SOLIT2周年「SHAKE YOUR SELF AWAKE」 / イベントレポート

SOLIT2周年「SHAKE YOUR SELF AWAKE」 / イベントレポート

目次

こんにちは!2022年7月からSOLITインターンをしている、きみかです。

私たちは、2022年9月15日に2周年を迎え、それを記念し9月17日にSOLIT2周年記念イベント「SHAKE YOURSELF AWAKE」開催しました!

イベントにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。

今回のテーマでもある「SHAKE YOURSELF AWAKE(自分を奮い立たせよう)」の通り、楽しいだけでなく、学びにもなる空間になっていたら嬉しいです。

イベントに参加できなかった方にもイベントの雰囲気を伝えられたらと思い、今回のJOURNALを書いています。是非ご覧ください!

 インターンのきみか、笑顔でイベントに参加

カワイイだけじゃない、Tシャツの価値観が変わる「Aurora Tee」

SOLIT2周年を記念して、ひとりひとり、異なる輝きを秘めるオーガニックコットン100%のTシャツ「Aurora Tee」を初お披露目しました。その場で購入してそのまま着て帰られる方がいらっしゃるほど。

多くの来場してくださった皆さんが、その着心地だけでなく、プロダクトが生まれた背景やオーロラに輝くリフレクターの機能性に驚かれていました!(プロダクトに関しての詳しい情報はこちら:https://solit-japan.com/blogs/journal/aurora-tee )

SOLITのAurora Teeを着る。リフレクターがオーロラに輝く

(インターンあつきがヒヤシンスブルーのAurora Teeを着ている後ろ姿)

普段、私は「見た目の好み」でTシャツを見ていました。しかし、この「Aurora Tee」はそんなT-シャツに対する価値観を変えてくれました。

オーロラに輝くことで可愛さがありつつ、遊び心もくすぐられる。さらに、当事者課題に応えた機能性を持っていて、プロダクトを多様な視点で見つめ直すきっかけとなりました。

スマートフォンのカメラでフラッシュを当てながら撮影をすると、明るい昼間でもオーロラ色に光る様子が伺えます。(参加された皆さんとともに、わたしも写真を撮って楽しみました。笑)

 

ファッションの課題を皆さんと考えられた学びの時間

今回初めて取り入れた「LEARNING TIME」。現代のファッション産業の環境・人権に関する課題を学び、その課題に対してSOLITはどのように取り組んでいるのかをお伝えするプログラムです。

ただ服を見た目や価格だけで判断するのではなく、その背景にある課題や意味合いを知り、共に対話をすることで新たな服との出会いを紡げたらと思い企画をしました。

SOLITのLEARNING TIMEはファッションの社会課題を学ぶ機会に

(筆者(きみか)がお客様へSOLITの活動紹介をしている場面)

その場に参加された皆さんの中には、SOLITを初めて知った方もいらっしゃったり、私たちの話に興味を持って聞いて下さる姿勢にやりがいを感じました。私もSOLITについてより知ってもらいたいと思い、予定にはないことをつい色々と喋ってしまいました…。

またこのLEARNING TIMEの中で、皆さんと「オールインクルーシブとは何か」について共有したいと思い、あらかじめ用意しておいたボードにそれぞれの想いを書き込んでもらいました。

私は「隅々にまで目を向け、同じ立場に立つことから始めたい!」と書きました。

ボードにどんな未来をもとめるか書く筆者

(筆者(きみか)がボードに書き込む様子)

その他にも「もっと自由に、自分も相手もみんなも大切にしたい!」などなど。多様な意見が集まり、ことわざにある「十人十色」とは、このことか!と思いました。私では考えつかなかった、新たな価値観を知ることが出来ました。

これがきっかけとなって、この場に参加してくださった多くのお客様がSOLITの目指す「オールインクルーシブな社会」の共創者になっていただければ嬉しいと思います。

 

服の価値を蘇らせるプロジェクト「Awake」

SOLITでは「必要な人に、必要なものを、必要な分だけ」というモットーのもと、ご注文を頂いてから生産を開始しています。しかし、改良のために現在販売しているプロダクトとは型やサイズが変わったものなど、商品としてお届けできず倉庫に眠っているアイテムがあります。

私たちはそういった、誰かに「着られる」べくして生まれ「服」としての価値がある商品をこのままにせず、これらをありのままで素敵!と思ってくださる方と出会って欲しいという想いで、プロジェクト「Awake」として販売しています。

Awake品の写真

(プロジェクトAwakeの展示の様子)

その中の1つに、タグが少し見えにくくなっているものがあります。それをお見せしたところ、お客様からは「これだけで通常は販売できないのか」という驚きの声がありました。

このプロジェクトを通して、私自身も「まだまだ着られるのに!!」というアイテム一つ一つを大切にしたい想いが強くなりました。また、どれだけ多くの服が捨てられているのだろうと考えると、ファッション業界の深刻な課題に真剣に取り組んでいく重要性を再認識しました。

 

お客様とデザインから創り上げる開発段階のバッグ

現在開発段階のバックがあります。「land dawn under」と共同しデザインを作り、そして製造は「就労継続支援B型事業所 nui」が担当されます。このバックの開発に、より多くのお客様の意見を反映できるよう、皆さんが気軽にバックの使い心地やデザインをコメントできる場をご用意しました。

開発段階のバックを指さす女性

(開発段階のバッグに皆さんの意見を付箋に書いて貼っている場面)

このコンテンツを通してSOLITが実践している「インクルーシブデザイン」というものを、皆さんに体験していただけたのではないかと思います。自分のフィードバックが生かされたプロダクトがお披露目されるのが、私もSOLITのいちファンとして楽しみです。

 

みなさんがくつろげる空間づくりへのこだわり

SOLIT 2周年イベントに参加する人たち

(会場にはたくさんの様々な形をした椅子があり、ゆっくり話せる)

今回のイベントで特に印象的であったのは、会話をする中でどうゆう思いでSOLITに参加しているのか聞いて下さることが多かったことです。普段家でのんびり生活しているだけでは声にすることのない私の思いや、他の人の持っている価値観を聞くことが出来る場でした。

椅子に座って話す人たち

(じっくりみたり、相談しながら試着をしたり...)

対面で顔や仕草を見ながら話すからこそ、相手の目に映る感情的な部分を感じたり、私もありのままを出すことが出来ました。今回のイベントがきっかけで、私の中でコロナ禍を理由に忘れかけていた人との交流の大切さが、Awake(目覚める)しました。

これから、私たちと皆さんが直接触れ合うことの出来るのが試着会です。そのため、私は試着会の空間をより大切にしていきたいと思いました。

SOLITについて知ることが出来るだけでなく、誰にとっても心地よく、そして人それぞれの価値観を共有出来る、SOLIT!(めっちゃいいじゃん!)な空間にしていきます。これからのSOLITの更なる成長に期待していて頂きたいです。

 

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