーシブな事業づくりの実践事例をケーススタディとして取り上げ、理念を掲げるだけでは見えてこない現場での葛藤や意思決定、当事者との協働のあり方について考える。【ケーススタディ】
さらに、その実践に関わる当事者や企業担当者との対話を交えながら、社会性と事業性を両立するために必要な視点や、自組織でどのように実践へつなげられるのかを参加者同士で議論する。【ワーク】

Optional Study Visit|希望者向け国内視察

DEI Studioでは、会議室の中でDE&Iを議論するだけでなく、実際の社会の中でインクルージョンがどのように実践されているのかを、現場から学ぶ機会として、希望者向けの国内視察を予定しています。

福祉、地域、空間づくり、事業などの実践現場を訪れ、制度や研修だけでは捉えきれないインクルージョンのあり方について考える機会とします。

  • 実施時期: 2026年11月予定
  • 参加方法: 希望者のみ
  • 参加費:別途参加費を予定しています
  • 視察先・日時・参加費・申込方法: 詳細決定後、参加者へご案内します

※国内視察への参加は、DEI Studio本編への参加条件ではありません。
※内容は、視察先との調整により変更または中止となる場合があります。

こんな方におすすめです

  • 企業・行政でDE&Iに携わっている方
  • インクルーシブデザインを実践している方
  • 新規事業・サービス開発に携わっている方
  • 組織変革に取り組んでいる方
  • 他社の実践者と継続的に議論したい方
  • 一緒に挑戦できる仲間を見つけたい方

開催概要

募集人数
約20名

最少催行人数
12名

日程
全5回開催(各回2時間)
※各回の開催日時は、プログラム詳細をご確認ください。

会場
QO株式会社
〒104-0031
東京都中央区京橋2丁目7−19

※本プログラムは対面での開催を予定しています。
※オンラインでの参加・配信の予定はありません。

参加者間のコミュニケーションについて
参加決定後、参加者専用のSlackへご招待します。

開催に関するご案内、事前課題の共有、参加者同士のコミュニケーションなどは、原則としてSlackを通じて行います。Slackへの参加が難しい事情がある場合は、応募時にご相談ください。

参加費

Studio Fellow(2名募集)

DEI Studioでは、通常参加に加え、Studio Fellowを2名募集します。

Studio Fellowとは、参加者として学びながら、コミュニティづくりやプログラムの発展にも貢献するメンバーです。

DEI Studioでは、一人ひとりが持つ当事者性や専門性、経験を、学びだけに留めるのではなく、参加者同士や講師との対話をより豊かにする力として活かしたいと考えています。

そのためStudio Fellowには、通常参加者として学ぶことに加え、自身の視点や経験を積極的に共有し、運営チームとともにプログラムをより良いものへ育てていく役割を担っていただきます。

主な役割

  • 全5回への参加
  • 各回テーマ・問いへのフィードバック
  • 「こんな問いも扱いたい」「講師に聞いてみたい」といった企画へのインプット
  • 当日の簡単な運営サポート
  • セッションレポート・記事作成への協力

こんな方を歓迎します

  • DE&Iについて主体的に学びたい方
  • ご自身の当事者性・専門性・経験をコミュニティへ還元したい方
  • 講師や参加者との対話をより豊かなものにしたい方
  • 学ぶだけでなく、DEI Studioを一緒につくっていきたい方

応募方法

本プログラムは、応募内容を確認したうえで参加者を決定します。
これは、応募者の優劣を判断するためのものではありません。

DEI Studioは、約20名の少人数で、参加者がそれぞれの経験や課題を持ち寄り、継続的に対話しながら学ぶプログラムです。そのため、参加される方の実践領域や課題意識、プログラムへの期待などを確認し、参加者同士が互いに学び合える場を構成することを目的としています。

応募者多数の場合は、応募内容に加え、業種、所属、役割、取り組んでいるテーマなど、参加者全体のバランスを踏まえて参加者を決定します。ご応募いただいた時点では、参加確定とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

情報保障・参加にあたっての配慮

参加にあたり、必要な情報保障や合理的配慮、その他のサポートがある場合は、応募フォームにご記入ください。可能な範囲で調整を行います。ご記入いただいた内容が、参加者決定の判断に不利に影響することはありません。

応募フォーム

以下の応募フォームに必要事項をご記入のうえ、ご応募ください。

 

DEI Studio 2026 参加応募フォーム

 

応募締切
2026年8月30日(日)23:59

参加可否のご連絡
2026年9月2日(水)予定

応募時にご登録いただいたメールアドレスへ、参加可否をご連絡します。

参加費のお支払い期限
2026年9月9日(水)

参加が決定した方には、参加費のお支払い方法を別途ご案内します。
所定の方法で、期限までに、お手続きをお願いいたします。

お支払い方法について

参加が決定した方には、ご希望のお支払い方法に応じてご案内いたします。

以下のいずれかをお選びいただけます。

  • Peatixによるオンライン決済
  • 請求書発行後の銀行振込

※Peatixでは、購入履歴から「領収データ(受領書)」をダウンロードでき、宛名・但し書きの編集も可能です。詳細は、Peatix「領収データ(受領書)」について をご確認ください。
※法人・個人を問わず、いずれのお支払い方法もお選びいただけます。

キャンセル・返金について

 参加費のお支払い後に、参加者のご都合によりキャンセルされる場合、原則として参加費の返金は行いません。

また、本プログラムは全5回を通じた継続的な対話と関係構築を重視しているため、参加権利の譲渡や代理参加は原則としてお受けしていません。

主催者側の都合によりプログラム全体を中止する場合の対応については、対象者へ個別にご案内します。

※応募前に、全5回の日程をご確認のうえお申し込みください。
※やむを得ない事情により一部の回を欠席する可能性がある場合は、応募時にご相談ください。

講師・ゲストスピーカー・ファシリテーター

講師

田中 美咲(たなか みさき)
PROJECT SOLIT 代表

東日本大震災をきっかけとして福島県における県外避難者向けの情報支援事業を責任担当。2013年「防災をアップデートする」をモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立、2020年に事業継承済。2018年2月より社会課題解決に特化した企画・デザイン会社である株式会社morning after cutting my hair創設。2020年にはインクルーシブデザインを基軸としたファッションサービスをはじめ、国内外の企業の伴走支援を行うSOLITを創設。自然災害・気候変動・人権やDE&Iの研究と実践を行う連続社会起業家、ソーシャルデザイナー。単著「非常識なやさしさをまとう」出版(ライフサイエンス出版)

ゲストスピーカー

一力 知一(いちりき ともかず)
京都女子大学 データサイエンス学部 客員教授

パナソニック コネクトのエバンジェリストとして、サプライチェーン領域のDXと製造・物流の現場変革を推進。京都女子大学 データサイエンス学部 客員教授として、AIやデータに潜むジェンダーバイアスをテーマにした教育・人材育成に加え、社会人の学び直しとキャリア形成を支援するリカレント教育にも携わる。「障がいのある方が自立できる社会をつくる」という思いから特例子会社の役員を約4年間歴任し、障がいのある息子を持つ父親として当事者と家族の課題にも向き合う。デザイン会社「アーキテクトタイタン」のソーシャルデザイン領域のエグゼクティブアドバイザーも務め、企業、大学、デザイン、家族の視点から、誰もが能力を発揮できる社会の実現に取り組んでいる。

佐藤 暁子(さとう あきこ)
弁護士

開発分野に対する関心を深めるきっかけとなったカンボジア滞在と、その後、弁護士として取り組んだ精神障害者の人権やNGOとしての国内外の人権課題に関する政策提言といった経験をもとに、現在は「ビジネスと人権」に注力する。人権の考え方を軸とした、社会をより持続可能にするための事業活動のあり方やそれを可能にする制度設計について、タイ・バンコクを拠点に、国連、NGO、弁護士という異なる視点を組み合わせながら取り組む。同じ問題意識を持つ仲間と2020年、Social Connection for Human Rightsを設立。共著「人権デュー・ディリジェンスの実務」きんざい・2023年。BUSINESS LAWYERS AWARD 2025「ビジネスと人権部門」受賞。

Liz Jackson(リズ ジャクソン)
企業における障害インクルージョンを批判的に研究する独立研究者

障害当事者が主体となるセルフアドボカシー団体「The Disabled List」の創設者。障害当事者ならではの知や視点をデザイン教育やデザイン実践に取り入れることで、デザイン分野における新たな機会の創出に取り組んでいる。

ファシリテーター

石井 健介(いしい けんすけ)
ブラインドコミュニケーター

1979年生まれ。文化服装学院卒業。アパレルやインテリア業界を経てフリーランスの営業・PRとして活動。2016年の4月、一夜にして失明。2021年より見える世界と見えない世界をつなぐ仲介者、ブラインド・コミュニケーターとしての活動をスタート。ワークショップや企業研修プログラムの開発・ファシリテーターや講演、企業と協業したインクルーシブデザイン製品の開発、映画や舞台演劇作品のオーディオディスクリプション制作などに関わっている。パーソナリティを務めたTBS Podcast「見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ」は第五回Japan Podcast Awardノミネート。著書に「見えない世界で見えてきたこと」(光文社)がある。毎日新聞主催「ビジョンコンソーシアム」 アドバイザー。一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事。https://kensukeishii.com/

 

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