SOLITの「サステナビリティ」と「インクルーシブ」

私たちは、多様な人も、そして動植物や地球をも含めた「誰も」「どれも」取り残さない社会の実現のために日々活動しています。

より私たちの取り組みについて知っていただけるように、私たちの考える「サステナビリティ」と「インクルーシブ」についてご紹介します。

まだまだ道半ば、そして改善とアップデートをし続けることが大前提ではありますが、ぜひ一緒に取り組んで行けたら嬉しいです!


SOLITの5つのサステナビリティ

1. NO MORE WASTE
不必要なものを生み出さない

  • 商品を購入して持ち帰れば捨ててしまうだけの下げ札や、着用に必要のないタグなどを排除しています。
  • 必要とされた分だけ受注生産をすることによって生産ロスを生みません。

 

2. LONG-LIFE PRODUCT
商品寿命の長期化

  • セミオーダーで身体に合うものを選んでいただくので、購入したけれど合わなかったから廃棄する...ということを極力少なくしています。
  • 一着一着、耐久性のある素材を活用することでより長く使っていただけます。

3. RECYCLING・REPURPOSING
リサイクルと再価値化

  • リサイクル段ボールでの配送をし、梱包にビニールやプラスチックを使いません。
  • 輸送効率を高めるため、余分な空間を作らずぴったりサイズの箱で配送をします。
  • 商品の保護には、工場において未使用なのにもかかわらず廃棄となってしまう「残布」を再活用しています。

 

4. HUMAN RIGHTS
人権保護

  • 労働賃金や時間・年齢・衛生環境といった面での最低水準のクリアと、きちんと配慮と管理がなされているのかというヒアリングを通じ、人権が守られていることが担保されている工場にのみ依頼をしています。
  • 開発においても、当事者・プロボノ・専門家など、関わってくださるステークホルダーそれぞれの働きやすさ、関わりやすさと安全性を担保するように配慮をしています。

 

5. BEYOND RULES
既存のルールの捉え直し

  • 従来の美・消費の定義を常に捉え直し、共に問い、ジェンダーレス、タイムレスなデザインや、多様な体型をも包括する選択肢であれるように努める。
  • ボタンはここにあるべき、縫い目はこうあるべきといった既存のファッションやデザインのルールを超えて、ニーズドリブンな製作を実施する。

なぜSOLITが「サステナビリティ」に配慮するのか

私たちの暮らしに身近なファッション業界には、着る人々の気持ちを明るくしたり、日常を照らしたり、選ぶ楽しみや機能的価値をもたらしたりと、とてもたくさんの「光」がある一方で、「影」ともいうべき数多くの課題も存在しています。


ファッション業界における課題は、「生産・労働・輸送・廃棄」全てにおいて存在していると、私たちSOLITのメンバーは考えています。ただし、それらはすべて「変えていくことができる」ものであり、これからのファッション業界が変わっていくべき指針ともなる、希望でもあると思っています。


生産・労働


生産、労働に関しては、
2013年に多くの犠牲者を出したラナプラザの悲劇*はご存知の方も多いと思います。製造過程にある強制労働、児童労働、低賃金と長時間労働、パワーハラスメントなどの問題と、多岐にわたって課題が顕在化しました。

*2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊で複数の縫製工場が入った複合ビルが崩落し、死者1138人、負傷者2500人以上を出した事故

 

生産・廃棄

生産と廃棄についても、現在衣服の作っている量が増加しても、売れた量はほぼ一定である過剰生産の現状が続いています。増加する在庫・廃棄衣料のうち13%しか再利用されていない現実も上の表からわかります。


生産・輸送

 

生産と輸送においては、私たちが普段目の前にする衣服からは想像もできないような事実があります。

  • 繊維製品の生産には年間約930億立方m3の水を使用している
    (オリンピックの水泳プール3700万杯分の水)
  • 生産時や洗濯の際などに約50万tのマイクロファイバーが海洋に投棄されている
  • 衣類の購入と使用に関係するCO2排出量は世界のCO2排出量の約3%といわれている(21億t排出)


耳にしたことのあるものから気付きづらいものまで、調べれば調べるほど課題は多く見つかります。

私たちSOLITとして、今できるサステナビリティに配慮した取り組みをおこなうことは、これからのファッション業界・ものづくりをする立場になる者として「やらない選択肢はない」というようなものばかりです。



まだまだ、配慮すべき点や取り組むべきことは多くありますが、「今私たちにできること」の最大限を積み重ねていくことで、少しずつサステナブルな未来や世界を目指していくことができればと思っています。

 

私たちだけで実現できることは、きっと本当に小さなものばかりです。

だからこそSOLITを知ってくださったみなさまにもぜひ、お力を貸していただければ嬉しいです。

 

多様な人も、動植物も、地球も。すべてを受け入れるための、SOLITの「インクルーシブ」について


だれも取り残さない、どれも取りこぼさない。

人だって、自然だって、動物だって。

「違い」もありのままに受け入れ、健全に共存できる社会をつくること。



このWEBサイトにも書かせていただいている通り、そんな社会をビジネスの面でも実現していくことが、私たち「SOLIT」の野望です。

私たちが「All inclusive(オール・インクルーシブ)」と呼ぶそんな世界を実現するために、このJournalでご紹介した「5つのサステナビリティ」への配慮はもちろん、「インクルーシブ」の観点からも商品開発には配慮をしています。

サステナビリティと同じく、すべてを受け入れる「インクルーシブ」という考え方も、すぐに理想の状態を実現できるものではありません。開発するごとに各課題の当事者の声を聞き、仲間になってもらって共に企画開発をおこない、少しずつ商品パターンを増やし、包括可能なスタイルを増やしていこうと考えています。

SOLITでは以下の思想を根幹に置き、すべての製造をおこなっていきます。



「サステナビリティ」と、「インクルーシブ」。

それぞれ大きな未来へ向けた言葉のようですが、未来を作るための行動はいつだって目の前の一歩一歩だと私たちは思います。

まだまだ始まったばかりのSOLITの歩みですが、いつだって真ん中にはこれらの思想を置くことを忘れず、一歩ずつ進んでいければと思います。